何故かと言えば、そもそも香水と言うものは「肌に直接つけ、あるいは下着につけてその人の体臭と調和させ、他人にはない独特の匂いを造り出すのが目的」だからです。・・うわぁ深い。
ということなので、女性に香水を贈る時には「彼女自身の体臭によく合ったものでないといけない」とされます。
いやいやいや、そもそも体臭を知るような関係になりたくて(笑)、贈り物をするような気もするのですが、そこんトコどうなのか?
先人はちゃんと答え用意しておりました。いわく「彼女の母親の好みの香水を聞き出して贈るのが当たらずとも遠からず。少なくとも彼女の母親には感謝される」。
なるほど。「将を射んと欲すれば先ず馬を射よ」という効果な気もしますけれど・・(大笑)
香水のプレゼント
ところでこの香水、医大の図書館で医学辞典を見ていましたら「16世紀のヨーロッパで宗教的理由から入浴が禁止されたこともあり、体臭を消すために用いられ始めた」という解説があって驚き。
いや確かに、体臭を消すために用いられたという事は聞いたことがありますが「宗教的理由で入浴が禁止」!?・・これはちょっと合点がいかない。
だってホラ、テルマエ・ロマエじゃありませんが、公衆浴場は西欧の文化として根付いていたはず。第一、入浴できなければ衛生上も困ったことになるではありませんか。