Our Way of Ra-a-men 117
岸波 皆さん、今日もおいしいラーメン喰ってますか~!
退かぬ!! 媚びぬ!! 省みぬ!!
“愛ゆえにラーメンを捨てられない男”が、またまたやって参りました。
我が家の立地は非常に食べ物屋に恵まれているという話を最近書きましたが、またまたご近所に素晴らしいラーメン屋さんが出来ました!
その名も「らーめん成川」!
しかあしっ!!
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らーめん成川
(福島市成川地内) |
最近、うちのケイコが「ラーメンよりさっぱりしたのが食べたいのよね~」と言い始めました。
そのくせパスタ屋には行きたいとせがむのに・・。
よくよく考えてみたら、昔風中華そばよりパスタの方が油が多くない?
そんなことないよ。ラーメン食べると胸やけするもん。
「でもパスタなんて全然さっぱりしてないじゃん」という言葉が喉まで出かかったのですが、ここは夫婦円満が優先・・
だよね~♪ m9(^Д^)
なんて僕は押しが弱いんだ。(うっうっ・・)
←(ソンタクばかりの人生だな。)daddy
とはいえ「新店」には目がない二人。今回はその新店へGO!!
ということで、ラーメン道、もういっちょー!!
1 らーめん成川
ネット見てたらさ、僕の好きなアッサリ醤油のラーメン屋が成川にできたらしいよ。
成川?あんなところにラーメン屋なんかあったかしら?
えっとね、食べログで・・ん? 最寄りの駅が笹木野って、移転でもしたのかな?この記事古いのか?
ま、散歩がてら行ってもいいんじゃない?
ということで、スマホの地図を見ながら成川のセブンイレブンの裏手に廻り、見えてきたのが「手もみ中華そば P」という看板。
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らーめん成川
(福島市成川) |
ありゃりゃ、駐車場がいっぱいだ。てか、狭すぎだろこの駐車場。
結構、辺鄙な立地のため、歩いて行ける距離でもなし、駐車場がコレじゃなぁ・・。
あら、別の駐車場もあるみたいよ。
第二駐車場・・なるほど。東の離れたところにあるのか。
ということで車を停めに行き、店の中へ。
「いらっしゃーい! すぐ空きますのでソコ掛けてお待ちください」
元気のいい店員さんの声。見渡すと、そんなに広くない店の中に若い衆が三人。
さらにマスターらしい年配の親父さんが厨房の中を仕切っている。
(ほほぅ・・コレは若い衆を訓練中。という事は二号店を考えているのかも。)
ちなみに、本日の僕らのイデタチはこんな感じ・・。
はい、コロナ対策・防寒対策バッチリでございます。
と、そこに聞こえてきた懐かしのザ・タイガース・・。
♪花咲く~お・とめ~たちは~♪
ををを~『花の首飾り』! トッポの声、久しぶりに聞いた!!
どうやらこの店のBGMはあのマスターの趣味でチョイスされているらしい。ということは、僕らと同年代という感じか?
まあ、会津若松の南京飯店(城前店)の場合、いつ行っても『兄弟船』だったから、アレに比べればまだマシか。
それにしても、この店の若い衆たちは挨拶の声もよく声が出てるし気持ちがいい。
こりゃ、味の方も期待できるんじゃないかな?
2 店内にて!
「こちら空きました~ カウンターへどうぞ!」
ということでカウンターの隅に席を取る。
お勘定をしている若い衆の実像(後ろ姿)はこんなふうで黒一色のコスチューム。
(黒コスチュームってよく見かけるなぁ。最近流行っているのか?)
目の前の厨房は摺りガラスに遮られて見えません。
上段に醤油、酢・・にアレは白胡麻か。
そして白コショウと除菌スプレー、奥がティッシュ箱。
下段には、こちらも胡椒パックと水差しと割りばし。中央に「ニンニク潰し器」が置いてありますが、何故かニンニクの姿は見当たりません。
欲しい人は声かけて貰うシステムなのかも。
(はてさて、何にしようかな?)
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メニュー表
(らーめん成川) |
「成川中華そば」600円。
安っ!?
最近は1000円近いメニューも珍しくない中、この値段は嬉しい。
ちなみに「お子様ラーメン」だと300円。「成川味噌らーめん」は680円。
岩ノリがドッチャリかかった「岩のりらーめん」が800円。「豚骨醤油らーめん」650円、1.5玉の「混ぜそば」が800円。他には「節豚骨」・「節味噌」・「もやし辛味噌らーめん」なんてのもある。
ぢつに悩ましい・・。
イチ押しはアレみたいよ。
ここの開店は昨年2020年の6月。その後に導入された新メニューが「岩のりらーめんん」であったらしい。
左下の小さな文字は・・
『タマネギ入ってます!抜くことできますのでお申し付けください。』
(いやいやいや、タマネギ最高!)
