先日、春めいた陽気に誘われて我が家の裏山を歩いてみました。標高300~400m程度の低山ですが、尾根には幅広い山道があり、昔は村から村を結ぶ主要な古道だったようです。早春の低山を歩くのはとても気持ちがよいものです。冬枯れの山は、日光が足もとまで届き、遠くまで見わたすことができます。
山道を歩いていると、意外にも常緑樹が多いのに気がつきます。アオキやヤブツバキなどです。これらの樹木は、落葉している今の時期が、最も日光にあたり活動できる時期なのです。山道を歩いていたら、最近切り倒した樹木に会いました。
○ 洞(うろ)
切り株(写真)をみてください。芯の部分と外側の部分では、色が違います。樹木はすべて生きている細胞ではなく、芯の部分は「役目を終えて死んでしまった細胞」です。この芯はキノコなどによって腐食してしまうことがあります。でも、樹木全体は死んではいません。腐食して空洞になった部分は「洞」になります。洞は小動物や鳥たちの住処にもなります。
○ 年 輪
年輪は、日本のような四季のある地域の樹木にできます。幅の広い部分は、春から夏にかけて、線のような細いところは夏から秋にかけてできます。つまり、樹木は春から夏にかけて大きく育ちます。
庭仕事では庭木の剪定をする機会が多いですが、春先(4~5月)に剪定を依頼された場合、「8月以降の剪定作業になります。作業が遅くなります」とお客さんに了解をとっています。常緑樹の場合は春から夏にかけて剪定作業をする場合が多いです。福島あたりでは、秋~冬に常緑樹を強く剪定すると枯死場合がありますので、秋~冬の時期は軽く剪定をしています。意外に思われるかも知れませんが、実は、常緑樹の葉も落葉しているのです。毎年、少しずつ入れ替えをしています。例えば、マツの葉の場合、2年かけて葉を入れ替えています。春には、常緑樹の黄色い葉を見かけるようになります。役目を終えた葉です。
(写真:裏山の樹木:樹木にはいろいろな姿があります。樹木も病気に罹ります。がんしゅ病(癌腫病)といって瘤(こぶ)ができることもあります。細菌などの感染によるものです。小さな穴を見つけました。キツツキがあけた穴です。裏山を歩いているとよくキツツキが木をたたく音が聞こえます。枯れた樹木にいる昆虫を探しているのです。3月上旬撮

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