今を去ること20年前。
会津で学芸員になりたての何も知らない私に「漆のこと勉強においで」と言って下さった何人かの方のお一人が 須藤としを先生でした。
須藤先生の工房で、螺鈿を研ぎ破り、卵殻を研ぎ破り…。作り手のみなさんの凄さを実体験できたのは、私の作り手のみなさんへの尊敬の念の原点です。
須藤先生の会津での個展、6年ぶりに アートギャラリー三遊で開催中です。 そう、 6年前は、会津・漆の芸術祭2010にあわせて、連携イベントとして開催して下さったのでした。
本当になんとお世話になっていることか。 須藤先生のお人柄が伝わる、愛らしく楽しい作品たちに会いに行って下さい。
一緒に撮っていただいた画像に写ってる最近の大作も凄い存在感です。壷中の天のように、扉の中に世界があります。
必見です。 あ、明日はお休みかも。ご確認の上、お出かけを。
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