ただし、夢二が著わした原文は以下のようなものであったことから、誰かが、群馬県伊香保温泉の屏風岩について夢二が詠んだ詩に会津磐梯山のメロディに合うよう誰かが手を入れ、「正調会津磐梯山」に加えたのではないかと思います。
奥の細道
はるばるきつれ
屏風岩とは
うれしいものを
かけてゆこかよ恋衣
このように「正調会津磐梯山」は、都都逸、他の地方の古謡なども含め、自然発生的に付け加えられて今の姿になったと考えられます。
このため、同じものを指す言葉でも「おじさ」・「おぢさ」というように表記がバラバラになっています。ここでは、できるだけ原文に忠実に不統一のままで掲載したいと思います。
また、当用漢字にない文字がありますが、これも可能な限りフォントを探して掲載しました。
しかぁしっ!
今回の最も大きな問題は、とてもセクシーな表現が“むきだし”で出てくることから、Iフィルターがかかっているパソコンですと、禁止語句に引っかかって『全文が読めない可能性』があることです(笑)
ということで、今回は竹久夢二の画や詩をお供に、会津磐梯山の後半の歌詞をご紹介死体と思います。