Our Way
of Ra-a-men 外伝14
岸波 皆さん、今日もおいしいラーメン喰ってますか~!
退かぬ!! 媚びぬ!! 省みぬ!!
“愛ゆえにラーメンを捨てられない男”が、またやって参りました。
最近、うどんを食べることが多くなった気がします。
生まれて初めての痛風発作に苦しんで以来、大好きなラーメンを控えまして、二回に一回はうどんを食べていたからです。
痛風自体は、投薬と規則正しい食生活で改善いたしまして、現在の尿酸値は3.2。
もう既に、完全な健康体であります。
←(薬のせいだって。)daddy
|
尿酸値を下げる簡単メニュー |
この間、尿酸値が一気に下がって激変したことで二度目の痛風発作がありまして、お医者に相談したところ、「食生活やお酒などは、ある程度、普通に戻していい」という、ありがたいお告げをいただきました。
そこで、お酒も多少は飲んだ方がいいということなので、再びプリン体の摂取に取り掛かったのでございます。
(ええ、ホンとはヤなんだけど、歯をくいしばってビールを飲んでおりまする。)
←(コラっ!) ケイコ
まあ、そんなこんなで、痛風薬を飲みつつ普段の生活に戻ったわけですが、あらためてうどんの美味しさに開眼いたしまして、このところ三日に一回は、ラーメンではなくうどんを食べているのです。
ということで、今回お送りするラーメン道・外伝は、そんな中での讃岐うどん編「はなまるうどん」でございます。
ラーメン道・外伝、もういっちょー!
1 小麦粉値上げ!
ラーメン屋・うどん屋の麺からカップ麺まで、日本で年間に消費される麺類は百億食に上るのだそうです。
そのうち、「うどん」の占めるシェアというのは意外に大きく、ほぼ全体の4割、40億食で安定したシェアを持つとのこと。
東日本では、麺と言えばラーメンが思い浮かぶのですが、以外に大きいうどんのシェアに驚き!
やはり、讃岐を含む西日本のうどん需要が大きいのでありましょう。
さて、それらの麺づくりに必須なのが小麦粉です。
|
パンも値上げ |
日清製粉が、小麦粉の値上げを断行したのが今年初めの二月下旬。
製粉各社がそれに追随し、悲鳴を上げたのが製麺業界です。
中でも深刻なのは、冷凍麺やカップ麺を扱う大手ではなく、利幅が薄い中で価格競争に追い込まれている中小生麺業界でありましょう。
このあおりを受けて、「安くてうまい」が売り物の讃岐うどんも値上げに踏み切るところが増えてきているそうです。
今年春先の四国新聞にも、「(香川)県内のうどん店は 県内のうどん店はおおよそ九百。製めん業者を主に九十三社(店)が加盟する「さぬきうどん協同組合」の大峯茂樹理事長は「重油などの高値安定に加えて今回の値上げ。経営努力の限界に来ており、特に製めん業者にとって影響は大きい」と苦渋をにじませる。」との記事が。
オーマイガッ!
|
讃岐うどんも値上げ |
讃岐うどん大好きの僕としては、何とかして応援したいところ。
そんな中で、福島市にオープンしたのが、讃岐うどん全国チェーンの「はなまるうどん」です。
場所は、福島氏のラーメン激戦区“南矢野目”のランドマークともなっておりますサティの一階、テナントコーナー。
なんと、お隣にはあの290円ラーメンの幸楽苑があり、築地タコヤキの名店「銀ダコ」もすぐ近くに。
僕とケイコは、讃岐うどんの窮状を救うべく、サティへと出向いたのでありました・・。
←(小麦粉の値上げ困ってるのは、幸楽苑も銀ダコも一緒だから!)daddy
2 はなまるうどん
さて、香川県出身のちぃな嬢からの情報で、本場讃岐の「はなまるうどん」が福島にやって来たと聞いた僕は大喜び。
なにせワタクシめ、昨年秋に飾り職人のヒデ君とともに四国高松に出張して以来、大の讃岐うどんファンなのであります。
その日、ケイコとやって来ましたサティの一階・・・テナント・レストラン・コーナーの一角を覗きますと、ありましたありましたこれぞ「はなまるうどん」!
