Our Way of Ra-a-men-2/ 284
岸波 皆さん、今日もおいしいラーメン喰ってますか~!
退かぬ!! 媚びぬ!! 省みぬ!!
“愛ゆえにラーメンを捨てられないもう一人の男”が、またまたやって参りました。
もちろん、あの カリスマ彰氏でございます。
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中華そばや 和凡
(清瀬市松山地内) |
今期の舞台は清瀬市。中森明菜が育った街であります。
いざ行ってみると昭和テイストが残った懐かしい街並みで・・。
ということで、ラーメン道、もういっちょー!
1 中華そばや 和凡! 
清瀬けやきホールにクァルテット・インテグラのコンサートを聞きに行った日、清瀬で昼食。みゆき食堂とともに、清瀬で注目していたラーメン屋の「中華そばや 和凡」(食べログ3.67)へ11時20分に到着。
駅からは南口のメインストリートを徒歩5分ほど。開店待ちは1人だった。
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中華そばや 和凡
(清瀬市松山地内) |
食べログ3.67というとこれはかなりの水準だ。食べログでは3.50が旨い店と普通の店の境界線になっているようだが、3.60越えというと「百名店」クラス=行列店ということになる。
ただし、地元民の地元愛が結集して実体以上の高得点のケースがかなりあるようだ。
さて、この「中華そばや 和凡」だが、いわゆる煮干しラーメンを売りにしている。オーソドックスに自販機で最初の選択肢である中華そば(980円)を選んだ。
大盛りはなく和え玉(替え玉のこと。280円)タイプのようだが、頼まなかった。

花粉症が始まって、味覚が今ひとつなのだが、なかなか旨い。
煮干しが強いが苦味がなく酸味が感じられる。ただしちょっとスープの温度が低い。
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中華そば
(中華そばや 和凡) |
麺は低加水のストレート麺で中細。個人的にはあと20秒茹でて欲しかった。
特筆したいのは、2枚のチャーシュー。肩ロースかな、柔らかく歯切れも良くみずみずしい。こんなに旨いチャーシューはちょっと記憶にない。

11時40分ぐらいから客が続々入店。8席しかない。席が埋まり始めた。
採点は100点満点(合格点65点、平均60点)で67点というところかな。
煮干しは九十九里産。店主は私が住んでいる久米川の「ラーメン和」にいたようだ。店名の由来になっているという。

店主のほかにアルバイトらしき感じの良い女子がひとりいて2人体制。2019年5月6日開業のまだ5年半ほどの店だ。また来てみたい。
驚いたのは隣の隣の店「レバニラ定食kEi楽」。かなりの行列が出来ていた。ちなみに食べログ評価は3.60。

kEi楽の向かいは大松書店跡。いやあ凄い風景である。2階には人が住んでいるのかな。大型でない街場の本屋商売は絶滅危惧種というか絶滅寸前だ。

和凡の近くにある「麺屋 春風」も煮干しラーメンの店らしいが、店主再入院ため休業の貼り紙がしてあった。回復を祈りたいが。


なんというかこの清瀬という街は煤けた感じで昭和を思い出させて好きだなあ。とくに南口は飲み屋も多くてちょっとセンチメンタルなノスタルジーが湧き上がってくる。
中森明菜が育った街というので、北口に銅像もどきのモニュメントがあるのはこのコラムで紹介した。もう引っ越すのは無理だが、ドアトゥードアで30分、片道交通費220円だから、今年はちょくちょく来てみようか。
この欄でも紹介したいわゆる「飲める食堂」として都内ベスト5に選ばれたみゆき食堂や、北口だがけやきホールもあるし。
こんな無人店も見つけた。

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end of the “その284「清瀬の「中華そばや 和凡」の中華そばを食す」” ///
《追伸》
この辺りの場末感というか昭和感はいいなぁ。いっきにタイムスリップした気分だ。
昭和52年、最初の勤務地の喜多方の裏通りが思い出される。「福満」という食堂だったかな。独身の頃、よく飲みに行った。
ほうれん草のおひたしに直接味の素を振りかけて提供していたのでビックリした。懐かしいなぁ。
福島だとどこだろう・・昔だと駅西の三河町あたりだが、今は区画整理されてきたからな。あ、そうだ、稲荷神社の北西の辺りが昔ながらの一杯飲み屋とか残ってたな。
孤独のグルメみたいに、そんなカウンターでチビチビ飲むのもやってみたいな。
では、次の「新・ラーメン道2」で・・・See
you again !
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