Our Way of Ra-a-men-2/ 222
岸波 皆さん、今日もおいしいラーメン喰ってますか~!
退かぬ!! 媚びぬ!! 省みぬ!!
“愛ゆえにラーメンを捨てられないもう一人の男”が、またまたやって参りました。
もちろん、あのカリスマ彰氏でございます。
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八代目けいすけ 銀座
(銀座5丁目) |
今回のご紹介は『ふぐだし潮 八代目けいすけ 銀座』。有楽町・銀座・新橋のラーメン探訪記の一環と言えましょう。
ということで、ラーメン道、もういっちょー!
1 ふぐだし潮 八代目けいすけ 銀座!
銀座の東急プラザ銀座の地下の飲食街にある「ふぐだし潮 八代目けいすけ 銀座」に最近入ったのだが、紹介し忘れたので、書いておく。
とにかくいろいろなタイプのラーメンを提供しているラーメン屋チェーンの八代目けいすけを率いる辻田雄大社長のトップブランドとして東急プラザ銀座の開業(2016年3月)と同時にオープンしたラーメン店だ。
東急プラザ銀座
ラーメンスープにふぐ出汁を求めるラーメンファンがいるかどうかは別にして、それだけラーメンという麺のオールマイティな力に辻田氏は自信を持っているのだろう。
魚介系ラーメンというのは、ラーメンの中で一ジャンルとして確立している。
ポピュラーなものとしては、海老ラーメン、鯛ラーメンがあり、紹介してきた。最近は、貝(シジミ、ハマグリが多い)をスープに使うのが増えている。いずれにしても豚、鷄とのマリアージュタイプが一般的だ。
そこで、高級魚のトップと言われるフグを使ってみようという辻田氏の試みが出てきたようだ。私もどんな感じなのか遅ればせながら食べに行ってみた。
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ふぐだし潮らーめん
(八代目けいすけ銀座) |
豚、鷄とのマリアージュタイプではないようだが残念ながら、フグの味が弱いのだ。使うフグあらが少ないのではないか。私が行った日がたまたまそうなのだろうか。
どうも辻田雄大氏の八代目けいすけグループは、そこそこのラーメンにとどまるケースが多いようだ。要するに原価率を常に考えているのだろう。
とにかく残念な結果だった。
なお、辻村氏は、2020年3月に、ファンドに会社を売却して、株主に収まっている。ファンドに会社売却して、株主になるというラーメン屋のパターンでん、辻村氏の他には「つけめん TETSU」の小宮一哲氏がいる。
なんとTETSUグループは年商20億円、営業利益3億円でファンドには15億円で売却したと言われている。辻田氏も大体同じぐらいだと推測される。
こういう人たちは、ラーメン職人ではなく、ラーメンビジネスマンなんだろうな。
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end of the “その222「遅ればせながら八代目けいすけグループの
フグだしラーメンを食べてみた」” ///
《追伸》
そうなぁ・・フグだしらーめんかぁ・・
フグって元々、味しないよね? てっちりは結局、ポン酢の味で食べるし。
相当アラを使っても、ビミョーな結果になるかもしれない。
かつお節のグルタミン酸含有量が33.8%に対して、マフグだと9%しかない。3倍使ってもまだ足りないんだな。
ちなみにシジミだと2.3%、蛤だと2.6%で、ほとんど「気分の問題」くらい。
イノシン酸で見てみても、やはりかつお節・昆布など従来型の出汁が圧倒的に優位だ。ラーメンって、最初から完成されていたんじゃないのか?(冗談だが。笑)
では、次の「新・ラーメン道2」で・・・See
you again !
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