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BGM "夢日和" by My WORLD |
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1 ラーメン大志軒!
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ラーメン大志軒 (福島市) ←右下が僕の軽自動車。 |
建物の屋根には目にも鮮やかな大看板が・・『ラーメン大志軒』。
うむぅ・・福島では聞いたことのない店だが新しいチェーン店か?
←(このケバさは、単独店舗には見えないが・・。)
daddy
まず、駐車場側に掲げられた「能書き看板」らしいものが目につく。
←これ。
(ふむふむ・・いったい何て書いてあるんだ?)
『大志軒の味噌麺』
当店一番の自信作は「味噌麺」。
全国の味噌蔵から五十八種類もの味噌取り寄せ、その中から選りすぐった複数の味噌を、職人が手作業でブレンド。
濃厚なスープに仕上げる「こく味噌麺」と、すっきりとした味わいに仕上げる「淡麗味噌麺」は、それぞれ別に炊きあげたスープを使用。・・(以下省略)
やはり、味噌ラーメン一押し店のようである。(もしかして“専門店”?)
ケイコ、凄いね。「全国から五十八種類の味噌を取り寄せ」・・だって!
だけど結局使ったのは「複数の味噌」だけよね。
!!(たしかに・・・。)
廻り込んで、店舗の道路に面した側。
こちらにもド派手な看板やらノレンやら・・。
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ラーメン大志軒 (福島市) ←道路側正面。 |
立て看には「香り豊かな味噌のおいしさ 淡麗味噌麺」、続いて「上質な味わいの純醤油ラーメン 本丸醤油麺」・・ほぅ、醤油もあるんだ。
赤地に白文字を染め抜いた派手なノレンには・・
『農家直送コシヒカリ』
『鶏舎直送鶏ガラ』
『最上級鶏脂』
『仕様書発注特注麺』・・等々。
(これは間違いなくチェーン店だな・・。)
さらに廻り込んだ北側の奥に狭い入り口が。
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ラーメン大志軒 (福島市) ←北側入り口。 |
建物自体は変わっていないのだけれども、「駐車場から入口が非常に遠い」という店舗の欠点もそのまま受け継がれてしまっている。
同じ駐車場付き店舗チェーンの幸楽苑では、この辺りはよく考えられた構造になっているので、もう少し何とかならなかったものか。
ま、最初に店舗を建てた人がダメなんだけれども。うむむむむ・・。
うゎ混んでる!?
狭い入り口を入って店の中に入ると順番待ちのお客が7~8人、椅子に並んでかけておりまする。
店舗構造の欠点について書いたので、もう一つ言いますと、この店舗では毎度おなじみ・・
「いらっしゃいませ~」~が無いのです。(以前から)
なぜかと言いますと、入り口から従業員のいるフロアまで遠い(8メーターくらいある)ので、順番待ちの客が多いとスタッフが入店者に気が付きずらいのでございます。
なのでお客は勝手に順番待ち名簿に記入して、そこいらをブラブラすることになります。
ん? 壁になんか貼ってある・・?
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壁のチラシ (ラーメン大志軒) |
『大志軒 開店記念セール すべて100円引 上淡麗味噌麺490円』
やったー!!!
それ終わってるよ、10月4日まで。
オーマイガッ!
開店が10月1日・・今日が10月31日なので、ひと月前に開店したようでございます。
覗き観る店内は超満席・・と、そこで大人数のグループが退店。
次々に順番待ちメンバーが案内されて行く。
(ラッキーかも。)
お店のオネーサン「・・次に、88番のお二人様、いらっしゃいますか~?」
はいはーい!ここにいらっしゃいますー!
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店内の様子 (ラーメン大志軒) |
案内されたのは窓際のハジ席。これもまたラッキー。
この日の店内の様子は、上の写真のとおり。
天井には『お持ち帰り生餃子550円』や『濃厚ソフトクリーム100円』などの垂れ幕がぶら下がっています。
写真左下の『餃子工房』というのは、前の店舗からあったもの。ここで餃子を包む様子を見せるんだ・ということなのですが、一回も見たことはありません。
そもそも、こういうファミリー向けのラーメン屋で、お客が来店してから包むのは、あまり現実的でない気もしますケド。
さあて、何を食べるかな・・うわっと!!
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でかメニュー (ラーメン大志軒) |
・・やたらドでかいメニューでございます。
しかし、見るまでもなく「味噌麺」がオススメなんだし、表のキャプションでも「淡麗味噌麺」がイチオシのようですから、まずはソコからいかなくちゃ。
←最初に書いてるやつ。(淡麗味噌麺)
淡麗味噌、大盛りで行くかな。ケイコは?
別なのがいいよね。んじゃ・・コレ!
←こく味噌麺
店のオススメ、わんつーパンチということで、まずは妥当なトコでしょ。
まてよ、餃子もいってみるか。ケイコどう?
ちょっとなら食べてもいい。
ということで、呼び出しベルを押しまして・・・お願いしま~す!
かくかくしかじか・・・ということでお願いします。
「確認させていただきます。かくかくしかじか・・ということでよろしいですね?」
はいオッケー!
ちょとマテ、ちょとマテ、おねーさん。
何だよ?(ってかその、8.6秒バズーカみたいなノリは・・・。)
後からコレもお願いします♪
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コレも (ラーメン大志軒) |
え~~! ・・( ̄_ ̄|||)
まっいーか。僕もちょっとだけ食べたいし・・。
3 淡麗味噌麺!
