みくくです。(みなさんはじめまして (^_^)
私は助産師です。
これまた重い問題で・・・そう簡単に代理出産はできないのです。
法的なものはおいといて、金銭的、時間、身体的、社会的(会社)すべての条件がそろった方しか不可能だともいます。
このタレントさんの場合非常に恵まれた環境にありると思います。
まず、不妊治療には莫大な費用がかかる。性周期を整えるために、内服、注射に通うに必要がある。=時間 =会社はどうするのか・・
仕事をしながら、高度な治療は行うのはかなり難しいのです。現実に退職される方が多いです。そうなると金銭的にきつくなります。
また、代理出産となると、代理母の性周期と母となりたい方の性周期を合わせます。双方に通院の必要があります。
この技術を一般化して、女性の社会進出や妊娠出産によるキャリアアップの障害を取り除こうというのはかなりの無理があります。
それほど、普通の妊娠出産以上に女性にとっては大変なことなのです。
ほんとに我が子がほしくて不妊治療の最終手段であれば、このタレントさんのようにうまくいくと思います。
しかし、不妊治療をして方でも、出産がゴールになってしまい、あとの育児で行きづまってしまう方も多くあります。
「子どもがほしい」その気持ちをどこまで維持できるのか、本心なのか。(もうやめられないと言う脅迫観念)
出産方法が問題ではなく、その先にある長い子育ての支援を先に整備しないと不幸な家族が増えるだけなのです。
歯車が狂ってくると、泥沼です・・・普通以上に・・・
←なるほど、代理出産って単に想像するよりも技術的に難しいんだね。
葉羽
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