Our Way of Ra-a-men 36
岸波 皆さん、今日もおいしいラーメン喰ってますか~!
退かぬ!! 媚びぬ!! 省みぬ!!
“愛ゆえにラーメンを捨てられない男”が、またやって参りました。
最近はラーメンを食べるにも気を使っています。
というのも、ひと月前ほどに痛風発作がありまして、食事療法をしなければならなくなったのです。
痛風の大敵はプリン体~ビールなどを控えればいいと思うでしょ?
ところがっ!
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塩ラーメン
(東志楼) |
お医者から貰ったプリン体が多い食べ物のリストを見ますと、「鰹節」と「煮干」の文字が。
な、な、なぁーんと!
まさにラーメンのダシに、欠かせないものではありませんか。
この僕に“死ね”というのかっ!
・・・なぁんて思いましたが、実はコレ、そのまま食べなければ支障ないとの事。
←(そのまま食べるヤツが居るのか?)daddy
ひとまずホッとして・・・
まあ、贅沢病とも言われるから、大盛りは控えておこう。(多分、だけど・・。)
と、心に誓った僕なのでした。 ←(今日のワンコ風)
さて、一安心したところで、それではラーメン道、行ってみましょう!
ということで、ラーメン道、もういっちょー!!
1 自家製ラーメンの店
今年の7月中旬頃、僕とN主任は南相馬市へと出張する機会がありまして、国道6号を北上しておりました。
ねぇ、N主任、そろそろオナカがすいたんだけど。
そうですね。どっかにラーメン屋でもないですかね?
オススメは「ユーカラ食堂」なんだけど、道順が分らないんだよ。
それは困りました。 ・・・あれ? あんなところに新しい店が!
ほぅ、どれどれ?
N主任の指差す方を見ると、確かに何も無かった場所に、なにやらラーメン屋らしき影が。
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ラーメン屋らしき影
(南相馬市)
←交差点のそばで入りにくい。 |
近づいてみると、どうやら新しいラーメン屋のようでもありますが、交差点の坂の途中にあって、なんとも入りにくい場所です。
交差点を左折しましたが、交通量が多くて、店のある右側には曲がれません。
曲がれませんね。あきらめましょうか?
ちょっと待って。看板に何か書いてある・・・“自家製ラーメン”だって!
うむっ。これは行くしかありませんね。
よっしゃ! どっか左側の空き地に停めて歩いていこう。
そんなワケで、入ることになりました新しいラーメン屋。
近づいてみると、店の看板も新品のようです。
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東志楼
(南相馬市) |
アズマ・・・シローさんかなぁ?
“トウシロウ”じゃないですか?
ということで、謎のラーメン屋へ突入したのでした。
2 謎のメニュー?
店内へ入りますと、まさに新店、建て付けたばかりの木の香りが漂ってきます。
お客は結構入っていまして、僕らは店の一番奥のテーブルに陣取ることに。
一風変わった内装で、店の天井には、写真スタジオにあるような可動式の照明がぶら下がっています。
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店内風景
(東志楼)
←かなりピンボケですが。 |
玄関脇の本棚にはラーメン関係の漫画本が並んでいまして、もしかすると、こういう本に刺激されて脱サラしたのかも知れません。(違ったらゴメン)
さっきの看板の“自家製ラーメン”だけどね・・なんか変じゃない?
“自家製麺”ではないんですよね。
よっく考えたら、どの店だって自分のとこでラーメン作ってるよね。
他から出前とるラーメン屋なんかいませんから。
ま、とりあえずメニューかな・・。
と、テーブルの上のメニュー表を見ますと、その裏側に「お客様へ」というメッセージがありました。
ほぅ・・・“いつか地元の素材を使っておいしいラーメンを作る”のが夢だったようだよ。
なるほど。やはり、最近開店したばかりだったんですね。
さて、メニューだけど・・・あ!
どしました?!
