岸波通信その153「ほろ酔いウォーク(後編)」

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Present by 葉羽
手を繋いで」 by TAM Music Factory
 

岸波通信その153
「ほろ酔いウォーク(後編)」

1 コーヒータイム

2 保原屋食堂

3 スナック十勝

4 麺飯酒家「万来」

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  Horo-Yoi Walk 2 【2017.11.20改稿】(当初配信:2008.8.2)

「酒のない国に行きたや二日酔い。三日目からは帰りたくなる。」
  ・・・ドイツのことわざ

 前回の岸波通信で“ほろ酔いウォーク”の前編を書きましたらば、あるメールをいただきました。

 それは、タイトルバックの写真(↑)にもある飯坂町双葉旅館の有名女将である崇子さんからのものです。

崇子

 葉羽様

 ほろ酔いウォークの参加ありがとうございます。

 これほどまでに準備して来てくださったとは、感激です!

 飯坂町の住人として、観光に携わるものとして、心より感謝します。

双葉旅館

(飯坂温泉)

 いやー、ありがたいものです。

 お世話になった上に、メールまでいただいて…。

 え? “何をお世話になったか”ですって?

 ふっふっふ…本当は6店舗ラリーのはずなのに7店舗廻ったというのは、僕らが途中、ここに立ち寄ったからなのでした。

 ということで、後編は、まず「双葉旅館」からのスタートでございます。

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1 コーヒータイム

 餃子の照井、江戸前寿司の紫明、焼肉のしらさぎと、立て続けに三軒を制覇した僕たちは、さすがにオナカがいっぱいです。

 街もいい具合に暗くなってまいりまして、そろそろカラオケ系でも行きたいところですが、まずはちょっと休憩かな…

飯坂温泉街の路地

←いい具合に暗くなって…。

オキシちょっとサ、オナカいっぱいじゃない?

すずき君少し休憩…という感じですね。

ケメそれじゃ、タカちゃんとこに行く?

モリキ 双葉旅館の? …近くだね。

オキシおっしゃ、それに決定!

 ~ということで、ケメさんの同級生であるタカちゃんの双葉旅館へ行くことにいたしました。

双葉旅館の玄関

←お客さんがいっぱいだったのですが…。

 ここ双葉旅館は、女将であるタカちゃんのこだわりで、食材は地元調達の“地産地消”がモットー。

 自家菜園から収穫した野菜・ハーブ類、福島産コシヒカリ、福島牛、エゴマ豚など、全て地元の物を用いた安心食材の料理が楽しめます。

 また、何と言っても、かけ流し温泉のお風呂~月灯りの湯、花灯りの湯、石灯りの湯などが自慢。

 最も新しい「百年の湯」は、樹齢百年の檜の寝風呂というスグレモノ。

百年の湯

←空いていれば予約なしで誰でも利用できる。

 で、突然のぶしつけな訪問にもかかわらず、タカちゃんは満面の笑みで迎えてくれ、僕らはドリップ・コーヒーをご馳走になったのです。

 そればかりでなく…

せっかくだから、お風呂に入っていきませんか?

ケメそーねー、どっしようか。

オキシいやっ、あのっ、そのっ…

モリキ どしたのよ?

オキシ僕には妻も子もあるし。

モリキ 誰が“混浴”って言ったのよ!

オキシあ~れ~!

 ~と、忙しい中、そこまでおジャマしてはいけないということで、休憩した僕たちはいよいよほろ酔いウォーク後半戦に向かったのでした。

 いやータカちゃん、どーもありがとー!!

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2 保原屋食堂

すずき君さて、Bブロックはどこへ行きましょうか?

ケメラーメンとか食べたくない?

オキシまだ早いんじゃない。まずは一気に酔っ払ってからカラオケでも…

すずき君この保原屋食堂なら、お酒二杯出ますよ。しかもラーメンのコースまで。

 ほぅ…このお店は四つのコース・メニューがありまして、お酒二杯+カツオ刺身コースのほか、お酒なしの五目冷やし中華コースまで取り揃えているのです。

 では、そこにしようということで店内に入りますと、お客さんがギッシリ…かなりの人気店であるようです。

保原屋食堂

←お客さんがギッシリ!

 ちょうど折りよく4、5名のグループが席を立ったので、僕たちはその場所にスィット・ダウン。(ラッキー!)

 注文のコースは…

オキシ僕はお酒二杯とカツオ刺身!

すずき君僕も同じので。

ケメじゃ、ワタシは生ビールとミニごますりラーメン!

モリキワタシは生ビールと唐揚げと後日餃子券!

オキシどうすんの、後日券なんか貰って?

モリキいつか、うちのダーリンと一緒に来るの。あは!

 ~ということで注文完了。

 奥のテーブルがなにやら騒々しく、眺めてみると芸人らしい人とインタビュアーが掛け合いをしていて、その様子を録音しています。

 どうやら、ラジオの取材のようであります。

 で、僕らのテーブルに一人だけ相席で座っていたオジサンが…

ほぅ…アナタ方は時計回りで進んでるんですか。どっかいいトコありましたか?

