そこから、上司である総務課長に話をし、次長にも話をした。
「きっと親御さんも出てくれるぞ」と言われた。本当に理解ある人たちだった。この職場に勤められて本当に良かった・・。
一方「式」については、もっともお金のかからない「神式」で行うことにした。駆け落ち同然の勝手な結婚をするのだから、たとえ出席するとしても金銭的に親を頼ることはしたくなかった。
神式の三々九度(イメージ)
アイザワさんが中心となり、式場の手配やその他諸々の準備が進んでいった。喜多方市内に「新居」も探し、ちょうど建てたばかりの一軒家(貸家)も見つけた。
さて、いよいよウチの親父に話に行かなければならない。電話をし、休みの日に出かけて行った。
・・だが、この辺のいきさつはすっかり記憶から抜け落ちている。おそらく「会費制など恥ずかしい事はできん!」と激怒されたはずだが、結局は「もう職場の方で進めている」と押し切ったのだろう。
親父の背中
最終的には、福島市内で執り行った神式の結婚式も喜多方での披露宴も両家が出席することになった。
(両親のみ。披露宴は友人に案内せず職場のメンバーと双方の両親だけ・・だったと思う。)
そんなこんなで、式の日取りが近づいてきたある日、職場の僕の目の前の電話が鳴って、受話器を取ると懐かしい声が聞こえてきた。