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  BGM "夢日和" by My WORLD

 

 
今回登場するメンバー
岸波岸波ケイコお店の従業員フジタニ総括 daddydaddy
 

Our Way of Ra-a-men 91Rio

岸波岸波 皆さん、今日もおいしいラーメン喰ってますか~!

 退かぬ!! 媚びぬ!! 省みぬ!!

 “愛ゆえにラーメンを捨てられない男”が、またまたやって参りました。

 コンビニのレジ脇に積んであった「シティ情報ふくしま」の2月号を何気なく見ましたら…

 ををををを~ んまそう!!

シティ情報ふくしま

(2016年2月号)

 「寒さ吹き飛ぶ至極のラーメン25選」かぁ…なるほど。

 それにしてもこの表紙のラーメン、見たことあるような無いような。いったい何処なんだ?

 ~ということでページをめくってみますと、どうやらこれは小倉寺にある「中華そば屋 佐藤」のラーメンらしい。

(待てよ、開店直後に一度行った白河ラーメン屋じゃなかったか…?)

中華そば屋 佐藤

(in 福島市)

 たしかあの時には、ちょっと期待外れでそのまま行かなくなっていたが、もしや成長して大化けしたのかも。

 だってこのドンブリ、どう見ても『いい顔』してるもの。

 よしっ、そうだ!そうに決まった!!

 このワシがもう一度検分をしてくれようぞ。

←(麺道斉師匠、入ってるぞ。)daddydaddy

ということで、ラーメン道、もういっちょー!!

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1 中華そば屋 佐藤へ! Rio

…んで、凄く旨そうでしょ、この写真?

前に一回行かなかった? スープの出汁が薄かったラーメン屋でしょ?

・・・・・・( ̄_ ̄|||)

 でもさあ、なんか成長した気がするんだよね、この写真。 

 ということで、ケイコの快い賛同を得た(?)僕は、国道115号バイパスを小倉寺方面へ向けてひた走り。

雪模様の福島市

(国道115号線)

 この日は1月30日の土曜日。今年の冬は、急に暖かくなったり寒くなったりと不順な陽気が続きましたが、前夜に降った雪が道路に積もって道が混雑しております。

 で、実際、小倉寺に到着してみると、どうも以前来た記憶のある場所には店の姿が無い。

 たしかイタリアンのアボカーレのすぐ隣くらいだったような気がするんだけど、近場で移転したのか?うむむむむ・・。

  ←「アボカーレ」

 結局「記憶の場所」ではなく、富岡街道をかなり南下した場所で目的の「佐藤」を発見!

あったあった・・って、あ~れ~!(駐車場が・・)

中華そば屋 佐藤

(in 福島市)

 まだ11時を廻ったばかりなのに、店の前の駐車場は既に満杯。

 …と、油断する隙もなく、次々に「佐藤」を目指したとおぼしき車がやってくる。

(よほどの人気店なのか? それにしても困ったな…)

そこに何か書いてあるよ。

へ?

 『P⇒ ウラに7台あります』

 ををを~あと7台もあるなら、店のキャパから言って十分。これで一安心…と思ったら。

後ろの車が先に侵入して行ったよ!

なにぃ!? 待てマテぇ~!!

中華そば屋 佐藤

(in 福島市)

 ということで、慌ててその後に続き、何とか駐車スペースをゲット。行ってみれば、最後の空きスペースでした。危ないアブナイ…。

 店のノレンをくぐろうとすると、貼り紙が目につく。

 『急募 パーとさん募集』

(ほぅ、人手が足りないようだ。やはり、かなりの人気店なんだ…。)

 その隣の貼り紙はこんな内容。

 『混雑時には御手数ですが店内でお名前ご記入の上…』

 待てよ、ここに行列が無くとも、もしかして店内に待ち人が…!?

