在宅勤務なので、毎日休みみたいなもんだろうと言われるが、通勤の3時間がなくなり、朝8時半から夕方5時半まで9時間勤務をきっちりしている(昼休み1時間。夕食後の残業はなし)。
区切りをつける意味で、12月29日火曜日から一応冬休みということで1月3日日曜日まで休むことにした。
メールの対応以外に仕事はせずに、外出もせずに、ひたすらTV、ラジオ、読書、散歩など。
そうしていたら、最初からとんでもない超駄作映画を4本も見てしまったので、紹介しておきます。
映画好きの方はこの4本は是非回避していただければ幸いです。
1.「ダンケルク」
(2017年 クリストファー・ノーラン監督 1時46分)
この冷めた感触の戦争映画ってなんなんだろう。しかも、空中戦などチャッチクないか。なぜこんな映画を作ったのだろうか。
クリストファー・ノーランって過大評価され過ぎだと思う。
この他で私が見たノーラン監督作品「メメント」「インセプション」「インターステラー」は、簡単に言ってワケワカラン映画。
独りよがりで観客を考えていないのだろう。
私が見たノーラン監督映画では、魔術師の対決を描いた「プレステージ」が唯一まともな出来だった。
2.「デッドマン・ダウン」
(2013年 ニールス・アルデン・オブレヴ 1時間58分)
マフィアに妻子を殺された男(コリン・ファレル)が、復讐するために犯罪組織に入りこんで、そのチャンスを狙うというストーリー。
さらに隣の部屋の女(ノオミ・ラパス)も偶然にその犯罪組織との交通事故で顔をグチャグチャにされ復讐を狙っている。
とにかくまわりくどくてタルイ。ビックリしたのは、この隣の女の母親。あれ、こっちの方が美人なんじゃないの?
そうなんですよ、これなんとイザベル・ユペール(公開当時60歳)!それぐらいしか見所がなかった。
3.「マネー・ショート」
(2015年 アダム・マッケイ監督 2時間10分)
2008年のリーマン・ショックを描いたドキュメンタリー風映画。
クリスチャン・ベールやブラッド・ピットが出ているので、「まさか!」と思うだろうが、間違いなく超駄作。
リーマン・ショックを映画で解説する必要は全くない。
4.「ネバー・サレンダー/肉弾凶器」
(2006年 ジョン・ボニート監督 2時間)
本当にこんな馬鹿な超駄作を見た自分を呪いたいぐらいの映画。
ジョン・シナという人気プロレスラーを主役に抜擢した映画のようだ。
しかも、シリーズ化して肉弾英雄、肉弾突撃、肉弾無双、肉弾乱撃などの続編があるらしい。
スティーヴン・セガールの沈黙シリーズ以下だろう。
「俺を怒らせんじゃねえ」のコピーがポスターに書かれているが、それはこっちのセリフだ!
(2021.1.22「岸波通信」配信 by
三浦彰 &葉羽)
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