西武新宿線の新宿駅を降りて、マクドナルドの前を通って、歌舞伎町の方に歩いて行ったら、スパゲッティ専門店「パンチョ」西武新宿店(2024年11月8日オープン)を発見。なんと新宿で3店目だ。
昼飯時で空腹のため思わず入店してしまう。その左隣は「喜多方ラーメン 坂内」(「坂内食堂」のフランチャイズ)、右隣は金目鯛の出汁を売り物にしたラーメン専門店「鳳仙花」である。
「鳳仙花」には5人ほど行列ができている。それはともかく、地下へ降りる。何故かパンチョの店は地下の立地が多い。空腹の勢いを重視しているのだろうか。
ナポリタンもミートソースも小盛り880円、並盛、大盛、メガ盛りは全て990円(価格は同じ)。あれ、「パンチョ」ってこんなに高かったっけ?
ミートソースの普通盛りに150円の目玉焼きを付けて、1130円。結構な値段になる。味が問題だが、微妙だ。
若い頃には、700円ぐらいで、それこそ大盛とかメガ盛りを貪り食べていたパンチョのスパゲッティがさほど美味に感じなくなったのだ。歳のせいだろうか。
これなら「自宅で茹でたてスパゲッティに、レトルトソースをかけた方が美味いんじゃないか?」とも思った。
材料費は200円ぐらいで、かかる時間は15分じゃないか。もうスパゲッティは家で食べようか。そんなことを思ってしまった。ほぼ年金暮らしの老人に「パンチョ」は遠くなりにけり、か。
(2025.9.5「岸波通信」配信 by
三浦彰 &葉羽 )
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