注文した後、視線はテーブルの上に。
ほぅ・・これは面白い!Σ(・□・ )
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オールインワン・ボックス (ラーメン大志軒) |
ティッシュ・ボックスを横にしたような入れ物の上に、白胡椒・ラー油・酢・醤油に楊枝までもがキチンと収納されている。
そして何といっても・・・
割りばしだ!! (○∇○) !
一時のエコ塗り箸ブームが去り、最近では食べやすい割りばしに戻している店舗が多くなっていますが、この大志軒はソコをちゃんと抑えてある。
それよりも何よりも、関連調味料とティッシュがオールインワン・ボックスになっているところが素晴らしい。
daddy(結構あるんだよね、ティッシュが無くて困る店。あってもそのせいでテーブル狭くなってる店・・。)
しかも、メニューやポップが邪魔にならないよう壁に専用ホルダー。継ぎ足し用の水ポット、餃子用の漬け皿、餃子用の辛みそまで・・・パーフェクト!
表の店舗由来の大看板や店の「ウリ」を列挙したキメ細かな赤ノレンのこともあり、このチェーン店のセールス企画担当はかなり優秀なのではないか?・・(多分だけど♪)
アレ、いいよねぇ?
ん、何?
←大志軒のチャーハン(半チャーハン280円)
そう言えば昔、幸楽苑が半チャーハンをメニューから外した時、
マッチョな玉三郎君が激怒していたけど、ファミリー向けラーメン店には是非あっていいメニューだと思う。
こういうところもキチンと抑えてあるんだなこの店は。もしかして恐るべし!?
おまちどうさまでした~。
キター! (○∇○) !
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淡麗味噌麺 (ラーメン大志軒) |
お! 見た目はなんか完成度高い。
シナチクのヨレ具合もい~い感じだぁ!
チャーシューでかっ!(個人的にはあまり大きいの苦手だけど)
でもって・・・
味噌の香りがキョーレツだ~!
『薫り高い』ってあったけど、看板に偽りなしだな。
続けて、ケイコのこく味噌麺。こっちらー!
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こく味噌麺 (ラーメン大志軒) ←撮影の影、かぶった(泣 |
白と黒のドンブリの色で分けてあるけど、見た目はそんな違わない感じ。
ま、ひき肉味噌がかけてあるので分かるけど。
会津若松の味噌ラーメン専門店『小豆屋』の場合、トッピング自体を変えて味噌の違いを強調してるけど、僕としては、こっちの方が好き。
だって、食べたい味があってもトッピングが苦手(コーンとか)なのあるし。
ついでに、餃子もいっきに公開!
←大志軒餃子
ん、ちょっと焦げてるな。(焼き方へくったな・・)
再度、全体像をば。
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本日のご注文 (ラーメン大志軒) |
もう喰ってるし!
・・そうそう。もう一つ、この店のいいところ。
このケイコの食べてる麺(僕のも同じ麺ですが)、ホラちょっとこっちに見せて~!
←ハイ、どーぞ!
僕の大好きな太い縮れ麺なのでございます!
←(会津のように平打ちではないけれど。)
daddy
で、実際食べた感じ・・・。
そっちどうだった、ケイコ?
・・・しょっぱい。
こっちも。(淡麗って書いてあったのに・・)
最初に一口食べただけで分かるのですが、スープがドロッとしているのです。
ここのスープは鶏主体のダブルスープだそうですが、鶏の繊細な味わいはほとんど感じられません・・スープがドロッとするほど大量に味噌が投入してあるからです。
この感じは、ケイコの『こく味噌麺』の方でより顕著。
←(さらに肉味噌まで追加してるからな。)
daddy
『味噌が香り高い』のはトーゼン・・ってゆーか入れ過ぎ。(|ι´Д`|ガックシ)
もうちょっとどーにかならなかったものか。
・・せっかく撮った写真、せっかくどーもなので、今度は横から。
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淡麗味噌麺 (ラーメン大志軒) |
残念だなぁ・・実際食べるまでの部分(店舗の構造以外)は好印象だっただけに。
せっかくオススメメニューのワンツーパンチだったのに。
三歩すすんで二歩下がったね。(水前寺清子だけに・・)
ええ~!
お後がよろしいようで。
いや~ ラーメンってホントにいいもんですね~♪
/// end of the “その86 「淡麗味噌/大志軒」” ///
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《追伸》
実際、この日ラーメンを食べてからは二人とも喉が渇いて何度も水を飲みました。
ケイコは、最後の100円ソフトクリームが美味しかったのが救いだと言っておりました。
そう言えば、餃子も焼き方へくっていたのもあって、味はイマイチ。福島の名店『餃子会館』の親父だったら、絶対にお客には出さなかったでしょう。
←(餃子会館の親父は焼き方失敗したりしないし。)
daddy
で、思ったのですが・・・
アレってさ、スタッフがマニュアル間違えてんじゃないかなぁ?
そういうレベルのスープだったよね。
大志軒がチェーン店で、福島初進出ということは確認しましたが、そういうことなので残念ながら“本来の味”を確認するスベがありません。
最近はトンコツ・脂ギトギト系やチョー味の濃いつけ麺屋がたくさんありますので、あれで大志軒のデフォルトかもしれませんが、少なくともファミリー店で子供たちに食べさせるには難がある気がします。
ま、まだ開店ひと月ですから、今後の成長を期待しましょう。
では、また次の「新・ラーメン道」で・・・See you again !
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