「じつは、カタヒラとトモアキも行きたいって言ってんだ」
なんと!(いつもの手回しのよさ!)
しかし、問題は時間だ。当時の昼休みは40分しかなく、一生懸命チャリを漕いで行っても陣場町の『石狩』までは10分、注文して出てくるまで10分(多分)。
それを10分で食べて帰りがまた10分・・ギリギリじゃないか?(うむぅ・・)
昼休み
まずは一回、休みの日にでも実験してみて、可能かどうか判断するか。
「まずは『お試し』だな」
「そうそう・・」 (*ᴗˬᴗ)ウンウン
「じゃ、今日のお昼行くぞ」
ええええ~! Σ( ̄□ ̄;)
またもヒロユキの強い押しに負け、午前の部ラストの四時限目は臨戦態勢。
終業のベルが鳴るや否や廊下に出ると、ヒロユキやカタヒラが走って来るのが見えた。
僕とトモアキのクラスは、昇降口に近い場所にあった。
靴を下駄に履き替えるのもモドカしく、駐輪場へ行くと一斉にスタート。
←当時の福高生は下駄履きで自転車
我らは森合の学校から陣場町へ南下する道をまっしぐら。(アセアセ)