私はお通しというやつが大嫌いだ。人の好みもお構いなしに勝手に料理を客に出して金をとるというのはどういう了見なのだ。
これに比べると席料はまだ許せるが、それでも不愉快だ。
③の値上げは、まあ仕方がないけれども、残念ではある。私は途中下車してまで来ているのだから。
それでも、客足は以前通りほぼ満席のようだ。祝着である。

白ころ(198円)とシシトウ(198円)
私は、メインの焼き台前のカウンター席に座ったが、焼いているのは店主(秋元氏?)のようだった。
「払いがペイペイとかばっかりになって、全然現金が入らなくて、支払いができなくて、銀行の預金を崩したよ。全く困ったもんだよな」と愚痴っていた。
変わったことと言えば、置いてある日本酒の種類が多くなったようだ。私は上喜元(山形715円)の燗酒をぬる燗で飲んだがかなり旨かった。
燗酒の温度も熱燗、普通、ぬる燗の3種類から選べた。

椎茸(198円)とかしらアブラ(176円)
まあ席料を取られようが、かなり値上げされようが、やっぱり秋元屋の魅力には抗しがたいのだが。