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2 本日のご注文! Rio

いらしゃいませ~

 果たして店内に入るや予想通りの満席状態。

 「名簿」に名前を書くと、入り口周囲に設置されたパイプ椅子で待機することに。

中華そば屋 佐藤

(in 福島市)

(ほぅ、これわぁ・・)

 従業員のお姉さんの挨拶と笑顔もステキですが、非常に清潔で明るい店内。

 店の中央にカウンター席が縦に並び、左の方は小上がりの座敷席になっております。(↑)

 そして、店の正面奥には厨房が。(↓)

 

 客層はシングル客・アベック・家族連れと様々。

 老若男女に幅広く支持されているようでございます。

 振り返って外を見やれば、『営業時間午前11時~ スープがなくなり次第終了させて頂きます』の文字が逆さまに。

 

 何度も言いますが、今現在11時の開店直後。この時刻で既に満席。

 表には、おそらくこの店にやって来たのであろう車が徐行しつつ様子を見る姿がひっきりなしに。

 シティ情報ふくしまの表紙に載ったということもあるかもしれませんが、とにもかくにも千客万来の様子。

 既に駐車場は裏・表とも満車状態なのですが、店のキャパからいうと、駐車場満車でちょうど店内の待機席まで埋まるくらでしょうか。うまくできています。

 ふと気づけば、店内の柱にはこんな張り紙が。

  『麺の固さスープの濃さなどご遠慮なく…』

(個別オーダーに応じるのか・・)

 メニューが多いと大変なのでは・と、余計な心配がよぎります。

 と、お姉さんが、順番名簿を覗きに来る。

お客様のキシナミ様、いらっしゃいますか~?

 テーブルの準備が整ったようで、我々はカウンター席へとご案内♪

カウンター席にて

(中華そば屋 佐藤)

(さてと、何にしようか・・)

 目の前には、お水のポットとぎっしり整えられた割りばし、そして調味料とティッシュ。

 うん、とてもキチンとした感じです。

 

 どれどれ、メニューはコレか…

メニュー

(中華そば屋 佐藤)

 メニューを見て納得。

 麺の茹で方などきめ細かなオーダーに対応できるのは、中華そばとワンタン麺、焼豚中華にメニューを絞っているから可能なんだな…。

岸波んじゃワンタン麺の大盛り!

中華そば・・味付玉子も入れちゃおうかな♪

はい、しばらくお待ちくださいませ~

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3 ワンタン麺! Rio

 先ほど順番待ちをしていた入り口横のパイプいすはあの辺り…。

 ちょっと隠れて見えませんが、その奥の小スペースは麺打ち室になっております。

 

(手打ち麺ということは、やはり白河系か・・)

 場所の記憶はあいまいですが、前に一度来た白河ラーメンのお店に間違いないようです。

 それにしても、以前とは印象がまるで違います。(名前も「佐藤」ではなかったような気がするし…)

 やはり、近場で新築移転したのでしょうか。それとも雰囲気だけ一新されたのか。うむぅ。

(おや?)

絵手紙

(中華そば屋 佐藤)

 目の前には、誰がかいたものか絵手紙が。

(上手だなぁ・・ピカイチ君みたい♪)

 『いくつもの出合い いくつもの別れ』

 ご覧のように、絵がまた上手。雰囲気出てますね~

『泣いたり笑ったり 体当たりでぶつかったダイエット 鏡のまえで 今日も私輝いてる?』・・ぷぷっ♪

岸波『そんなこと 気にしなくていいよ ずんぐりむっくりが好き』・・だはははは!

 いやぁコレ最高!! 落款に「しん」とありますが、店主が好きな名のある作家さんなのか?

 待てよ、まさかピカイチ君みたいに、ここの店主にマルチな才能があって・・・

おまちどうさまでした~

岸波うわっ!・・はい。(早いな・・)

 こちらがケイコの味玉中華そば。

 ほれ、どーんと!

味玉中華そば

(in 「佐藤」)

あら、美味しそうじゃない。

岸波ケイコ、ほら麺を持ちあげて!

よっしゃ!

