| HOME | NAVIGATION | INDEX |
 
<前のラーメン道 | 次のラーメン道>
 

  BGM "夢日和" by My WORLD

 

 
今回登場するメンバー
岸波岸波ケイコケイコ店の奥さん店の奥さん三枝子三枝子

ライダーマリアライダーマリア岸波マリリンToshiToshi daddydaddy

 

Our Way of Ra-a-men 外伝17Rio

岸波岸波 皆さん、今日もおいしいラーメン喰ってますか~!

 退かぬ!! 媚びぬ!! 省みぬ!!

 “愛ゆえにラーメンを捨てられない男”が、またやって参りました。

 ラーメンもいいけどカレーもね・・というこの僕です。

 え、今回はカレーかって?

 うーむ、いくら“外伝”とは言え「ラーメン道」なのですから、いかがなものか・・。

 だけどねー、美味かったんですよコレが。

 そのお店は、福島市内のインド料理専門店「マナズ・ラソイ」栄町店!

ポークカレー・セット

ポークカレー・セット

(マナズ・ラソイ)

 そもそものきっかけは、何故かポケットに入っていた割引券。

 どこでどう入手したものか定かではありませんが、それを発見したケイコケイコがかねがね行ってみようと言ってたのです。

 で、ワーナーズ・マイカル福島に「ウォンテッド」を見に行くついでに食事をしようと思ったのですが・・・。

岸波今日は、ラーメン屋がどこも開いていないなぁ。

ケイコ 今日はお彼岸だからね。

岸波じゃ、割引券があったインド料理屋に・・・・あ、ここも休みだ!

ケイコ 今日はお彼岸だからよ。

岸波インド人も墓参りに行くのかっ!?

 ・・・ということで、一回空振りだったのです。

 そんなワケで出直したあくる夜、遂に「マナズ・ラソイ」に初入店したのでありました・・。

Rioラーメン道・外伝、もういっちょー!(なのかしら?)

line

 

1 初入店! Rio

 さて、そのマナズ・ソライですが、もともとこの店と隣のお好み焼き屋の場所は、僕が30年以上もヒイキにしてきた『五右衛門ラーメン』があったところ。

 その五右衛門ラーメンが、ある日突然閉店してしまった時には、ショックのあまりに茫然自失。

 学生時代から通い詰めた三店~陣場町石狩ラーメン、栄町どさんこラーメンに続いて、最後の砦の五右衛門ラーメンまでもが消えてしまうなんて。(オロオロ・・)

 この世には神も仏も無いのかっ! と、逆上したものです。

←(オイオイ・・。)daddydaddy

マナズ・ラソイ

マナズ・ラソイ

(福島市)

 で、話をググッと本題に引き戻しまして、9月24日の水曜日の夜、一枚ドアの入口を開いて入店すると・・・

いらっしゃいませ!

岸波ほほぅ・・。

 店内に一歩踏み込むなり、スパイシーなインド風味の香り。

 先客は、女性3人のグループと親子三代の家族連れ、いずれも話に花が咲いておりまする。

どちらでもお好きな場所に。

 ~ということなので、店奥の角々の位置にある一番上座にあたるテーブルへと着席いたしました。

 ただちに出て参りましたお水のタンブラーが、ちょっと他ではお目にかかれないシロモノ。

ケイコ 変わった入れ物ねぇ。

岸波銅か真鍮みたいだけど。

ケイコ まあ、ドウでもいいけど。

 と、相槌ちか否定か定かではないツッコミがありまして、ともかくもメニューの吟味でございます。

 メニュー表には、様々なスパイスやインド食材の解説なども。ふむふむ・・。

インド食材の解説

インド食材の解説

(マナズ・ラソイ)

 とりあえずは、インド・ラム酒のコーラ割とサモサとシュリンプ・パコラ、それにケイコのソフト・ドリンクを注文。

 メインのカレーについては、ケイコがチキン・カレーセット、僕がポーク・カレーセット。

ナンとライスとどちらをお付けしましょう?

