2月13日土曜日。
本日、遠方から多くの方にお越し頂き、様々な意見を頂きました。本当にありがとうございました。
皆さんに絵の物語をつくっていただいているような、多様な意見のなかに共通の光のようなものを一緒に見つけられたような、そんな気がしておりました。頂いた感想のメモの一部をご紹介いたします。
「人それぞれだろうが、はじまりのはじまりというタイトルは、新しい時代の始まりか。あなたの絵。行動に移す始まりなんだろうと自分では思った。リモートでは一面しか分からない。人は多面的で立体である。心も立体である。が、それでは今はだめなんだよな。自分もリモートをはじめるか。やはり嫌なんだよな。本物がいい。」
「何十年かぶりにこの美術館に足を踏み入れた。若い頃、丸木美術館でジュースを飲んでいたら、位里さんに、「そういうのは飲んじゃいけない。それは毒だ。偽物だ」とたしなめられた。徹底してるのだなぁと思った。」
「「春」の少女が好き。手足が大きい。水も好き。近くで見るとすごい荒くて、大丈夫かって思うくらいだ。が、遠くから見たとき、すごく綺麗だ。藤城清治の影絵を思わせた。あれも近くに寄ってみるとセロテープで貼ってあったりしてあらが目立つが、写し出される影はとてもきれいなシルエットだ。」
「子供が希望。見ることで想像する事ができるが、到底理解しきれないけれど・・原爆の図を見た後若菜さんの絵を見るとほっとした。以前、美術館に寄付したことがある。なければいけない美術館だと思っている。」
「朽ち果てているが強い、そんな心の有り様を、和紙の地肌が表現しているようだ。」
「二つの絵は、右の絵は見ていてきつい人もいるだろう。左の絵はとても落ち着く。未来を感じている。大事なものがここにあるよ、と左側の絵は言っているようだ。ありのまま受けとめてくれる感じがした。道がみえる。立体的。そのままでいいんだよって言ってもらえているようだ。1人が立っている姿も希望を感じた。」
本日の動画をYouTubeにアップしました。あれこれ試しみて、これからしっかりと動画を作成したいと思います。
明日日曜日も会場に10時半から4時までおります。どうぞ宜しくお願いします。
←力作ですね。皆さんが言うように「目の前の悲惨」だけでなく「未来と希望」を描いたのがとてもいいと思います。
葉羽
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