 

 いや、いいなぁ・・この手打ち麺の感じ。

 これは紛れもなく白河ラーメン。

 平打ちの太麺で縮れているのは喜多方ラーメンとも近いけど、この手打ちの少し不揃いな感じが何とも言えない♪

 そして、僕のワンタン麺お大盛りがこちら。

ワンタン麺

(in 「佐藤」)

 大盛りになると焼豚も3枚になるのか。

 でも、白河ラーメンの一番いいところは、このワンタンなんだよね~

 薄めのぴらぴらの皮にほどよく包まれた挽肉。

 んまいよ、コレわぁ・・ほれっ!!

 

 どーだ、まいったか。(○∇○) !

 さっそく食べてみる。う~ん至福!!至福!!!

 昔の印象よりずっと良くなっています。

岸波(前の時は、麺が茹ですぎてグズグズだったし、スープの出汁が薄すぎた。)

 全体のバランスが整った感じ。で、スープが明らかな無化調ですけれど、壁に『無化調!!』なんて大書してないところが好感。

 前にも書いたと思いますが、そんなことは食べれば分かる事なので、わざわざ威張るトコじゃない。そもそも、サトウキビ生成の自然調味料なのに「化学調味料」という誤解を与えるようなネーミングをしたのが間違い。

 「塩」や「砂糖」と一緒です。使い過ぎれば悪いのは当たり前。入れないから偉いというもんでもない。要するにスープとしての仕上がりが美味いかどうか。それだけ。

 で・・・総評としてどうだったか。

 繰り返しますが、かなり美味しくなっている。バランスが改善された。

 でも、やっぱり白河ラーメンなんですね…。

 白河ラーメンは、手打ち麺である完成度やワンタンの美味しさがずば抜けていると思います。そこはいいところ。だけどスープのボディが弱い。

 それは「アッサリ系」とか言う以前の問題で、そもそも余りダシを取っていないので、どうしても醤油の味が前面に出てしまう。(喜多方や会津ラーメンと比べて)

 この両者の違いは、同じ無化調の喜多方「まこと食堂」と比べてみれば歴然。

 ここはもう「地域性」の問題だし「好み」の問題であるけれども、白河ラーメンは「ダシ」が重視されない傾向があるです。

 それと、固めの腿肉チャーシュー。これも白河ラーメンの特徴ですけれど、かなり好みが分かれるところでしょうね。

 ということで、「佐藤」のラーメンは良くも悪くも白河ラーメン。「悪い」というのは言い過ぎでしょうが、「薄い出汁」・「固いチャーシュー」が現在支持されている流れと別の方向を向いているのは間違いありません。(まあ、それも含めて「好み」の問題ですけれど。)

ワンタン麺

(in 「佐藤」)

岸波ということでケイコ、どうだった?

うん、途中で飽きた。

岸波ええ~( ̄_ ̄|||) (残すなよ、僕が食べるよ!!) 

 いずれにしても、どんどん“進化”してきた「中華そば屋 佐藤」のこと。これからも精進して、さらに美味しく成長していくことは間違いありません。(絵手紙もステキですよ~)

 いや~ ラーメンってホントにいいもんですね~♪

 

/// end of the “その91 「中華そば屋/佐藤」” ///

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《追伸》

岸波岸波 今日はこれから孫たちを連れて初体験のワカサギ釣りに出かけます。

 ワクワクして朝4時に起きてしまったので、ラーメン道を書きました♪

←(小学生か!)daddydaddy

 檜原湖の湖上の氷に穴を開けて、その上に仮設小屋を建て、中ではストーブをガンガン焚くから寒くないよ、Tシャツで過ごせるよ・とフジタニ総括から聞いてますが、そんなことして氷が溶けて割れないか夜も眠れません。

←(そっちかよ!)daddydaddy

 ま、帰ってきたら、久々に「Storyスナップ」で本日の顛末をご報告いたしましょう♪

 

 では、また次の「新・ラーメン道」で・・・See you again !

お店の場所

←(中華そば屋佐藤)

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