考えてみれば、失語症を発祥してからも制作陣からB旧映画に無理やり出演させられていたブルース・ウィリスも同様。
という事は、「末節を汚す」とまでは言わないが「人間、退け際が肝心」という事か。
絶頂でスパッと辞めた人と言えば、歌手の山口百恵が思い出される。三浦友和との結婚による引退だったが、その才能を日本中が惜しんだ気がする。
山口百恵引退コンサート
”フツーの女の子になりたい”と言って辞めたキャンディーズもそれに近い。”フツーのオバサンになりたい”と辞めた都はるみは、ヒット曲が無くなってからなので、既にフツーのオバサンだった気がする。
こういうのは芸能界ではありがちなのか、一度も聞いたことが無いグループが「引退公演」と銘打って、初めて全国版ニュースになることがよくある。これはむしろ”最後にひと花”か。
我々の仲間を見てみると、ツーさんやアンブレラ、楽翁師匠などは再雇用など考えず定年でスパッと退職した。
カリスマ彰や毒舌亭さんは顧問や評議員などを務めており、これも良い”老後”の姿だと思う。
かく言う自分は公務員退職後、関連団体の部長職(遺跡調査部長)を務めたまでは既定のコースだったが、さらに頼まれて大学の国際関連業務(最初は副課長職)を手伝った際は色々と苦労した。(辞めていれば良かったとも考えた。詳しい事は書けない。家族の介護も重なったし。)