自分でも言うのもおこがましいのですが、私は、けっこう優秀な(?)「主夫」だと思っています。ほとんどすべての料理を手作りで、レシピを見ればどんな料理でもできると自負(?)しています。もちろん、スーパーにも頻繁に買い物に行くことになります。
最近、スーパーで電卓をたたきながら買い物をするお客さんが目に付くようになりました。厳しい家計の人が多くなってきているのかなとおもいます。食料品でも,一旦値上がりすると値段がなかなか下がらない傾向にあります。ひとり分の食事しか作らない私でも、安い品を求めていろいろなスーパーを巡っていますが、家族を抱えた家計は、ほんとうに大変だろうとおもいます。
苦しい家計を緩和する一つが手作り食事です。手作りがいかに経済的かはすぐ分かります。例えば、ポテトサラダなどの惣菜価格に含まれる食材費は,おそらく値段の1/4~1/3でしょう。サラダなどは短時間で簡単につくれます。食事つくりも慣れてくると調理時間はあまりかかりません。私の場合、3つのコンロを同時にフル稼働します。料理は時間があいたときにつくり保存しておきます。朝食などは保存しておいたものを温めるだけです。家族がいた頃、天ぷらやコロッケなどの揚げ物も手作りでしたが、ひとり生活になってからは購入していました。でも、最近の惣菜類価格をみて揚げ物も手作りするようになりました。
最近のスーパーでは、惣菜コーナーや弁当コーナーが拡大し充実してきているような印象を受けます。煮物や焼き魚まで売っています。惣菜の需要が増えているのだろうとおもいます。需要が増えている理由は、①共働き家庭が多くなった。②ひとり暮らしの家庭が多くなったことなどが考えられます。まれに惣菜を購入することがありますが、正直言って、誰の口にもあう一般的な作り方と味付けで、家庭でも作れるものです。
食事は直接的に健康に反映します。健康を害してから食事を見直そうとしても,急に食事を作れるようにはなれません。おいしい料理を作るには、めんどうな調理技術を身につけなければなりませんが、簡単に身につくものではありません。身体が健康な状態のあるときに、料理技術を身に着けておけば健康を害した時にもすぐに対応できると思うのです。
(写真:山形の秋 ⑤荒川:小国町:飯豊連峰のふもとを流れる荒川は、日本海にそそぐ大きくて綺麗な川です。最後に掲載した山の写真をご覧ください。日本海側の多雪地帯の山は、深い「ひだ」があり細い尾根の岩山になっていることがあります。雪で浸食を受けた地形です。細い尾根は黒っぽくみえます。植物にとってこの狭い尾根は生活環境が厳しく、ゴヨウマツなど貧栄養に耐え乾燥に強い樹木しか自生できないのです。飯豊連峰は花こう岩でできています。おそらく写真の岩山も花こう岩でしょう。花こう岩からできた土壌は植物にとって栄養の乏しいものです。)
←ほんとうにそう思います。僕も始めるか・・まず台所を片づけないと(笑)
葉羽
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