岸波通信その131「流しソーメン2006（前編）」
◆岸波通信その131 「流しソーメン2006（前編）」
１ 世は快晴、事もなし。
２ もうダメぇ・・。
３ 朱雀の身に何が？！
Flowing Noodles 2006 -Ⅰ 【2018.1.22改稿】（当初配信：2006.6.18）
「プハー！！ （このため生きてるぅ！！）」
・・・好山園にて 天候の動向に不安を隠せない僕です。 というのも、6月18日（日）はいよいよ「好山園流しソーメン大会」の予定日だからです。 そして、その前日の土曜日は、庭坂の竹林に行って、流しソーメンの樋に用いる竹を収穫せねばなりません。 ということは、土・日連続して晴れなければ、ミッション完遂は不可能なのです。 ところがっ！ 今は梅雨時の6月・・・しかも15日から16日にかけては全国的な豪雨で、福島県内もいわき市で６棟が床上浸水、６８棟が床下浸水して、中・浜通りでは土砂崩れが続発。
・・・好山園にて
天候の動向に不安を隠せない僕です。
というのも、6月18日（日）はいよいよ「好山園流しソーメン大会」の予定日だからです。
そして、その前日の土曜日は、庭坂の竹林に行って、流しソーメンの樋に用いる竹を収穫せねばなりません。
ということは、土・日連続して晴れなければ、ミッション完遂は不可能なのです。
ところがっ！
今は梅雨時の6月・・・しかも15日から16日にかけては全国的な豪雨で、福島県内もいわき市で６棟が床上浸水、６８棟が床下浸水して、中・浜通りでは土砂崩れが続発。
大雨被害
（いわき市）
ああ、こんな時に“日本一の晴れオトコ”の TOSHIちゃんは、四国へ出張のため参加できません。 いったい、明日17日の準備の「竹収穫」などできるのか？！ その前夜、僕はてるてる坊主に精一杯の祈りを捧げて床に就いたのでありました。
ああ、こんな時に“日本一の晴れオトコ”の TOSHIちゃんは、四国へ出張のため参加できません。
いったい、明日17日の準備の「竹収穫」などできるのか？！
その前夜、僕はてるてる坊主に精一杯の祈りを捧げて床に就いたのでありました。
～ということで、今回は「好山園流しソーメン2006」の顛末を前・後編でお届けです。
いやー、晴れ上がりましたぁ！ 祈りが天に通じたのか、17日土曜日は昨日までの大雨が嘘のような天下晴れ。 迎えに来てくれた岸波通信プロジェクトのオフ会幹事長ケメさんの車に同乗させてもらい、朝10時に待ち合わせの庭坂運転免許センターへ向かいました。 現地に到着すると、ちょうど好山園の主好山楽翁師匠が向こうからやってくる。 「やあやあ」と挨拶する間もなく、真紅のメルセデスに乗った 朱雀RSが颯爽と登場。 その後続で、 MIZO画伯もやって来ました。 4台に分乗した「流しソーメン準備隊」は、一路、楽翁師匠の自宅付近の竹山へGO！
いやー、晴れ上がりましたぁ！
祈りが天に通じたのか、17日土曜日は昨日までの大雨が嘘のような天下晴れ。
迎えに来てくれた岸波通信プロジェクトのオフ会幹事長ケメさんの車に同乗させてもらい、朝10時に待ち合わせの庭坂運転免許センターへ向かいました。
現地に到着すると、ちょうど好山園の主好山楽翁師匠が向こうからやってくる。
「やあやあ」と挨拶する間もなく、真紅のメルセデスに乗った 朱雀RSが颯爽と登場。
その後続で、 MIZO画伯もやって来ました。
4台に分乗した「流しソーメン準備隊」は、一路、楽翁師匠の自宅付近の竹山へGO！
楽翁師匠の自宅
（福島市庭坂）
一行は、楽翁師匠の自宅、駐車場に到着。 （さて、ここから歩くのか…） 楽翁さん、竹林までどのくらい？ 目の前にあるでしょう。 へ？ うちの裏は一面の竹林ですよ。 あ、これかぁ！ 遠いと思っていた竹林は、ほんの目の前に。 登って見ると、青々とした中型の竹が山いっぱいに生えていました。 後から図鑑で調べると、どうやらこれは小型の真竹である「淡竹（ハチク）」ではないかと思われます。 早速、太いところを見繕って伐採に取り掛かります。
一行は、楽翁師匠の自宅、駐車場に到着。
