2010年から始まった「美の種プロジェクト」。
新しい市民運動だと大きな夢と希望を抱いて始めました。
宇部、下関、神戸、大阪、京都、敦賀、和歌山、名古屋、岐阜、金沢、小豆島、佐渡、葛西で開催できました。結果として、コロナをきっかけに2020年で終止符をうつことになりました。
組織力をもたない個人の非力と名もないデザイナーの呼びかけの応えてくれた各地の人々の誠意とエネルギーそして温度差。
プロジェクトが終わっても繋がるものは繋がり、まるで、吹き抜ける風のようなご縁もありました。
思いがあってもやれないこともある。様々な要素が絡み合っているけれど、「生活できて」始めてできる。家族がいれば尚更に。
友人が作成してくれたこのPVを改めて観ながら。私は確かに天にも人に恵まれていると実感するのです。
プロジェクトを進行してゆくうえで受けた心ない批判や中傷にも、「私は自分の名誉や売名行為でやってないですよね?」と必死に美の神様に自分の姿勢を問いながらやってきたからかもしれません。
「その土地の美しき歴史と人々に捧げる。」ためのプロジェクトでしたから。
個人の限界はあります。
でも、その夢が自分の為だけでなく、沢山の人と分かち合いたいものであれば、また、美の神さまがそんな機会を与えてくれるでしょう。
間違いない事は、何かをプロデュースをする人間は必ず「命を削る覚悟」が必要だということ。
良かったらご覧ください。
広がってゆく夢に心躍っていた頃の私を。時間4:17

←コロナで終焉でしたか。同じような痛みを持った人たちは大勢居たのでしょう。
葉羽
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