 ~と話しかけてくる。

 目の前には、なんと日本酒のグラスが三杯並んでいます。

 このオジサン、単身参加で逆時計回りでこの店に入ったところ、前のお客さんが“到底飲めない”ということで、お酒を一杯貰い受けたとのこと。

 オジサンはこの後、僕らオススメの「紫明」へと向けて旅立って行ったのでありました。

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3 スナック十勝

 さて、お酒をどーんと飲んだので、僕らはほろ酔いから激酔いへとヒートアップ。

 そろそろ歌でも歌いに行こうと、昨年も訪れた「スナック十勝」へと向かいました。

 ここは川沿いにある雑居ビルの地下一階で、同じビルでは「みやぎ」や「若竹」といった店もエントリーしています。

「スナック十勝」入り口

←酔いのせいでかなりの手ブレ!

 ここでのコースは、酎ハイ+ホタテ煮物+乾物(夕張メロンゼリー、鮭トバ、タコ燻製、シシャモ燻製)という豪華コース。

 何故この店かと言いますと、昨年来た時に、ここのマスターは野獣なのにママは美人なので「美女と野獣だ」と言った僕の証言の真偽を確かめたいというメンバーの希望があったからであります。

 そう言えば、昨年来た時には、朱雀RSが、ぶしつけにもママに…

朱雀RS ねぇ、ネ、ママさん?

アーラ、何かしら?

朱雀RS ママさんはそんなに美人なのに、何であんなマスターと結婚したの?

ふふふふ、ソレはね…

朱雀RS ソレは?(ドキドキ)

だまされたの。

朱雀RS ええー!!

 ~というやり取りがありました。

 しかしこの日は、ココを目指してきた大勢のお客さんたちが、お店の外に長蛇の列を作るという大盛況。

 長居は申し訳ないので、結局はカラオケもせずにお店を後にしたのでした…。

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4 麺飯酒家「万来」

 さあ、いよいよ最後の一枚のフリー券であります。

 シメはやっぱりラーメンと行きたいところ。

 実は、ちゃーんと僕は店をチェックしてありまして、ゴールの飯坂電車駅近くのラーメン屋、飯坂酒家「万来」というところをあらかじめ写真に撮っておいたのです。

麺飯酒家「万来」

←スタート時の日中の様子。

 もう一度そこを訪れてみますと、こちらも大盛況。

オキシあらら、いっぱいだね。

モリキしょーがない。順番待ちしよーか。

夜の麺飯酒家「万来」

←順番待ちをするケメさんとモリキ。

 しばしの順番待ちの後、僕らは店内へ。

 ここでの注文は、もちろん生ビール+お通し+飯坂ラーメンであります。

 ここのラーメン、僕の苦手な細麺ではありますが、昔懐かしいシナソバのテイストで、とってもオイシーのであります。

万来の飯坂ラーメン

 いやぁ、飲んだ後のラーメンというのは、たまりませんなホントに!

 トッピングの海苔にかかったコショーの香りが、いやがうえにも食欲を増進させ、この素朴な美味しさにウットリであります。

 ほーら、モリキさんも大満足の様子でしょ。

ラーメンを食べるモリキ

←あまりの美女なので、ちょっと目隠し。

 さて、全ての行程を終了し、六つのスタンプを集めた僕たちはゴールの抽選会場へ。

 厳正な抽選の結果、ケメケメさんとモリキモリキは残念賞の飯坂温泉特製手ぬぐいでありましたが…

オキシあ”-っ!

ケメどしたのオキシ?

オキシなんか、おっきなのが当たっちゃった!

 ~と、僕のゲットしたのは、980円相当の蛍光灯セットでありました。

 次に引いたすずき君すずき君も、これまた「鉢植え」をゲット。

鉢植えを携えたすずき君

←帰りの電車のホームで。

 ほろ酔いならぬ泥酔一歩手前までイベントを堪能した僕たちは、お土産までゲットしてしまいました。

 いやー、オトクなイベントですよね、ホントに。

 来年もまた必ず参加しようと心に期し、僕たちは大満足で帰路についたのでありました。

 “飯坂町ほろ酔いウォーク”、ありがとー!!

 

/// end of the “その153 「ほろ酔いウォーク(後編)」” ///

 

《追伸》

 あちこち歩き回ったのですが、結局、別働隊の好山楽翁師匠好山楽翁師匠のパーティとは出会いませんでした。

 きっと居酒屋連ちゃんのこだわりコースを廻っていたのでしょう。

 ということで、今回も飯坂のほかのお店をご紹介。

 まずは、ピザハウスの“グットワン”。

ピザハウス グットワン

 Dブロックにあるピザハウスで、若い人たちに人気です。

 コースの途中で変化をつけるのにはもってこいかも。

 僕らは、同じブロックの江戸前寿司「紫明」を選びましたので行けませんでしたが…。

 お次は、「万来」の隣にあるラーメン屋の「すずめ」。

すずめ

←米沢ラーメンです。

 こちらは、コシが強くて縮れているあっさり系の米沢ラーメンのお店です。

 万来の隣にあるので、もしも万来が満員で時間がない場合はこちらにしようと考えていました。

 ヤキトリやおつまみも豊富で、ウリはラーメンをそのままザルそば風にした「支那ザル」です。

 ということで、最後のサービスショットは、双葉旅館の月灯りの湯に常置されている「振る舞い樽酒」です。

 ここから自由にお酒を持ち込んで、温泉と一緒に楽しむことが出来ますよ。

 

 では、また次の通信で・・・See you again !

振る舞い樽酒

(双葉旅館)

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To be continued⇒“154”coming soon!

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