TV(日本映画専門チャンネル)放映された映画「i-新聞記者ドキュメント-」(2019年 森達也監督 2時間)を録画で見た。
いやあ、これは凄い映画だ。マイケル・ムーアの映画「華氏911」や映画「華氏119」に匹敵するようなドキュメンタリー映画だ。
しかも、ドキュメンタリーの主役の望月衣塑子(もちづきいそこ、1975〜)という東京新聞記者が実に魅力的なのだ。
自意識過剰な目立ちたがりのアホ記者と思っていたが撤回したい。
しかも、社会部遊軍記者にしてはなかなかオシャレでイイ女なのだ。すっかりファンになってしまった。
またこういう記者を平然と使っている東京新聞にも敬意を表したい。
菅義偉が首相になったときにリバイバル上映されたらしいが、この映画をみたら菅義偉を首相にしてはいけないと誰でも思ったと思う(笑)。
しかし、森友学園、加計学園、桜を見る会、河合夫妻選挙違反、黒川検事長賭け麻雀、伊藤詩織準強姦事件、GoToキャンペーン疑惑、沖縄基地問題、東京五輪誘致疑惑などを見ていると、日本の自民党支配、いや日本の政治が腐敗しきっているのが痛感されるのだ。
森達也監督と望月衣塑子記者
望月衣塑子にはこのまま追及の手を緩めないで欲しい。
方向転換して「あれは若気の過ち」と今の社会部遊軍記者時代を振り返ったりすることがないように(笑)。