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BGM "夢日和" by My WORLD |
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1 らーめん成川
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らーめん成川 (福島市成川) |
ありゃりゃ、駐車場がいっぱいだ。てか、狭すぎだろこの駐車場。
結構、辺鄙な立地のため、歩いて行ける距離でもなし、駐車場がコレじゃなぁ・・。
あら、別の駐車場もあるみたいよ。
第二駐車場・・なるほど。東の離れたところにあるのか。
ということで車を停めに行き、店の中へ。
「いらっしゃーい! すぐ空きますのでソコ掛けてお待ちください」
元気のいい店員さんの声。見渡すと、そんなに広くない店の中に若い衆が三人。
さらに
マスターらしい年配の親父さんが厨房の中を仕切っている。
(ほほぅ・・コレは若い衆を訓練中。という事は二号店を考えているのかも。)
ちなみに、本日の僕らのイデタチはこんな感じ・・。
はい、コロナ対策・防寒対策バッチリでございます。
と、そこに聞こえてきた懐かしのザ・タイガース・・。
♪花咲く~お・とめ~たちは~♪
ををを~『花の首飾り』!
トッポの声、久しぶりに聞いた!!
どうやらこの店のBGMはあの
マスターの趣味でチョイスされているらしい。ということは、僕らと同年代という感じか?
まあ、会津若松の南京飯店(城前店)の場合、いつ行っても『兄弟船』だったから、アレに比べればまだマシか。
それにしても、この店の
若い衆たちは挨拶の声もよく声が出てるし気持ちがいい。
こりゃ、味の方も期待できるんじゃないかな?
「こちら空きました~ カウンターへどうぞ!」
ということでカウンターの隅に席を取る。
お勘定をしている
若い衆の実像(後ろ姿)はこんなふうで黒一色のコスチューム。
(黒コスチュームってよく見かけるなぁ。最近流行っているのか?)
目の前の厨房は摺りガラスに遮られて見えません。
上段に醤油、酢・・にアレは白胡麻か。
そして白コショウと除菌スプレー、奥がティッシュ箱。
下段には、こちらも胡椒パックと水差しと割りばし。中央に「ニンニク潰し器」が置いてありますが、何故かニンニクの姿は見当たりません。
欲しい人は声かけて貰うシステムなのかも。
(はてさて、何にしようかな?)
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メニュー表 (らーめん成川) |
「成川中華そば」600円。
安っ!?
最近は1000円近いメニューも珍しくない中、この値段は嬉しい。
ちなみに「お子様ラーメン」だと300円。「成川味噌らーめん」は680円。
岩ノリがドッチャリかかった「岩のりらーめん」が800円。「豚骨醤油らーめん」650円、1.5玉の「混ぜそば」が800円。他には「節豚骨」・「節味噌」・「もやし辛味噌らーめん」なんてのもある。
ぢつに悩ましい・・。
イチ押しはアレみたいよ。
ここの開店は昨年2020年の6月。その後に導入された新メニューが「岩のりらーめんん」であったらしい。
左下の小さな文字は・・
『タマネギ入ってます!抜くことできますのでお申し付けください。』
(いやいやいや、タマネギ最高!)
会津若松の豚骨ラーメン「こうみ屋」は、葱ではなくタマネギを使っていてとても美味しかった。以来、タマネギ派になりつつあります。
じゃワタシ、それにするわ。
岩のりらーめんか。
その横の「ミニソースかつ丼」よ。
をっと~! ヾ( ̄0 ̄; )ノ
ということで、僕は岩のりラーメンを注文。
以降の実食フェイズは、初回と二回目を一緒にしてご紹介します♪
まず最初は店の看板メニュー「成川中華そば」!
こんなです↓
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成川中華そば (らーめん成川) |
ををををを~!!
まさにこれこそ伝統の中華そば。アッサリ醤油味の極致!
きっとカンボジアに居た時の
JUNも、こういうのが食べたかったに違いありません。
麺はやや平打ちの太麺でしっかり手もみの縮れが入っており、きっと会津・喜多方麺のリスペクト系でございましょう。
ああ、んめ~!!!
小さな頃から慣れ親しんだこのアッサリ醤油のラーメンは、まさに昭和生まれのソウルフード。
つくづく思います・・「ラーメンに別な形に向かう進化」なんかいらないと。
昔ながらの美味しさを究極まで突き詰めていけば、きっとこんな極上の一品に辿り着く。
それで十分・・そうに決まった!
なんか文句あっか! m9( ̄ー ̄)
で、見ていただきたいのがこの超・特大の穂先メンマ。美味しいんだよね~コレが!
さて、ケイコのミニソースかつ丼はこちら。
ソースかつが損ドンと三つ鎮座。
ソースかつ丼と言えば、やっぱり会津。きっとルーツがそっちなのか、はたまた僕のように会津・喜多方でどっぷりハマり、逃げられなくなったリスペクト系か。
いずれにしても正統派(ミニだけど)のソースかつ丼でございます。
では、別の日の「岩のりらーめん」に行ってみましょう。
ほれ、ド~~ンと!!
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岩のりらーめん (らーめん成川) |
ぅおっと~! ヾ( ̄0 ̄; )ノ
板海苔にすればまるっと一枚・・いや、それ以上あるんじゃないかな。
岩のりといば、前回「しげ」で紹介した背脂ラーメンもこんなコンセプトでした。
「しげ」の背脂ラーメン
そしてどちらも薬味はタマネギ。
スープに溶けだした岩のりを粗みじんのタマネギと一緒に啜れば、もう・・
たまりまっしぇえ~ん! ٩(ˊᗜˋ*)و
ラストにケイコお得意のサイドメニューを二つ。
まずは餃子ライス。
ここの餃子、なかなかのシロモノです。
何てったって、焼き加減が最高。
そしてミニカレー。
このカレーも捨てたもんじゃありません。
「ココイチ」の味わいとも近い。
業務用カレーを買ってきてポンと出したわけじゃない。(多分だけど)
いや~美味しかったよ、ケイコもラーメン食べれば良かったのに。
ワタシくらいの達人になると、もう見ただけで十分。
そんなバカな!
ええい、バガボンドの柳生石舟斎を知らないか!! m9( ゚ω゚) ドーン!
「無刀取り」かよっ! ヾ( ̄0 ̄; )ノ
いや~ ラーメンってホントにいいもんですね~♪
/// end of the “その117 「手もみ中華そば/らーめん成川」” ///
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《追伸》
ますます充実する僕らのラーメン・ライフ。もはやとどまることを知りません。
いつまでこうやってラーメンを美味しく食べられるかな。
山田風太郎みたいに「あと1000回のラーメン」とか言うようになったらヤだな。うむむむむ・・。
で、「食べログ」の件、店のお兄さんに訊いてみました。
すると、別に笹木野から引っ越して来たわけでなく、もともとココにあった「とんとんラーメン」の場所に昨年夏、新規開店したとのこと。
あらためて「食べログ」をチェックすると、検索では「らーめん成川 - 笹木野」で表示されるけど、中身は現在の店でした。
「食べログ」でよくあるんですが、機械的に最寄りの鉄道駅を表示する機能・・これって確かに「最寄りの鉄道駅」に間違いはないですけど、実際のアクセスと違いすぎます。
笹木野駅にいた人が「らーめん成川」に行こうとしたら、いったん福島駅まで出てバスに乗り換えなきゃいけませんよね。困ったもんだな~
では、また次の「新・ラーメン道」で・・・See you again !
お店の場所 (らーめん成川) |
eメールはこちらへ または habane8@ybb.ne.jp まで!
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