~メニューには、醤油ラーメンと塩ラーメンが600円とありますが、何故かその隣に「味噌ラーメン600円」が無理やり貼り付けてあったのです。
切り張りだね・・。
切り張りですね・・。
これだけ小ぎれいに揃えた店内で、何故か「味噌ラーメン」のメニューだけが切り張り。
・・・怪しい限りではありませんか。
これはきっと、店主が味噌ラーメンに自信が無くて、ごく最近になってようやくメニュー化したのだろうという結論に至り、僕が醤油ラーメンを、N主任が塩ラーメンを注文することにいたしました。
3 実食!
さらに店内を見回しますと、我々の頭上にはクラシック・カーの額縁が。
ちょっとコジャレた雰囲気・・・でも、ラーメン屋ではあまり見かけません。
すると、N主任がメニューで何か気づいた様子・・・。
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クラシック・カーの額縁
(東志楼) |
私の塩ラーメンは、モンゴルの岩塩を使っているようですよ。
なるほど! 凝ってるねぇ。
ですが・・・?
何か気になることが?
さっき、“地元の素材を使って”って書いてありましたよね。
きっとモンゴル出身なんだよ、あっはっは・・って、そんなワケないだろ!
謎がさらに深まりをみせる中、早くも僕の醤油ラーメンが到着です。
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醤油ラーメン
(東志楼) |
うーん、香りは申し分ありません。
大きなチャーシューと煮玉子、海苔、シナチク、白髪ネギのトッピング。
麺は・・・
中細のストレート麺か、ニガテなんだよなぁ・・。
スープの色は黒いですが、意外とアッサリ系・・と言いますか極めて薄味。
さらに、ストレート麺であることもあって、スープの絡みが悪いようです。
そこで、N主任の謎の“地元のモンゴル岩塩”の方を見ますと・・・
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塩ラーメン
(東志楼) |
こちらは、コーンまで加わって、超豪華なトッピングのようですが・・。
どう、そっちは?
何か、あまり味がしないんです。
なのに麺が多くてキツイです。・・インスタント・わかめスープみたい。
おっかしいなぁ? 味噌ラーメン以外は自信作だと思ったんだけど。
あれぇ? 参事、周りの人を見てくださいよ!
ん? あ・・・・!!
~何と、他のお客が食べているのは全て味噌ラーメンではありませんか?!
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味噌ラーメン
(東志楼)
←一番人気! |
意外な展開で途方に暮れ、まことに残念な気持ちで僕らは店を後にしたのでありました。
確かに、味噌味だったら当たり外れは少ないもんなぁ。
ですねぇ・・・あっ!
うゎ、ビックリした! どしたの、いきなり?
分りましたよ、この店の謎が。
ん、どゆこと?
つまりこの店はまだ・・・
まだ・・・?
トーシローなんです!
ええー!!
・・・お後がよろしいようで。
←(店主は頑張ってますから、長い目で応援しましょうね。)daddy
/// end of the“その36「それ行け、東志楼!」” ///
《追伸》
ラーメンの缶詰をご存知でしょうか?
陣場町のmamiちゃんのお店「JOY」のすぐそばに、福島市でただ一つという自動販売機があるのです。
なぜ、知ってるかといいますと、ウチのユウキがそこで立ち食いしようとし時、ちょうどその自販機の管理人が来たんだそうです。
彼は、ユウキが買おうとしているのを見付けて、自慢げに・・・
どうだい、コレは売れると思うだろ? これは福島で最初の一台なんだよ。
~と言ったのだそうです。
ということで、この僕も買ってまいりました。
札幌ラーメン缶味噌味とトンコツ味、ついでにカレーうどんまで買ってしまいました。
中身の麺は、中華麺ではなくコンニャク麺であるところがミソで、これならノビないんです。
で、お味の方はと言いますと・・・ナイショです。(あはは!)
とりあえず、写真だけ載せておきますからね!
では、また次の「新・ラーメン道」で・・・See
you again !
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自販機の札幌ラーメン缶ン
(陣場町:JOYのそば)
←味の方はナイショ! |
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