（さて、ここから歩くのか…） 楽翁さん、竹林までどのくらい？
目の前にあるでしょう。
へ？
うちの裏は一面の竹林ですよ。
あ、これかぁ！
遠いと思っていた竹林は、ほんの目の前に。
登って見ると、青々とした中型の竹が山いっぱいに生えていました。
後から図鑑で調べると、どうやらこれは小型の真竹である「淡竹（ハチク）」ではないかと思われます。
早速、太いところを見繕って伐採に取り掛かります。
奮闘する師匠と朱雀
奮闘するMIZOと葉羽
ふと気付くと、足元にはにょきにょきと無数のタケノコが。 うわー、タケノコが出てる！ 焼くと美味しいですよ。 きゃー、じゃあワタシはこっちを掘るわ。 …そうこうするうち、10本ほどの竹の収穫が終わりました。
ふと気付くと、足元にはにょきにょきと無数のタケノコが。
うわー、タケノコが出てる！
焼くと美味しいですよ。
きゃー、じゃあワタシはこっちを掘るわ。
…そうこうするうち、10本ほどの竹の収穫が終わりました。
竹の収穫
ふと、気がつくと、ケメがいません。 あれ？ ケメちゃんどうした？ おーい、ケメぇ！ なんか、ずいぶん奥のほうにいるみたいよ。 おーい！ （だめだぁ…。） ケメさんは、タケノコ採りに夢中で気付きません。 （えーい、しょうがない！） あ、クマだぁ！ きゃー！ ～と、ケメさんを優しく呼び戻し、切り出した竹とタケノコを搬送。 ようやっと、楽翁師匠のワゴンに積み込みました…。
ふと、気がつくと、ケメがいません。
あれ？ ケメちゃんどうした？
おーい、ケメぇ！
なんか、ずいぶん奥のほうにいるみたいよ。
おーい！ （だめだぁ…。）
ケメさんは、タケノコ採りに夢中で気付きません。
（えーい、しょうがない！）
あ、クマだぁ！
きゃー！
～と、ケメさんを優しく呼び戻し、切り出した竹とタケノコを搬送。
ようやっと、楽翁師匠のワゴンに積み込みました…。
積み込み完了！
ちょっとひと息
さて、一息入れたところで、今度はいよいよ好山園に向けて出発です。 かなり息が上がってしまいましたが、何せコレからが本番なのです。 これからこの竹を割り、節を抜いて滑らかにしなくてはならないのですから、まだまだ大仕事が残っています。 ←（ああー、しんど。） でもお任せ下さい！ 使命感に燃えた我々“準備隊”は、こんなことで挫けたりはいたしません。 （きっぱり！）
さて、一息入れたところで、今度はいよいよ好山園に向けて出発です。
かなり息が上がってしまいましたが、何せコレからが本番なのです。
これからこの竹を割り、節を抜いて滑らかにしなくてはならないのですから、まだまだ大仕事が残っています。
←（ああー、しんど。）
でもお任せ下さい！
使命感に燃えた我々“準備隊”は、こんなことで挫けたりはいたしません。
（きっぱり！）
・・・もう一歩も動けません。（もうダメ。ひぃ、ふぅ…） 竹を好山園に運び上げて力尽き、とても割るどころの話ではありません。 ということで、まずは休憩。 ←（またかよ！）daddy
・・・もう一歩も動けません。（もうダメ。ひぃ、ふぅ…）
竹を好山園に運び上げて力尽き、とても割るどころの話ではありません。
ということで、まずは休憩。
←（またかよ！）daddy
休憩中
（好山園6/17）
強い陽射しを避けるために日よけを用意し、しばし好山園の緑を楽しみます。 すると、楽翁師匠が缶ビールを持ってくる。 だはははは！ やっぱりコレですよねぇ。 ワタシは今夜、ここに泊まりですから、心置きなく・・。 いっちゃいますか！ いっちゃいましょう！ プハー！！ （このため生きてるぅ！！） ←・・・（じとー。）（ドライバー三人） あ、うそうそ。 ほんじゃ取り掛かりますかね。
強い陽射しを避けるために日よけを用意し、しばし好山園の緑を楽しみます。
すると、楽翁師匠が缶ビールを持ってくる。
だはははは！ やっぱりコレですよねぇ。
ワタシは今夜、ここに泊まりですから、心置きなく・・。
いっちゃいますか！
いっちゃいましょう！
プハー！！ （このため生きてるぅ！！）
