BGM "夢日和" by My WORLD

Our Way of Ra-a-men 118

岸波　皆さん、今日もおいしいラーメン喰ってますか～！

　退かぬ！！　媚びぬ！！　省みぬ！！

　“愛ゆえにラーメンを捨てられない男”が、またまたやって参りました。

　このコロナのご時世ですので、またまたご近所の美味しいラーメン屋のご紹介です。

　いや、ラーメン屋ではありませんでした・・そこは『割烹』なのです！！

←（ええ～！）daddy　ヾ(￣0￣； )ノ

割烹京枡 （福島市方木田地内）

　ぢつはその存在をすっかり忘れておりました。

　その割烹こそ、この連載が始まって最初の頃に紹介した"至福のラーメン（外伝１＆２）"『割烹京枡』ですっ！！

　しかあしっ！！

　いかに距離至近・魚介新鮮とは言え、ラーメンとしてはやや高めのお値段設定であったことから、貧困家庭の私共としては、足が遠ざからざるを得なかったのであります。

　だが・・時は流れました。

　世の中のラーメン価格が500円から700円、さらに現在では1000円を超える店まで出現していると言うのに！　と言うのに！！（大事なところなので二回押してみた）

　ここ京枡は20年前とほぼほぼ変わらぬ値段で提供し続けているのであります！

20年前？・・今は一杯千円くらいよね。そんなもんだった？

ケイ子、これ見てよ・・新・僕達のラーメン道外伝１「至福のラーメン（前編）」を。

あ、税込み950円！　ほとんど変わってないね。

だよね～♪　m9(＾Д＾)

　という事で、我ら夫婦は何と20年ぶりに伝説の割烹ラーメンへ向かったのでありました。

ということで、ラーメン道、もういっちょー！！

１　割烹京枡　

いきなり来ちゃったけどサ、昔、日曜はお休みじゃなかった？

あ！そうだったかも。ま、ダメだったらヨソ行けばいいし、そもそも今の店でラーメンやってるかどうか分からないしね。

じゃ『生存確認』という事で行きますか。

『生存』という言葉に一瞬ギョッとしたけれど、考えてみればあの頃はまだウチの親父もお袋も元気だったっけ。

　そういえばあの店長さん、20年前時点で既に結構なトシだったような・・？

暖簾、出てるよ。

をををを～！

割烹京枡 （福島市方木田地内）

さて、次の問題は今でも昼ラーメンやってるかどうかだな・・。

そこの告知版に何か書いてあるよ。

　

　どれどれ・・『火曜～日曜は海鮮麺の日』、やったー！！╰(*´︶`*)╯

　を！なになに・・

『当店ではフグのフルコース（全八品）５,０００円（税別）格安で提供しております。浜直送だからできる価格です。ふぐコースは（要予約）』

　うむぅ・・心は千々に乱れるものの、そこはグッと呑み込んで店内へ。

　とりあえず、あの『至福のラーメン』をもう一度食べようではないか。

　

いらっしゃいませー！

　元気のいい女将さんの声・・ってか、結構若い。おそらく代替わりしたのではあるまいか？

　コロナ禍のなかでの営業、マスクは必須と見た。さて、この日お店に客は居らず、僕ら二人だけ。

お好きな場所へどうぞー！

　～と言うので、小上がりの座敷へ。

　座卓には仕切りのアクリル板が。コロナ対応万全の構えだな。よしよし。

　

　さて、何を食べようか。

海鮮ラーメンは、えーと・・コレね。

本日のメニュー （割烹京枡）

　筆頭にあるのは・・

『入荷！本ますの麺（塩味・みそ味・醤油味）
　旬！　春告げ魚です。　青森大間　1080円』

　その次が・・

『浜直送！真ふぐの麺（塩味・みそ味・醤油味）
　天然物はうまいです。　山形　1100円』

　こんな風に、一つ一つのウリや産地が標榜されている。非常に参考になるし好感が持てる。

（それにしても真ふぐの麺か・・食指が動く。）

　そしてこれだけのモノを使いながら値段が最高ので1100円。先ほど確認した20年前の最高値が950円。

　世の中の物価を考えれば上がってないも同然。

「裏面にもメニューあります。」って書いてあるよ。

　ほぅ、どれどれ・・

　

