山口県はいいけど、長州は許せない!
「八重の桜」もいよいよ会津城下に侵入してきました。
朝廷に一度も弓を引いたことがない会津藩が「鳥羽伏見の戦い」で日本初の公文書偽造と言われる偽の錦旗と追討の密勅により「朝敵」とされました。
恭順にもかかわらず長州藩を中心とした会津討伐に「義に死すとも不義に生きず」と汚名を雪(そそ)ぎ、美しい山河を守るため会津は戦いました。
城下での分捕りと言う略奪、虐殺、強姦、そして自刃。会津藩士の末裔として許せないのは戦後の埋葬不許可です。
雪解けまでの半年間、約2千の死体は犬や烏に食い荒らされ、さらに1万7千人の下北(青森県)への流刑・・・。
歴史は勝者の記録です。戊辰戦争の反省があれば、その後の非人道的な中国侵略はなかったと言われています。被害者意識は理解できますね。
この大河ドラマは敗者の視点で編集されており面白いですね。
「八重ちゃんガンバッテくなんしょよ!」「咲かせでみっせ!」
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