Our Way
of Ra-a-men 外伝20
岸波 皆さん、今日もおいしいラーメン喰ってますか~!
退かぬ!! 媚びぬ!! 省みぬ!!
“愛ゆえにラーメンを捨てられない男”が、またやって参りました。
こんにちは。転勤で会津若松に引っ越すことになりました。引越しの日取りは3月の28日(土)。
前の27日(金)には、引越しトラックへ荷物の積み込みをしましてヘトヘトです。
しかもその晩は、我が職場の送別会。
ヘトヘトのところへお酒が入りましてコテコテでございます。
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送別会会場桜
(「蕎麦人」そばんちゅう) |
しかも出掛けに、引越しを頼んだダック引越しセンターの社長さんから電話が・・・。
あのぅ・・・配車の関係で、明日の時間が変更になるんですが。
へ?10時じゃないんですか?
それを7時にしたいんです。
ええー! うん・・・早いけどなんとかしましょう。朝7時なら起きられる。
そうじゃなく、会津の現地に7時集合です。
あ~れ~!
ということで、朝5時起き決定。
送別会は名残が惜しかったですが、二次会にも行かず9時前には帰宅。
さあて、頑張るぞぉ!
ということで、ラーメン道・外伝、もういっちょー!
1 引越し
さて当日の朝、無事に5時起きいたしまして、ケイコと共に一路会津へ。
そうなのです。
今回の転勤は、ケイコと二人で水入らず。
今までの転勤は単身赴任でしたから、ケイコが福島市の自宅以外で暮らすのは、初めてでございます。
引越し先は、4階建て公舎アパートの3階。
僕のアパート暮らしは、学生時代以来のことでありまする。
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狭いながらも楽しい我が家
(会津若松市)
←3LDKでございます。 |
三階3LDKの部屋に、ダック引越しセンターの若衆たちが7人して荷物を運び上げますが、難儀したのは超大型冷蔵庫。
すいません。デカイでしょコレ?
いやぁ・・・正直、大変です。
社長さんにも重いって言ったのよ。
そしたら社長さん、こんなもんホイホイのホイですよーって。
あの人、自分では運びませんから。
ええー! (やはり・・)
・・・そうこうしつつも、約40分で運び込み完了。
お昼前には、なんとか荷解きも終わりまして・・・
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アパートの台所
(会津若松市) |
フーッ・・・ケイコ、そろそろオナカが空いたね?
せっかく会津に来たんだから、美味しいお蕎麦でも食べましょ。
そうだな、どこがいい?
やっぱアレでしょ・・・紋平茶屋。
ええー!会津坂下町かよ。 ←(結構、遠い)
ということで、我々は紋平茶屋にまっしぐらでございます・・。
2 謎の看板
会津美里町の広域農道を辿りまして、会津坂下町にさしかかって間もなく、不思議な看板に目が留まりまして・・。
ケイコ、あの看板、何て読むと想う?
プリテイ? ・・・発音できないんだけど。
な、な。「テ」が小っちゃくて「イ」が大っきいだろ。
ほんとは「プリティ」のつもりだったのね・・。
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プリテイの看板
(会津坂下町)
←ちょっと見えませんけど・・。 |
帰ってからネットで調べてみると、このお店はどうやら喫茶店のよう。
しかも、そんじょそこらの喫茶店にはありえない秘密があったのです。
←(やはり・・・。)daddy
“雄国沼が好き”さんのブログによりますと、『お料理が運ばれたときに「え~~っ!」とびっくりしてみたい人にお勧めのお店』とのこと。
いったいどういうことかと言いますと・・・
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ハンスパランチ
(プリテイ)
←ものすごい量! |
とにかく超・大盛り!!
このボリュームはハンパではありません。
写真の「ハンスパランチ」は、ご飯とナポリタンのセットで900円なり。
ご飯だけで、丼メシ二杯分はユウにある!
もちろん、この他のメニューも同様。
え? とても食べきれないって? ・・・でもご安心を。
そんなアナタのために、このお店では“お持ち帰り用のトレイ”をサービスしてくれるのです。
うん、これで安心だ。
←(いいのか、それで?)daddy
と、まあ、そんなことを言っているうちに、見えてまいりましたのは紋平茶屋でございます。
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紋平茶屋
(会津坂下町) |
はてさて、今日のお蕎麦は?