会津若松の豚骨ラーメン「こうみ屋」は、葱ではなくタマネギを使っていてとても美味しかった。以来、タマネギ派になりつつあります。
じゃワタシ、それにするわ。
岩のりらーめんか。
その横の「ミニソースかつ丼」よ。
をっと~! ヾ( ̄0 ̄; )ノ
ということで、僕は岩のりラーメンを注文。
以降の実食フェイズは、初回と二回目を一緒にしてご紹介します♪
3 ラーメン・ラインナップ!
まず最初は店の看板メニュー「成川中華そば」!
こんなです↓
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成川中華そば
(らーめん成川) |
ををををを~!!
まさにこれこそ伝統の中華そば。アッサリ醤油味の極致!
きっとカンボジアに居た時のJUNも、こういうのが食べたかったに違いありません。
麺はやや平打ちの太麺でしっかり手もみの縮れが入っており、きっと会津・喜多方麺のリスペクト系でございましょう。
ああ、んめ~!!!
小さな頃から慣れ親しんだこのアッサリ醤油のラーメンは、まさに昭和生まれのソウルフード。
つくづく思います・・「ラーメンに別な形に向かう進化」なんかいらないと。
昔ながらの美味しさを究極まで突き詰めていけば、きっとこんな極上の一品に辿り着く。
それで十分・・そうに決まった!
なんか文句あっか! m9( ̄ー ̄)
で、見ていただきたいのがこの超・特大の穂先メンマ。美味しいんだよね~コレが!
さて、ケイコのミニソースかつ丼はこちら。
ソースかつが損ドンと三つ鎮座。
ソースかつ丼と言えば、やっぱり会津。きっとルーツがそっちなのか、はたまた僕のように会津・喜多方でどっぷりハマり、逃げられなくなったリスペクト系か。
いずれにしても正統派(ミニだけど)のソースかつ丼でございます。
では、別の日の「岩のりらーめん」に行ってみましょう。
ほれ、ド~~ンと!!
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岩のりらーめん
(らーめん成川) |
ぅおっと~! ヾ( ̄0 ̄; )ノ
板海苔にすればまるっと一枚・・いや、それ以上あるんじゃないかな。
岩のりといば、前回「しげ」で紹介した背脂ラーメンもこんなコンセプトでした。
「しげ」の背脂ラーメン
そしてどちらも薬味はタマネギ。
スープに溶けだした岩のりを粗みじんのタマネギと一緒に啜れば、もう・・
たまりまっしぇえ~ん! ٩(ˊᗜˋ*)و
ラストにケイコお得意のサイドメニューを二つ。
まずは餃子ライス。
ここの餃子、なかなかのシロモノです。
何てったって、焼き加減が最高。
そしてミニカレー。
このカレーも捨てたもんじゃありません。
「ココイチ」の味わいとも近い。
業務用カレーを買ってきてポンと出したわけじゃない。(多分だけど)
いや~美味しかったよ、ケイコもラーメン食べれば良かったのに。
ワタシくらいの達人になると、もう見ただけで十分。
そんなバカな!
ええい、バガボンドの柳生石舟斎を知らないか!! m9( ゚ω゚) ドーン!
「無刀取り」かよっ! ヾ( ̄0 ̄; )ノ
いや~ ラーメンってホントにいいもんですね~♪
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end of the “その117 「手もみ中華そば/らーめん成川」” ///
《追伸》
ますます充実する僕らのラーメン・ライフ。もはやとどまることを知りません。
いつまでこうやってラーメンを美味しく食べられるかな。
山田風太郎みたいに「あと1000回のラーメン」とか言うようになったらヤだな。うむむむむ・・。
で、「食べログ」の件、店のお兄さんに訊いてみました。
すると、別に笹木野から引っ越して来たわけでなく、もともとココにあった「とんとんラーメン」の場所に昨年夏、新規開店したとのこと。
あらためて「食べログ」をチェックすると、検索では「らーめん成川 - 笹木野」で表示されるけど、中身は現在の店でした。
「食べログ」でよくあるんですが、機械的に最寄りの鉄道駅を表示する機能・・これって確かに「最寄りの鉄道駅」に間違いはないですけど、実際のアクセスと違いすぎます。
笹木野駅にいた人が「らーめん成川」に行こうとしたら、いったん福島駅まで出てバスに乗り換えなきゃいけませんよね。困ったもんだな~
では、また次の「新・ラーメン道」で・・・See
you again !
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