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 #161 二つの悲劇

by 葉羽
Backwall: 大和伸一「バラナシ/ガンガーで絵を描く人」
BGM"Please Don't Go" by Blue Piano Man
Site arranged by 葉羽

 

◆人生には二つの悲劇がある。一つは願いがかなわぬこと。もうひとつはその願いがかなうこと。(バーナード・ショー『人と超人』)
【岸波通信その157「マイ・フェア・レディの真実」】

◆すべての女性は彼女の母親に似るようになる。それが女の悲劇だ。男は彼の母親のままにならない。それが男の悲劇だ。(オスカー・ワイルド『嘘から出たまこと』)
【岸波通信その154「幸福の王子の真実」】

◆本当の物語は、みんなそれぞれにはてしない物語なんだよ。(ミヒャエル・エンデ)
【岸波通信その162「ミヒャエル・エンデの真実」】

◆草の戸も 住替る代ぞ ひなの家(松尾芭蕉「奥の細道」)
【岸波通信その166「道祖神の真実」】

◆解かれることを望まない秘密だってあるさ。(エドガー・アラン・ポー)
【岸波通信その179「エドガー・アラン・ポーの真実」

◆「忘れない」という「忘れる」はずがない (「大和伸一写真展「わすれない~揺れたあの日からの記憶~」への献辞/アンブレラあつし)
【岸波通信その180「写真展“わすれない”の真実」】

◆人間は動物を食い、動物が人間を食った時代。あの暗い、太古の血の交歓。食うことも食われることも、生きる祭儀だった。残酷で、燃えるような、宇宙的な情熱が迫ってくる。そういうものをふるい起こさないで、ヒューマニズムもちゃんちゃらおかしい。(岡本太郎「日本再発見」)
【岸波通信その161「岡本太郎の博物館」】

 

 

 

葉羽 『岸波通信』テーマ集

 今回の「人生ノート」は、僕が書いてきた「岸波通信」の冒頭の一言、つまりその「通信」のテーマ集です。僕が「通信(本編)」を書く時、その背景には心を揺さぶられた核心があり、その一言に行きつくまでの心の動きを綴って来たように思います。軽い気持ちで始めた「通信」でしたが、こうして振り返ってみると、ずいぶん遠くまで来たものだと感じています。


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