「日本海が消える?~日本海呼称問題~」というテーマで書こうとして、韓国の新聞の日本語版ウェブサイトを見ていたら、その外の記事が余りに面白くて読みふけってしまいました。
そこで、通信45では、海外の日本語新聞サイトについてのミニ考察を・・・。
我々は、日々、数多くのマスコミを通して日本や国際社会のニュースに触れています。でも、その多くは日本語を用いた国内の新聞社やテレビ・ラジオを通してですよね?
(自分は英字新聞だけだ!という方はごめんなさい。)
そうすると、例えば「北朝鮮」についての記事や論説というのは、日本という国の立場にたって主観的に見ているということになります。
ところが、国際社会の国々には、みなそれぞれの主義主張があり立場がある。
そうするとそこには、国の数だけの“北朝鮮観”というものが存在するわけです。
我々の北朝鮮観は、国際社会の中では絶対無二のものではなく、単なるone of them。
もしかすると、国内の常識は国際社会から見るとかなり離れているということもあるのかも知れません。
(いや、きっとある! ・・ような気がする。)
だから、ブッシュJr.が言っていることを聞く~それだけでは不十分なのです。
何故かって? 貴方は多分それを日本のテレビや新聞の紙面で知ることが多いからです。
放送局や新聞社にも、おのずと依って立つところがありますから、ブッシュJr.の言葉が発言どおりに記事になっていたとしても、新聞の扱い(記事の大きさ、関連事実の表現、論評・・)というフィルターを通して見ることになるのです。
それじゃあ、ドウスル? 答えは簡単!
“海外のマスコミが論評する外国、そしてジャパン”というものを見聞きし、そうした中で日本のマスコミの記事を比較検証すべきなのです。
・・・ということは誰もが分かっているのですが、実行するのは容易でないですね。
だって、数カ国語が堪能な方ならいざ知らず、海外の現地語の新聞を理解するというのは多くの日本人にとって困難な作業だからです。
それじゃあ、ということで、岸波がインターネットから見繕った『外国の新聞が日本語版で読めるサイト』を厳選しましたので、これをお使い下さい! 皆さんの『お気に入り』に是非、登録しましょうね!