新しい代表を選ぶ立憲民主党の代表選で公開討論会などが連日続く。
自民党総裁選のときは各メディアとも騒乱状態に近いはしゃぎっぷりで1ヶ月にわたり電波ジャックを繰り返したが、今回は尻込み状態を保ちつつ、冷静、冷淡な報じっぷり。
その報道姿勢は問いたいが、同時に、候補者たちの話を聞いていると、言っていることは間違いではないものの、皆が皆、難しい言葉、理解に苦しむレトリックを連発し、聴いている者を煙に巻いている。
こんなのを見せつけられると、ついつい引いてしまうのも事実。
もっと話術を駆使しないと誰にも見向きされないぞ。
物事は、クソ真面目なのび太だけでなく図太いジャイアンも必要だ。
訓戒を垂れる校長だけでなく正義感溢れる熱血教師、ウイットやエスプリが得意な文学教師、縁の下の力持ちの用務員さんだって世の中にはゴマンといるだろうに。
こんなことなら、森ゆうこさんや辻元清美さんらの猛者も出馬し、分かりやすい平易な言葉で丁々発止、喧々囂々の白熱した選挙戦になれば、自民党のように皆が振り向き注視する面白いものになったはず。
人を振り向かせるには、小難しい理屈だけでなく人を惹きつける大衆性も必要だ。
昔、社会党に東北のズーズー弁を駆使して聴衆を沸かせつつしっかり人の心を掴んだ佐々木更三という人や、同じく会津弁の「平成の黄門様」こと渡部恒三(自民→民主)という人がいたことを思い出す。業績は別として。
←そうなんですよね、野党にももっと頑張ってほしいのに、さっぱり言葉がこころに響いてこない。「橋本先輩の人生ノート」でも読んで勉強すればいいのに(笑)
葉羽
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