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  BGM "夢日和" by My WORLD

 

 
今回登場するメンバー
岸波岸波ケイコケイコ絵のオネエさん女将さん
お店のヌシ(の家ネコ)
daddydaddy
 

Our Way of Ra-a-men 外伝29Rio

岸波岸波 皆さん、今日もおいしいラーメン喰ってますか~!

 退かぬ!! 媚びぬ!! 省みぬ!!

 “愛ゆえにラーメンを捨てられないけれども蕎麦も捨てられない男”が、またまたやって参りました。

 あれ? いつもとなんか違う? (゚_。)?

 はい、今回は『外伝』の方でございます。

←(蕎麦って言っちゃってるよね!)daddydaddy

手打ちそば雪むろ

(福島市笹谷)

 なんかいつも我が家はラーメン屋ばかり行ってると思われがちですが、実際には様々な麺類のローテーションがあります。

 福島市・県北地方の蕎麦屋にもほとんど足を運んで食べているのですが、そんな中でナンバーワンと考えていたのが笹谷に会った『遊里庵』。

  閉店した『遊里庵』

 ここの名物は写真にもある北海道浦臼産の緑色の蕎麦を用いた「牡丹蕎麦」。

 「福島の蕎麦が食べたい」という友人が来訪した際には必ずここに案内し、満足してもらっていたお店。

 それが昨年2月に閉店しまして途方に暮れたのですが、ウチのケイコケイコが新たに発掘したのが今回ご紹介する同じ笹谷の『雪むろ』。

 さて、どんな蕎麦屋さんなのか、貴方にだけご紹介!!

ということで、ラーメン道・外伝、もういっちょー!!

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1 遊里庵の思い出! Rio

しかしさぁ、遊里庵の閉店って突然だったよね。

ケイコ アナタがラーメン道で紹介しなかったせいじゃないの?

え!?そんな馬鹿な・・・ああ~ホントだ、書いてない! _| ̄|〇 ガクッ

←(いやいやいや、そんな影響力ないだろ!)daddydaddy

 しかし、遊里庵の蕎麦を思い出すと、もっと食べていればと悔やんでも悔やみきれません。

牡丹蕎麦

(遊里庵)

 あの薄っすら緑がかって透明感のあるキリリと冷やした蕎麦。ここに行くと、いつも”数量限定”の「牡丹蕎麦」を注文していました。

 そして「蕎麦はそれなりだけどソバツユが美味しくない」という蕎麦打ち名人の店が数ある中、ここのソバツユは、もう絶品でした。(遠い目)

 天麩羅の上げ方がまた上手でファンも多かったはず。そう言えば「食べログ」では福島市で不動の一位でしたっけ。

 まあ人の好みはありますが、福島市ではラーメンなら『伊達屋』、蕎麦なら『遊里庵』・・このツートップが絶大な支持を得ていたのです。

 それが昨年春に前を通りがかると、いつも駐車場の順番待ちをしている車列が見当たらない。ハテと思って、店に寄って見ると・・

  閉店のお知らせ

岸波ええええ~! ヾ( ̄0 ̄; )ノ

 思わず全身から力が抜け、その場にへたり込みそうに。

←(大袈裟やな!)daddydaddy

 あれから一年。この心の中にポッカリと空いた遊里庵ロスを埋めてくれる店はないものか・・。

 はい、ありました!! m9っ`Д´)!!

←(簡単だなっ!)daddydaddy

 それこそが、同じ笹谷に眠っていた宝石のようなお店『雪むろ』なのでございます。

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2 手打ちそば雪むろ! Rio

どっかにさぁ、遊里庵と同じくらい美味しい蕎麦屋ってないかな?

ケイコ あそこ行ってみたら? ホラ、いつもリンゴを貰いに行くとき近くにあった店。

ん? あったっけ、そんなの?

 ぢつは、毎年秋になると我が家が直接リンゴを買い付けに行く果樹農家が笹谷にあるのです。(ふっふっふ・・)

 それはもうそんじょそこらのスーパーでは入手できない超絶リンゴなのですが、それはまた別の話。

ケイコ ココよ。

手打ちそば雪むろ

(福島市笹谷)

ほぅ・・雪むろ?

 ここは福島市内笹木野から笹谷、庭坂と続く果樹園地帯のど真ん中・・だけれども、主要な道路から外れ奥まった場所にある。

 これはなかなか知る人は少ないのじゃなかろうか? 美味しいのだろうか?

  前景・駐車場

 時間は13時過ぎでしたが駐車場に車の姿はなく、もしかすると僕らが唯一の客!?

