いま、キャンプがとても人気で、キャンプ場はいつも賑わっています。私も遠くの山に登山する際、キャンプ場で夜を過ごせるようテントを車に積んででかけます。ヒロシ(お笑いタレント)のソロキャンプなどをTVでみると、とても楽しそうです。いつも他人に合わせる生活を強いられるヒロシには、自分で考え計画し活動できる「ひとりぼっちのキャンプ」はとても貴重で大切な時間なのだとおもいます。
私の場合、いつもひとりぼっちで行動しなければならないので、キャンプの持つ意味はヒロシとは違います。私の場合、キャンプと言うより,キャンプ場を利用した「野宿」とも言うべきものです。キャンプ場で過ごすことが目的ではないので、朝早く起きてそそくさと登山に出かけます。
「野宿」とは言っても、今は、どこにでもテントを張れる時代ではありません。場所によっては不審がられてしまいます。このため、遠くに行く場合、まず、キャンプ場を探します。目的地近くにキャンプ場がない場合は、「本物の野宿」になりますが、私有地にテントを張ることもできないので、大きな駐車場など公共の場所をさがします。
夏期間は,どこのキャンプ場も賑やかです。それも夜遅くまで賑やかなことも多いので、このような時はキャンプ場を避けるようにしています。先日、新潟県に登山に出かけた時には、キャンプ場にテントを張りました。今の時期、朝方の冷え込みが激しくキャンプ場を利用する人はいません。夜のなると森の深い闇の中でフクロウが盛んに鳴いていました。フクロウの鳴き声を聞くのは久しぶりです。フクロウも恋の季節なのですね。私が子供の頃は、夜の「漆黒の闇と静寂」を日常的に経験しました。闇や静寂を経験することなく育っている今の子供達には、この「闇と静寂」は不安や恐怖をよびおこすかも知れないですね。でも、「人間は闇の中で生きている」ということを体験させることはとても大切なことだとおもいます。
写真は、新潟県の日本海の「笹川流れ」という景勝地です。新潟県村上市の海岸線を走る国道345号線では綺麗な日本海の風景を見ることができます。この国道は「日本海夕日ライン」とも呼ばれ日本海に沈む夕日が綺麗で人気があります。夕日を撮ろうと思ったのですが、あいにくの天気で綺麗な夕日は撮れませんでした。
(写真:笹川流れ:新潟県村上市:4月19日撮影)
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