←・・・（じとー。）（ドライバー三人）
あ、うそうそ。 ほんじゃ取り掛かりますかね。
竹割り
さて、ここからが大変です。 MIZOと朱雀は竹割りに着手、僕はふし抜きの流れ作業。 その間、楽翁さんとケメさんは、昼食のお好み焼きづくりに取り掛かります。
さて、ここからが大変です。
MIZOと朱雀は竹割りに着手、僕はふし抜きの流れ作業。
その間、楽翁さんとケメさんは、昼食のお好み焼きづくりに取り掛かります。
ケメさんのお好み焼き
もはや熟練の域、MIZO画伯
何とか7本くらいを割り終え、試しに並べてみると、だいたい池まで届きそうなので、残りは明日の器づくりのためにとっておくことに。 頃よく、ケメさんのお好み焼きも完成した様子。 みんなぁ、できたわよー。
何とか7本くらいを割り終え、試しに並べてみると、だいたい池まで届きそうなので、残りは明日の器づくりのためにとっておくことに。
頃よく、ケメさんのお好み焼きも完成した様子。
みんなぁ、できたわよー。
お好み焼き
掛け値なし、美味いです！ ドライバーたちには悪いけど、僕と楽翁さんのビールはもう止まりません。
掛け値なし、美味いです！
ドライバーたちには悪いけど、僕と楽翁さんのビールはもう止まりません。
そうこうして、しばし後…。 これって、もしかして明日の本番よりも楽しいかも。 そうかも。 この次はナニやろうかなぁ・・。 夜、星を見るのも最高ですよ。 あ、いいかも。 ここで星を描くのもいいなぁ。（星座シリーズ） でも、周りの木が高いから、空が狭いんじゃないかな・・。 ～と思いついて草に寝そべってみると、木立に囲まれた空の様子もなかなか素敵です。 こりゃぁいいや・・。 あ！！ どしたのオキシ？ 虹が見える！ そうなのです！ それも普通の虹ではなく、流れる雲に虹色の模様が浮き出る「彩雲」という珍しい現象が生じていたのです。 スゲー！ あ！ 直線の虹だ。 どこどこ？ 見っからないの？ しょーがないなぁ、ココに寝転んでみ。 どっこいしょ・・と。 うふ・・・（写真、撮っちゃお。） あ、ダメダメ！ fujikoさんとかDreamさんとかYasukoとかが見て誤解されっから！ 撮っちゃお。（カシャ） あ”ー！！
そうこうして、しばし後…。
これって、もしかして明日の本番よりも楽しいかも。
そうかも。
この次はナニやろうかなぁ・・。
夜、星を見るのも最高ですよ。
あ、いいかも。
ここで星を描くのもいいなぁ。（星座シリーズ）
でも、周りの木が高いから、空が狭いんじゃないかな・・。
～と思いついて草に寝そべってみると、木立に囲まれた空の様子もなかなか素敵です。
こりゃぁいいや・・。 あ！！
どしたのオキシ？
虹が見える！
そうなのです！
それも普通の虹ではなく、流れる雲に虹色の模様が浮き出る「彩雲」という珍しい現象が生じていたのです。
スゲー！
あ！ 直線の虹だ。
どこどこ？
見っからないの？ しょーがないなぁ、ココに寝転んでみ。
どっこいしょ・・と。
うふ・・・（写真、撮っちゃお。）
あ、ダメダメ！ fujikoさんとかDreamさんとかYasukoとかが見て誤解されっから！
撮っちゃお。（カシャ）
あ”ー！！
虹を見上げるケメさんと葉羽
←何故かフライパン 持ったままのケメさん。
ということで、非常に珍しい彩雲現象に遭遇してしまうという思わぬ成果もありました。 ←（虹の写真は撮れなかったけどね。）daddy その後一同は、お好み焼きをオナカいっぱい食べ、明日の準備も万端。 疲れ果てた朱雀が山荘のベランダで横になろうとした時、本日最大の事件が起こったのです！ ぎゃあー！！ ど、どうした。何があった！ 見ると、朱雀が勢いをつけて倒れこんだデッキチェアが、重みに耐えかねて粉砕さてれいるではありませんか！ あ”！！ イテテ・・・あ～えらいこっちゃ！
ということで、非常に珍しい彩雲現象に遭遇してしまうという思わぬ成果もありました。
←（虹の写真は撮れなかったけどね。）daddy
その後一同は、お好み焼きをオナカいっぱい食べ、明日の準備も万端。
