前回に続き、母親の一周忌後に行った山形県南陽市赤湯の旅行記。

　まずモダンな外観の赤湯(あかゆ)駅。なんかの形を表していますが分かりますか？

　南陽市の名所案内。市の南東にパラグライダーが出来る南陽スカイパークがあることから、パラグライダーの形を表しているんですね。

　なかなかシャレてますね。

　しかし、駅はオシャレでもやはり田舎です。笑える風景がそこかしこにある！

　赤湯温泉まで駅から歩くと左側に「ファッションシティ アビコ」の立て看板。「あら、素敵 ワンピース」。

　写真では見えませんが、店正面には「魔法のパンツ」の垂れ幕が掛けられていた。

　赤湯の街にはいやに美容院が多い。なんとなくレトロな店名が多いのだが、その中でもこの「マイフェアレディ」は出色！

　美容院の店名にはピッタリではあるが、ちょっと笑ってしまう。

　またこの書体が笑わせてくれる。ブラックジャック書体って言うんですか(笑)。なんか、爆発ヘアにされちゃいそうな危険を感じるなあ(笑)。

　赤湯温泉街にあるタクシー会社「辻タクシー」の看板。

　日産のブルーバードってまだあるのか？

　調べてみたら2001年に生産終了している。辻タクシーでは、今もブルーバードが走っているのか。

　もう20年も時間が止まったままなのかなあ。いかにも古びた温泉街のタクシー会社だ。 実に味わい深い。

　赤湯温泉の裏にある烏帽子山。

　烏帽子山公園の桜は日本桜百選に選ばれているが、もちろん桜シーズンは終わっているので、こんな野桜が咲いているだけ。

　もう一度来てみようかな。

　八幡神社の鳥居は一枚岩の鳥居としては日本最大だという。

（2021.5.21「岸波通信」配信　by 三浦彰 &葉羽）