←(この左隣が幸楽苑です。)daddy
|
はなまるうどん
(イオン内) |
「ケイコ、どれにする?」
「そうねぇ、どれどれ・・。」
壁のメニューを眺めてみますと、まずは麺の量が大・中・小の三タイプありまして、「かけうどん」の場合ですと、それぞれ315円、210円、105円の値付けで、「中」が標準とのこと。
これは、そのまま1玉、2玉、3玉と入っています。
しかしどう見ても、ここの「小」くらいが福島市近郊のうどん屋の標準量・・・盛りは十分にサービスされています。
と言うか、3玉の「大」を食べるのは、ちょっと勇気が要りそうです。
かけうどん(小)の105円という安さはうれしい限りですが、ズラリ並んだトッピングの具を入れていきますと、結果的には300円くらいになってしまうようであります。
讃岐といえば、まずは「ぶっかけ」ですが、何故かこの値付けは、小(294円)・中(399円)・大(504円)とやや高め。
熟慮の後、ケイコはワカメうどん小(294円)をチョイスして「ちくわ天」をトッピング。
|
ワカメうどん
(はなまるうどん) |
ほほぅ・・・ワカメの上に煎りゴマが添えられ、薄口醤油でダシの香り高いスープはまさに讃岐うどん。
その中に、コシの強い太目のうどんが美しく泳いでおりまする。
「おいし~い!」
「ふむふむ・・。」
さて、ワタクシめの戦略は、「小」をダブルでいただいて、久々の讃岐うどんをいっきに堪能しようというもの。
まず一杯目は、カレーうどん(399円)であります。
|
カレーうどん
(はなまるうどん) |
どわー! 具がデカイ!
一つ一つの具が大き目に刻まれましたカレーは、昔懐かしい家庭の味。
味わいはシンプルですが、太目のうどんとのマッチングは絶妙であります。
3 うどん二杯目?
さて、昔なつかしのカレーうどんを食べ終えたワタクシ・・・もう一品は、やはり讃岐名物ぶっかけ(294円:小)を選ばねばなりますまい。
目にも鮮やかな「かき揚」に心奪われ、ついでにこれもトッピング・・・堂々の一品であります。
|
ぶっかけうどん小+かき揚げ
(はなまるうどん) |
うぅぅぅぅ・・ウマイ!
昨年、高松で初めて食べた時の感動が、昨日のことのように蘇ってまいりました。
やはりこの太さ、福島では他に味わえません。
ダシの香りはまさに鮮烈。
しょっぱからず、甘からず、絶妙のバランスであります。
ワタクシ、うどんそのものの美味しさに夢中となり、気がつけば「かき揚」には目もくれずに食べ終わってしまいました。
「ふぅ~む・・。」
「どうすんのよ、そのかき揚?」
「止むを得ん。かくなる上は・・・。」
「かくなる上は?」
うどん、もういっちょう!
ええー! (痛風になるわよ・・)
|
かけうどん(小)+無料揚げ玉
(はなまるうどん)
←これで十分かも。 |
かけうどん・小(105円)は、刻みネギだけのトッピング。
しかし、この「はなまるうどん」では、仕上げに揚げ玉や一味唐辛子がかけ放題となっております。
「無料」とか「・・放題」と言う言葉に、からきし弱いワタクシといたしましては、これらも十分にトッピング。
既にこれだけで、十分なボリューム感があります。
ここに先程取り置きました「かき揚」を載せますと、ホレこのとおり・・・
|
更にかき揚をトッピング
(はなまるうどん) |
おおおおおお・・・これぞ、ザ・うどんでありますねー!
このシンプルうどんの旨いの旨くないのって、いったいどっちなんだー! ・・ってぐらい美味しいうどんをいただきまして、ワタクシもう、息も絶え絶えでありまする。
「はぁーうまかった! ・・・だけど。」
「何なのよ。」
「もうしばらくは・・・
うどんを見なくていいっ!」
(ヤレヤレ・・・)
・・・というくらい夢中になってしまう美味しさの本場「はなまるうどん」、アナタも是非お試しくださいませ!
サティの一階、テナント・レストラン・コーナーの中央です。
/// end of the“外伝14「はなまるうどん」” ///
《追伸》
なにせ全国チェーン店ですので、「本場の味じゃない」との陰口を叩かれることもあるようですが、他に讃岐うどんを食べる手段のない僕としては、十分に満足できる「はなまるうどん」でした。
ところで、小麦粉の値上げでダメージを負っているのは、カップ麺業界も同じ。
日清のカップヌードルも、2008年の1月1日の出荷分から、これまでの希望小売価格155円が170円へと値上げされることになりました。
そんな記事を検索していましたら、ひっかかりましたのが「詰め替え用カップヌードル発売」の記事。
ファミリーマート中心に出荷されている製品らしく、僕はまだ食べていないのですが、リユースできるプラスチック・カップと詰め替え用カップヌードル&シーフードヌードル入ったパックで599円だそうです。
リユース・カップを持っていれば、次からは詰め替え用リフィルを買うだけでOK。
ファミリーマートでは、通常のカップヌードルが150円、「詰め替え用」が128円で売られているそうです。
味はもちろん同じなワケでしょうが、ちょっと買ってみたくなる製品でした。
では、また「新・僕達のラーメン道」で・・・See
you again !
|
詰め替え用カップヌードルパック
←何度でも使えるカップ。 |
eメールはこちらへ または habane8@ybb.ne.jp まで!
Give
the author your feedback, your comments + thoughts are always greatly
appreciated.
Copyright(C)
Habane. All Rights Reserved.
|