ケイコ ワタシはナンで。

岸波じゃ、僕はライスを。

 ・・と答えながら、実は僕の心の中ではクエスチョン・マークがいっぱい。

 “カレー”のイメージが、更に盛ったライスにカレーをかけた“カレー・ライス”であったため、なんでそこにライスが付いて来るのか理解できなかったのです。

メニュー表

メニュー表

(マナズ・ラソイ)

 そうか、分かった!

岸波(つまり大盛り分が別皿ってワケだ。ふっふっふ・・。)

 と、心の中で一人ほくそ笑んだのでありました。

line

 

2 インド・ビール!Rio

 まずは最初に、ラム・コーラとレモン・サワー、それにスプーン・セットが到着。

 ラム・コーラは、もちろん三枝子三枝子ちゃんの「インディア巡礼」に出てきたインドの定番カクテルでございます。

 一方のレモン・サワーについては、店の奥さんがわざわざ・・

キリン・レモンとかじゃなく炭酸で割ったものです。

 ~と説明してくれたもの。つまりは、甘くないソフト・ドリンクです。

ラム・コーラ(中央)

ラム・コーラ(中央)

(マナズ・ラソイ)

 次に出て参りましたのがシュリンプ・パコラ。

 これはエビフライのようにも見えますが、実はこのコロモ、レンズ豆の粉をまぶしてソテーしたもの。

 これに洋ガラシとタルタル・ソースのようなものを付け、食べてみると確かに独特な風味があります。

シュリンプ・パコラ

シュリンプ・パコラ

(マナズ・ラソイ)

 お次はサモサ。

 このインド風三角春巻きは、我が家でも定番メニューの一つ。

 もともと僕が「男の料理」で覚えてケイコに伝授したものですが、さて本場ものはどうか。

サモサ

サモサ

(マナズ・ラソイ)

岸波これは、中の具が結構大きい・・。

ケイコ ケチャップを付けて食べるのね・・。

 我が家バージョンでは、豚挽き肉と春雨とたまねぎなどの具にカレー粉をまぶして春巻きの皮で包んで揚げています。

 マナズ・ラソイの本場バージョンでは、サイコロ切りにしたジャガイモを中心に、味付けは軽く風味程度に。

 味は後付けのケチャップで丁度良くなるようになっています。

 しかし、この熱さ・・。

岸波アジジジジ・・。

 油断していると、口の中が大火事です。

 これはやっぱりビールでも追加しなくては・・・ということで、インド・ビールを吟味。

 このインド・ビールも、三枝子ちゃんの「インディア巡礼」を見ていて、いつかは味わいたいと思っていた一品。

岸波んじゃコレか、マハラジャ!

 ということで、追加注文。

ケイコ マハラジャってどんなのかしらね。

岸波きっとこんなんだよ。 (・・と、ヒラヒラ扇子で踊り出す。)

ケイコ それは、お立ち台!

岸波あ~れ~!

マハラジャ

マハラジャ

(マナズ・ラソイ)

←マイルド・タイプのビールです。

 と、コレが注文したマハラジャ。

 僕の予想通り、ラベルでお茶目なマハラジャが踊っておりまする。(あらららら・・)

 これには、インド人もびっくりです。

←(誰?)daddydaddy

line

 

3 本場カレー! Rio

 さて、改めて店内を見渡しますと、壁には色っぽいインドのおねーさんが。

 その隣にかけてあるハンガーは、よく見ると奇妙なカタチ・・。

岸波ケイコ見てよ、あのハンガー。

ケイコ 面白いカタチね。

岸波まるでエッシャーの無限階段みたい。

ケイコ 早くカレー来ないかしら。

岸波スルーかよっ!

壁のポスターとハンガー

壁のポスターとハンガー

(マナズ・ラソイ)

←なんか色っぽい・・。

 そうこうするうち、お待ちかねのカレーが到着。

お待たせしました~。狭いんでテーブルをもう一つ着けますね。

 と、隣のテーブルを合体。実に気の利いたサービスであります。

 で、目の前にドォ~ンと。

岸波おぉっ!これはぁ・・・。

ポークカレー・セット

ポークカレー・セット

(マナズ・ラソイ)

 何故か、カレーが別盛りに。

 ここで初めて、冒頭の誤りに気づくのです。

岸波(別に、大盛り分ってワケじゃないんだ・・)

 さて、サラダにはオーロラ・ソースが、カレーにはチーズ風味のホワイト・ソースがかけてある。

 ターメリックかサフランかで色づけしてあるライスは結構大盛りで、そこにインドのパリパリせんべいが付いておりまする。

 で、一方のケイコのメニューはと言いますと・・・

チキンカレー・セット

チキンカレー・セット

(マナズ・ラソイ)

 初めて見る巨大なナンに、思わずインド人もびっくり!

