◇今日の一冊
・『ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸』
構成・文 アーサー・ビナード、絵 ベン・シャーン
集英社 2006年9月 1,760円
・『カエルのくににつたわるおはなし ポチャッ ポチョッ イソップ』
再話 アーサー・ビナード、絵 スズキコージ
玉川大学出版部 2022年1月 2,750円
・『イソップのお話』
岩波少年文庫 河野与一編訳
岩波書店 2000年6月(新版) 968円
今週の水曜日、福島市の福島東高校の図書館で、詩人で俳人のアーサー・ビナードさんのレクチャーとワークショップがありました。 聴講をしてきました。
ワークショップでは、高校生や父兄の方が持ち寄った詩を読んで、講評というか、みんなで意見交換しながら、ブラッシュアップしていきました。 意見を出していく中で、少しずつ変わっていくのを見るのはとてもワクワクしますね。
ビナードさんが、作り手の考えや思いを引き出すその方法も巧みで、みんな気持ちよく話をし、とてもいい時間でした。 言葉って面白いし、やっぱり言葉にするって大事ですね。その可能性を改めて実感しました。
はなみずき書店に置いてあったビナードさんの絵本『ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸』『カエルのくににつたわるおはなし ポチャッ ポチョッ イソップ』に、サインをしていただきました!
『ここが家だ』は、1954年、太平洋ビキニ環礁でアメリカの水爆実験で被曝をした焼津のマグロ漁船・第五福竜丸のお話。 『ポチャッ ポチョッ イソップ』は、イソップ物語のビナードさんによる再話です。
イソップ物語では「王さまをほしがっているカエル」というお話。この話は日本ではあまり有名じゃないですよね。でもアメリカでは、必ずみんなが読むメジャーな物語なんだそうです。 カエルの国では、あまりにも平和すぎる、平和ボケしてしまう、強いリーダーが必要だ!と神様に王様を頼むお話。
この本は2022年に出版されたので、あとがきには「長期にわたって掘り下げたので『テロ防止キャンペーン』がいつの間にか『感染防止キャンペーン』に化けてしま」ったと書かれていましたが、時代は動き、今まさにこのお話をじっくり味わうべき時が巡ってきました(いやきてしまった)。
ちなみに、お店には『イソップのお話』もあります。イソップは時折読み返したいですね。 『ここが家だ』は3冊、『ポチャッ ポチョッ イソップ』は1冊、サイン本あります!お早めに。

←いつも良い本の紹介をありがとうございます。 葉羽
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