話は変わるが、保健所には時々、本庁を始め色々な所から「お客さん」が来ることがあった。
そうすると、決まってお昼は喜多方でも数少ない「料亭」に行って、刺し身定食・天ぷら定食・箱弁当で会食するのが通例だった。
刺し身・天ぷら定食
事務所の中でも「下っ端」の僕は、そこによく「御供」させられたのだが、「かど屋食堂」や「天龍」のラーメンを食べられなくなるのが不満だった。
そんなある日、遠方から客人が来ることになり、僕は思い切って言ってみた。
「せっかく、喜多方ラーメンという文化があるんだから、お昼はラーメンにしませんか?」と。
一瞬、部屋の空気が固まったが、(「焼酎の歌」の)T部さんが・・
「だな、それもいーんでねぇの」と。
まこと食堂(※現在は廃業)
で、その日は「まこと食堂」の肉そば(チャーシューメン)に案内することになったのだが、これが大成功。
考えてみれば、料亭の刺し身定食や天ぷら定食など、どこで食べても大差ない。客人らは、とんでもない量のチャーシューに埋め尽くされた肉そばに驚愕の色を隠せなかった。(しかも旨い!)
以後、「喜多方ラーメン屋」は客人接待の定番となった。