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 #160 ミステリの女王

by 葉羽
Backwall: 大和伸一「森のカフェ」
BGM"Please Don't Go" by Blue Piano Man
Site arranged by 葉羽

 

◆人生は決して後戻りできません。進めるのは前だけです。人生は一方通行なのですよ。 ・・・・アガサ・クリスティ

◆良いアドバイスというのは常に無視されるものです。しかし、それは良いアドバイスを与えない理由にはなりません。 ・・・・アガサ・クリスティ

◆幸福な人はきわめて少ないですよ。どんなに少ないかがおわかりになれば、きっとびっくりなさるでしょう。 ・・・・クリスティ『中年の人妻の事件』

◆本当につらい人生よ。美しくなければ男性は冷たいし、美人なら女性が冷たいわ。 ・・・・アガサ・クリスティ

◆自分はこの人を妻に望んでいるのなら、ありのままの彼女を受け入れなきゃいけない──そばにいて、そうした弱点を支えてやるつもりにならなきゃいけないのだ。人間はみんなそれぞれの弱点を持っているものだ。 ・・・・クリスティ『複数の時計』

◆わたしの持つ三つの宝、これを護り、大事にしよう。第一は、愛。第二に、けっしてやりすぎぬこと。第三に、けっして世界一にはならぬこと。
 ・・・・アガサ・クリスティ

◆私は66の作品の中で 161人殺してきたけど、私自身は生きることが大好きなの。 ・・・・アガサ・クリスティ

◆私は生きることが好き。時にひどく絶望し、激しく打ちのめされ、悲しみに引き裂かれたことも あったけれど、それでもそれら全てを通して、私はやはり生きていることはすばらしいことだとはっきりわかる。 ・・・・アガサ・クリスティ

 

 

 

葉羽 『ミステリの女王』

 ミステリの女王と呼ばれるだけあって、クリスティの作品は凄いです。作品の語り手が犯人だったり、登場人物全員が犯人であったり、そして誰も居なくなったり。彼女の母親は独特な教育観の持ち主で、クリスティに7歳まで文字を教えませんでした(学校にも行かせなかった!)。文字を知らない彼女は、父親の膨大な書籍から独学で学び、長じて作家デビューを果たします。38歳の時、14年間連れ添った夫が愛人に走って離婚。やがて考古学者と再婚する。彼女は言っています・・「考古学者は女性にとって最良の夫よ。妻が年をとれば取るほど彼女に関心を持つようになるからね。」


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