さて、小笠原戦の第二局が始まった。僕が先勝したので、今度は小笠原が「先手」番だ。
すると、驚くべきことが起こった。何と「先手」番の小笠原が「筋違い角」を打ち込んできたのだ。(ええ~!)
今度はこちらが動揺する番だ。「攻め筋」の変化は散々本を読んで勉強していたが、「受け」に回った時の対処法までは知らなかった。
←昔はこんなの無かった!
今度は逆に翻弄され、力なく「投了」するしかなかった。(うむぅ・・)
やはりこの小笠原は、ただ者ではなかった。一局打っただけで「筋違い角戦法」の極意を習得してしまったのだ。(くっ、くっそぉ・・)
もうこうなっては後には引けない。通常、2局くらい指したところで「お開き」になるのだが、決勝戦を申し込むことになった。
周囲の対局者たちは、自分の「盤」を片付け始めていたが誰も帰ろうとしない。皆が僕らの周りに集まって来た。
黒山の人だかり(イメージ)
この第3局は「筋違い角」の奇襲戦法ではなく、「相矢倉」の正攻法対決となったが、「途中経過」は覚えていない。
それにも関わらず終盤の盤面を忘れていないのは、「相入玉」というトンデモナイ死闘となったからだ。