 店の前の植え込みには沢山の盆栽やら何やら。 

  植え込み

 玄関に「営業中」の札があるのを確認して、おそるおそると中へ。

 すると・・ キレイなおネエさんがお出迎え!ヾ( ̄0 ̄; )ノ

  お出迎え

なんだ、絵か。

←(見りゃ分かる!)daddydaddy

いらっしゃませ。

 絵とは違うが端正な顔立ちの女将さんがお出迎え。昔は美人だったろう。←(失礼)

どこでもお好きな場所にどうぞ♪

 というこで部屋の中へ。

 玄関から入って手前の方は二人掛けのテーブル席がいくつか。

 

 その奥には小上がりの畳スペース。

 

 さらに、奥には家族席と思われる大きなテーブル個室が。

  4人掛けテーブル席

 やはりお客は僕たちだけのようだ。少し考えて大画面テレビがある二人掛けのテーブルに。

入ってすぐの席

(雪むろ)

 うん、どこでも席を選び放題。こういう感覚、久しく無かったなぁ・・映画館では僕ら二人だけって何回か経験したけど。

 広々としていて自由・・素敵! ٩(ˊᗜˋ*)و

 だけど、若干不安も。さて、どうなりますことやら。

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3 板そば! Rio

さてと、メニューはコレか。

 

 メニューは極めてシンプル。

 僕はためらわず『板そば(1200円)』の大盛り(300円)に決定。

ケイコ ワタシは温かいのがいいわ。まずはかけそばで。

 それではいくら何でも・・ということで、天麩羅一人前(500円)を追加。

承知しました。

 ケイコは後ろにあるテレビが気になる模様。

 何かと見ると・・

 

『前澤氏搭乗の宇宙船、カザフスタンに着陸』というニュースをやっている。

 しかし、よくやるよなぁ・・お金持ちは羨ましい。

 と、その時突然!!!?

  にやぁ~ご!!

ネコ

(雪むろ)

岸波ぅわ、ビックリした!! ヾ( ̄0 ̄; )ノ

 誰も居ないと思っていたケイコの背中から、突然ネコの鳴き声が。

 ・・てっきり置物だと思ってたよ!

 この家ネコ、この場所が安住の地らしい。こっち見るなと威嚇するものの、そこから動こうとはしない。

 まあ、そのうちお互い馴染んできて、再び深い眠りに落ちたようだ。

お待たせしました。

 まずは僕の板そばが到着。かなりのボリュームだ。

 

 続いて、ケイコのかけそばが・・。

 (おや?)

かけそば

(雪むろ)

 注文はかけそば単品なのだが、おしんこやらサラダが付いている。

 いつもこうなのか、たまたまこの日は他に客も居なかった中での初見の客なので特別なのかは不明。

 そして、こちらが天麩羅。

 

をを~ 上手に揚げてある!

 最近はどこの店の天麩羅も美味しくなったが、それでも中には油がべちゃべちゃなところもある。

 田舎の店なので少し心配したけれど、まったくの杞憂。実際、食べてみると、あの遊里庵に勝るとも劣らない見事な揚げ具合。

 さらに、僕の板そばの全景がこちらです。

 そぉーれ、ど~ん!!

板そば

(雪むろ)

 こちらも同じように、注文外のサラダや煮つけなどが付いている。

 まずは、そちらからいただいてみる。

岸波んまい! (〃'∇'〃)!!

 これはなかなかの逸品。

 コレ、いつも付いてくるといいなぁ。絶対にそうすべきだな。

 どれどれ、肝心な蕎麦の方はどうなんだ?

 ん・・なんか、凄くいい香りが。

 岸波コレは凄い!! o(≧◇≦)o

 いや~ 田舎の店と侮った僕がオロカだった。このソバツユの美味しいこと。はっきり言うが・・

 遊里庵を超えたな! ٩(ˊᗜˋ*)وキャッホ-!

 蕎麦がまたよく冷やしてあって、少々乱切りなところが僕のツボにはまる。

 なんでこの店が世に知られて居ないんだ? 開店したばかりなのか?

 とにもかくにも、素晴らしい蕎麦屋に出会ったのであります。

店の中から庭を見る

(雪むろ)

素晴らしかったよケイコ、また来なくちゃな!

ケイコ ワタシのも美味しかったのよ。温かい蕎麦が美味しいって凄くない?

これはアレだ、僕たちだけが知る隠れ里の蕎麦屋ってことで世間にはナイショだな。

ケイコ じゃ、「ラーメン道」にも書かないのね?

岸波あっ、うぐっ、それわぁ・・ (lll-ω-)

 

 いや~ ラーメンもいいけどお蕎麦もね~♪

 

/// end of the “外伝29「手打ちそば/雪むろ」” ///

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《追伸》

 その後、何度も足繁く通うようになりまして、すっかり僕らは常連さんです。

 そうそう・・あのサラダや煮つけなどは、毎回必ず付いてくるサービス品でした。なんかオトクですよね~。

 しかも板そばで1200円なら極めてリーズナブル。

 ここが遊里庵みたいに有名になって、なかなか入れなくなるのはヤだな・・お約束の「地図」は載せないようにしよっかな。

 という訳にも行かないので、お店の場所はこちら~!!

 

 では、また次の「新・ラーメン道」で・・・See you again !

お店の場所

(雪むろ)

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