　はまぐりの麺、あんこうの麺、車海老の麺、もんごういか、穴子に生うにわんたん麺・・

スゲーっ！　Σ(￣ロ￣lll) 

　これだけの豪華なラインナップを常時揃えていることに驚き。まあ、割烹なんだから当然・・なのか？　で、結局・・

ほっき貝の麺を味噌味でお願いします。

じゃワタシは、鮮！真鯛の麺を塩で！

（店主）「かしこまりましたー」

　を！　ちょうどタイミングよく店主が登場。やっぱり代替わりしてたんだ。20年だもんな。

　それにしてもケイ子・・

（ヒソヒソ・・今の注文、”鮮！”はいらなかったんじゃ？）

小さいオトコだな。まるでミトコンドリアの繊毛なみだな。

ええ～！　ヾ(￣0￣； )ノ

２　鮮！真鯛の麺！　

　この割烹京枡は、もともと先代の店主が「夜」をメインに営業していて、息子（多分）である今の店主が、曜日を決めて昼だけ海鮮ラーメンを出していたのが始まり。

　現在はどうやら、営業日の昼はいつでもラーメンが食べられるようになったらしい。

コレになんか書いてあるよ。

注意書き （割烹京枡）

　中段辺りに・・

『月曜日が定休日になりました。日曜日営業しております。各種ご宴会、ご予約受け承ります。定休日でもご相談ください。』

　なるほど・・やっぱり昔は日曜が休みだったんだ。

　それにしても一番上の注意書きは・・

『麺の量が選べます。通常の１５０ｇの方は表記の金額です。１０ｇ減らして１４０ｇの方は10円引きとなります。』

ええ～　１０ｇ単位！？

　細かいな。まるでミトコンドリアの繊毛なみだな。

←（コラコラ！）daddy

　店内の様子はこんなふう。自撮りをずらしてカウンター方面を撮ってみた。

　

　あ！　右肩が写っちゃった。

　そうです、前回と同じコスチュームなのでございます（笑）

　（前回の写真）

　座卓の上にこんな可愛いのが・・。

　

　ブタさん・・いやいやタヌキの親子か。

　なお、座卓にはテイクアウト御品書もありました。

　

『オムレツラーメンイタリアン』880円？！

『海の幸海鮮ピザ』998円？！！！

（割烹からラーメン屋、そして更にウィングを広げようとしているらしい・・）

おまちどうさまでしたー！

　ど～～ん！！

ほっき貝の麺 （割烹京枡）

こんなにたくさん入ってるのっ！？

　しかも見るからに新鮮。キラキラ輝いております。

　三つ葉の爽やかな香りが嬉しい。

　ちょっと麺を引き上げてみると・・

　

上品な感じの中華麺だ。

こちらが鮮！真鯛の麺ですー！

いや別に"鮮！"はいいです（笑）

真鯛の麺 （割烹京枡）

うぉっとお～！

　想像以上・・というか斜め上。

　まさかこんな大ぶりな切り身がドデーンと鎮座しているとは！

　まさに京枡の海鮮麺はオンリーワン。こんなの東京にだってないんじゃないか。

　なあ、カリスマ彰？？

　

　で、お味の方は？

　そりゃあモチロン・・・

　たまりまっしぇえ～ん！　٩(ˊᗜˋ*)و

いや～美味しかったな～　やっぱ京枡最高！

そういや、20年前の時、野球帽被ってた男の子いたよね？

ん？居たような、居なかったような・・。

ほらリョータ君よ！　昔のラーメン道を見てごらんなさい。オトーサンが彼の残したスープを飲もうとした・・

や・め～いっ！ 黒歴史を語るんじゃない！ m9( ﾟωﾟ)!!

　いや～　ラーメンってホントにいいもんですね～♪

/// end of the “その118 「割烹ラーメン／京枡」” ///

《追伸》

京枡はまたまた行かなきゃなりませんね。

　何といっても、オコゼとか車海老とか雲丹ワンタンとか未踏の霊峰が残ってますから。

　それにフグのフルコース・・これって一人前5000円は超オトクだと思いませんか？

　これは絶対に踏破しなくてはなりますまい。

 

　では、また次の「新・ラーメン道」で・・・See you again !

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