疲れ果てた朱雀が山荘のベランダで横になろうとした時、本日最大の事件が起こったのです！
ぎゃあー！！
ど、どうした。何があった！
見ると、朱雀が勢いをつけて倒れこんだデッキチェアが、重みに耐えかねて粉砕さてれいるではありませんか！
あ”！！
イテテ・・・あ～えらいこっちゃ！
痛恨の一撃！！
←バラバラになったデッキチェア！
オマエなぁ…さっき、嫌がる写真なんか撮った天罰だよ！ かまいませんよ、ちょうど寿命だったですから。 すいません。とほほ…。
オマエなぁ…さっき、嫌がる写真なんか撮った天罰だよ！
かまいませんよ、ちょうど寿命だったですから。
すいません。とほほ…。
ということで、またもやらかしてくれた朱雀RS…何とも締まらない結末になりましたが、優しい楽翁さんに許してもらいこの日の「流しソーメン準備」は終了したのでした。
あ、さて…果たして明日の本番は、無事もなく挙行できるのか？ この続きは「後編」で！！
あ、さて…果たして明日の本番は、無事もなく挙行できるのか？
この続きは「後編」で！！
/// end of the “その132「流しソーメン2006（前編）」” ///
《追伸》 そんなこんなで、ナントカ準備は整いました。 今回の「流しソーメン」は、もともとシドニーから一時帰国したデンジャラスYasukoと娘さんのモモちゃんの歓迎会という趣旨だったのですが、残念ながらYasukoは直前に用事が入ってしまい、欠席となりました。 また、調理担当として全幅の信頼を置く 紅緒＆琴絵母娘も都合が合わずに欠席です。 こうなると、プレッシャーがかかってくるのが我らが幹事長のケメさんですが、本人は至って平気。 だいじょぶよ、主婦のまめしばもいるし、まゆまゆや MAMIちゃんもお料理上手そうだもの。（多分だけど・・。） さあ、果たしてケメさんの目論見は成功するのか、それとも・・？！ では、その結末は後編で・・・See you again !
そんなこんなで、ナントカ準備は整いました。
今回の「流しソーメン」は、もともとシドニーから一時帰国したデンジャラスYasukoと娘さんのモモちゃんの歓迎会という趣旨だったのですが、残念ながらYasukoは直前に用事が入ってしまい、欠席となりました。
また、調理担当として全幅の信頼を置く 紅緒＆琴絵母娘も都合が合わずに欠席です。
こうなると、プレッシャーがかかってくるのが我らが幹事長のケメさんですが、本人は至って平気。
だいじょぶよ、主婦のまめしばもいるし、まゆまゆや MAMIちゃんもお料理上手そうだもの。（多分だけど・・。）
さあ、果たしてケメさんの目論見は成功するのか、それとも・・？！
では、その結末は後編で・・・See you again !
燃やされるチェア
（好山園6/18）
←朱雀が破壊したやつ。
管理人「葉羽」宛のメールは habane8@ybb.ne.jp まで！ Give the author your feedback, your comments + thoughts are always greatly appreciated.
To be continued⇒“132”coming soon!
【岸波通信その131「流しソーメン2006（前編）」】2018.1.22改稿
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TOSHIちゃんは、四国へ出張のため参加できません。
ケメさんの車に同乗させてもらい、朝10時に待ち合わせの庭坂運転免許センターへ向かいました。
好山楽翁師匠が向こうからやってくる。
朱雀RSが颯爽と登場。
MIZO画伯もやって来ました。
（さて、ここから歩くのか…） 楽翁さん、竹林までどのくらい？
daddy
Yasukoと娘さんのモモちゃんの歓迎会という趣旨だったのですが、残念ながらYasukoは直前に用事が入ってしまい、欠席となりました。
紅緒＆
琴絵母娘も都合が合わずに欠席です。
まめしばもいるし、
まゆまゆや
MAMIちゃんもお料理上手そうだもの。（多分だけど・・。）