3 特製紋平そば
会津美里町の広域農道を会津坂下町へと辿りまして、「紋平茶屋」に到着。
この店は、10年ほど前に会津に勤務していた折に、ひいきにしていたお蕎麦屋さん。
女の人ばかりで営業している店で、蕎麦は真っ白な更科系。
大変な人気店でございまして、運が悪いと1時間半近く待たされることも。
決して狭い店ではないのですが、お客の平均滞在時間が長いのも理由の一つ。
お店の方では、この辺、とっくに折込み済みで、原則として“予約がないと入れない”ことになっているのです。
さて、我々は小上がりの一番奥の座席に席を取ることに。
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小上がり
(紋平茶屋) |
紋平茶屋の女将さんの旦那さんは、会津坂下町役場の職員だと聞いたことがありますが、何せ10年以上も前の話なので、とっくに退職されているのでしょう。
ケイコ、何にする?
えーと、天ぷらそば(1,100円)にするわ。
それじゃあ、僕は特製紋平そば(1,300円)の三枚盛りにしよう。
何よその“三枚盛り”って?
天ぷらそばの大盛り(二枚盛り)が特製紋平そばなんだよ。それを三枚さ。
ふーん。だったら一枚のは“天ぷらそば”じゃなくフツーの“紋平そば”って言えばいいのに。
うむむ・・確かに。
注文を終えまして、窓の外を眺めますと、遠くに奥会津の山並みが連なっております。
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奥会津の山々
(紋平茶屋より) |
あ!
どしたの、ケイコ?
天ぷらそばの二枚盛りが特製紋平そばだったら、二人で同じものを頼んで、私が一枚あげればよかったんじゃないの?
おっ、確かにそうだ。
っていうことは、追加の一枚が200円じゃない・・・安いわね。
そうだよな。頼み方のせいで値段が高かったらどうしよ?
うーん、同じかなぁ・・。
一抹の不安を抱えながら、お蕎麦の到着を待つ僕でした。
4 実食!
おーぉ、来たきた!
まずはケイコの“天ぷらそば”が到着。
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天ぷらそば
(紋平茶屋) |
手元にある三種のタレが、この店の特徴。
一つは普通の蕎麦ツユ、二つ目がダイコンおろしの高遠汁、お椀が天ぷらの付けツユも兼ねた地鶏の温かい汁でございます。
で、僕の三枚盛りがこちら。
ほら、ド~ン!
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特製紋平そば・三枚盛り
(紋平茶屋) |
うーん、やっぱコレだわ!
地鶏の優しい味がベスト・マッチね!
会津のお蕎麦屋さんは、蕎麦自体はどこも美味しいのですが、タレが旨いという店は中々ないな、という感想です。
この紋平茶屋は、カツオだしがしっかりしていて絶妙な甘さ加減。
坂下特産の辛味の強いアザキ大根を混ぜ込んだ高遠汁も爽やかさ抜群。
でもって、マイルドで香り高い地鶏ダレの黄金のトライアングル、まさに最強です。
うん、そうに決まった!
そして、この天ぷら・・・
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天ぷら
(紋平茶屋) |
茄子とエビとマイタケ・・・必ず揚げたてのアツアツでございます。
うーん、美味!!
ここの海老天は、しっぽまで食べられますので、ユメユメ残すことなかれ。
しかし、何と言ってもこのお蕎麦でしょう!
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蕎麦
(紋平茶屋) |
蕎麦の実の中心部分だけを使った贅沢な吟醸蕎麦。
会津坂下町には、こうした真っ白い蕎麦と殻まで混ぜ込んだ真っ黒い蕎麦と両方があります。
それぞれに味わい深いのですが、ここの繊細なタレには、やっぱり真っ白な吟醸蕎麦でしょう。
いやぁ、やっぱりお蕎麦は紋平茶屋だな。
わー、美味しかった!
さて、大満足したところでお勘定をと・・・。
どうしたの? 顔色悪いわよ。
全部で2,900円取られた。追加した三枚目は500円だったよ。
ええー! 何でやねん!!
・・・何となく釈然としないキモチを抱えながら、でも旨かったから、まっいっかー!
/// end of the“外伝19「会津蕎麦/紋平茶屋」” ///
《追伸》
会津に引っ越すと、福島市では中々飲む機会も無くなると思い、3月末にmamiちゃんのお店JOYにN主任やTOSHIちゃんと行って来ました。
その後に食べたラーメンが、JOYのハス向かいにある「らーめん処 伝」。
余り好みではないのですが、美味しい「天水」は帰り道と逆方向の上、12時で閉店してしまうので、時々利用しています。
どの辺がダメかと言うと、ラーメンがストレートで細すぎること。
スープの味が濃い目なので、どうしてもしょっぱ過ぎてしまうのです。
で、この日は、考えた末に注文したのが初めての塩ラーメン。
うーむ、これならばアッサリと胃にもたれずに食べられるだろう。
さて、出てまいりましたのが、オキテ破りの梅干しトッピング!
あらららら。
お味の方はどうであったか・・・ま、“言わぬが花”ということで。
では、また「新・僕達のラーメン道」で・・・See
you again !
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塩ラーメン(680円)
(らーめん処 伝)
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