←(だから、誰?)daddydaddy

 マナズ・ラソイのカレーの辛さは5段階ありまして、ケイコは2の普通、僕のは3の辛口であります。

 しかし、初めての方はまず2くらいで注文した方がいいようです。

 と言うのも、3は日本人にとってはかなりの大辛。

 うかつに口にすると、ゴジラに変身して口から火を吹くのがウケアイです。

 それにしても、このナンというやつ、初めて食べましたが結構日本人の口に合いますねぇー。

 こんなんではオナカいっぱいにならないのでは~と思っていましたが、実際に目の当たりにするとこのボリューム、食べてみるとこの食感・・・実にイイ感じです。

岸波ケイコ、旨いねぇ、このカレーは。

ケイコ 日本のカレーとは別物ね。

 スーパーなどで市販されているどんな食材を使っても、この味は出せそうにありません。

 材料はもちろん、調理のポリシーが根本的に違うような気がします。

岸波プハァ~、大満足!!

 この店のカレーには心底惚れました。

 五右衛門ラーメンが無くなっても、これなら立派に“お気に入り店”の後継となるでしょう。

 僕らが「旨い、ウマイ」を連発していたのを聞きつけ、帰り際には、インド人の店長さんも顔を出してくれました。

 奥さんともども、とてもフレンドリーな雰囲気で、僕たちは上機嫌で店を後にしたのでした。

 で、店を出て駐車場に向かうと、何故か見覚えのある後姿が・・。

 あれは、キッチン・スタジアムの師範代ライダーマリアライダーマリアちゃんではありませんか!

岸波あれ、マリアちゃん!?

ライダーマリア あっ、キシナミさ~ん!

岸波奇遇だねぇ。

ライダーマリア いま、そこのお店にお客さんを案内してるとこ。岸波マリリンさんも居るんですよー。一緒にどうですか?

岸波今、カミサンとカレー屋に行ってきたの。

あ! ちょっと美人だけどカミサンだからねー。愛人じゃないよー。

ライダーマリア 言ってませんけど。

岸波あ~れ~!

 ということで、大満足の福島の夜は更けていくのでした。じゃんじゃん!

 

/// end of the“外伝17「インド料理/マナズ・ラソイ」” ///

line

 

《追伸》

 美味しかったですよー、マナズ・ラソイの本格カレー。

 しかも、後から分かった事ですが、あるブログによりますと、この店のカレーやナンやヨーグルト・・・すべて「お替り自由!」ということらしいです。

 うーん、残念!(昼ランチだけかも知れませんが)

 で、ここの美味しさは既に巷の話題になっていたようで・・・。

岸波うちのカミさんも大ファンなんですよ。

岸波ほぅ・・Toshiちゃんも知ってたの?

岸波ワタシはまだ行ったことないんですけど、カミサンは毎週水曜日に。

岸波毎週とはヘビーなファンだ! ・・なんで水曜日に?

岸波カレーの日だって言ってました。

岸波カレーの日だったのか、知らなかった。

岸波いえ、カミサンが勝手に決めた“カレーの日”です。

岸波あ~れ~!

 ~ということで、皆さんも是非一度お試しを!

 では、また「新・僕達のラーメン道」で・・・See you again !

マナズ・ラソイの場所

マナズ・ラソイの場所

←中央マル印の位置。
この栄町店の他に稲荷神社前にも店が。

eメールはこちらへ  または habane8@ybb.ne.jp まで!icon   icon
Give the author your feedback, your comments + thoughts are always greatly appreciated.

 



Copyright(C) Habane. All Rights Reserved.

PAGE TOP