Our Way
of Ra-a-men 84
岸波 皆さん、今日もおいしいラーメン喰ってますか~!
退かぬ!! 媚びぬ!! 省みぬ!!
“愛ゆえにラーメンを捨てられない男”が、またまたやって参りました。
5月も押し詰まる27日、ヨッシーと我々一行は須賀川市は阿武隈川のほとり、某遺跡の発掘現場に向けてひた走り。
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目的の発掘現場
(須賀川市某遺跡) |
ヨッシー、そろそろお昼だねぇ?
あ、・・イノちゃんの行きつけでいいお店が♪
じゃ、ソコ行きますかリジチョー?
またラーメン屋だな、いーんじゃねーの。
御意! Here We Go~!!
ということで、イノちゃんご推薦の『正華飯店』なるラーメン屋へ向かうことに。
聞くところによれば、そこは『中華料理 正華飯店』と名乗っているもののメニューはラーメンのみ(ギョーザさえ無い)、有名人も訪れる店として知られているとのこと。
メニューを純化した自信のラーメンはもとより、どんな有名人が来たのかというところも興味深々。
また、ダジャレ好きのリジが、見事な一発をカマしてくれるかどうかも興味深々でございます(笑)
ということで、ラーメン道、もういっちょー!!
1 正華飯店!
を! アレじゃないのヨッシー?
見えてきましたな・・。
時はジャストお昼の12時ちょうど、廻り道クネクネを経ましてようやく見えてまいりましたお目当ての「正華飯店」!
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正華飯店 |
・・・どうやら、駐車場はお店の裏手にあるようでございます。
うゎ、駐車場広いんだ!
←(正華飯店専用駐車場)
駐車場が広いという事は、お客が多い証拠。
お客が多いという事は、ラーメンが旨いという事。
すでに期待は、小さな胸が張り裂けそうに膨らんでおります。
でも・・メシ時なのに車が止まってないのは何故だ?うむぅ・・。
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正華飯店 |
「ちわ~」とノレンをくぐり抜けるヨッシー。
真紅のノレンに黒文字の『らーめん』が目にもあざやかに。
それと対照的に『中華料理 正華飯店』(多分)の年季の入ったかすれ文字が“老舗”を主張しておりまする。
それにしても、電話の局番がひとケタとは・・・(゚.゚)
おや?
←(『名物 からし味噌』)
手前の置き看板には『名物 からし味噌』の文字が。
ふむぅ・・ここの一番人気は、からし味噌ラーメンのようであるな。
しかしここで一抹の不安が・・。
ヨッシーの好物は言わずと知れた味噌ラーメン。
ところが何故か、僕の苦手な“白菜どっちゃり「田舎味噌ラーメン」”の店に連れて行かれることが多いのでございます。
←(最近のヨッシーは気を使ってくれてますけど。)daddy
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挽肉モヤシ味噌
(石狩らーめん)
←これならオッケー♪ |
やはり味噌ラーメンは、麺とスープで勝負してほしい。
ま、「ひき肉モヤシ」の札幌ラーメンタイプなら許せるけれど、「山のような白菜・人参・キャベツ」はカンベンして欲しい。
『ヘルシー』とか『サービス♪』とかそういう問題ではなく食べずらい。『麺』から行きたいのにソコまで到達しない。
どうせなら「野菜炒め」として別盛りにして欲しい・・。
(ここが「田舎味噌ラーメン」でないことを祈るばかり。)
あ、さて~ お店の中に入りますと・・
(お店のお姉さん) 「いらっしゃいませ~」
ということで、四人掛けの椅子席にご案内~♪
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店内の様子 |
手前側には椅子席が四つほど、奥の方には畳敷きの小上がりに同じく四席ほど。
店内は清潔で壁にはいろいろな飾り物が。
お客さんは3組ほどで、さほど混んではおりませぬ。
あ、サテサテ、メニューは・・と。
2 本日のご注文!
んと、メニューはコレだな。
テーブルの上に立ち上がるタイプの写真入りメニューが。
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メニュー |
しょうゆらーめん600円、みそらーめん700円、カラシみそらーめん850円、めん大盛100円増しとある・・。
(やっぱ、メニューは三つだけなんだ。)
写真で見る限り、みそらーめんの具はニラ、もやし、コーンにどっちゃり挽肉・・・これは嬉しい(人´∀`o)
やはり味噌ラーメンには挽肉でしょう!
とりあえずは、田舎味噌ラーメン系統でなかったことに一安心。
カラシみそらーめんの方はと言えば、上記にプラスして乱切りナルトとキクラゲが。
(リジチョー)じゃオレはみそらーめんで。
(リジ)ワタシは・・カラシみそらーめん!
(ヨッシー)じゃ、同じで! (名物だし・・)
よっしゃ、フツーのらーめん大盛り!
「ウケタマワリました~」
という事で、3種メニューが揃い踏み。
ふと気が付くとテーブルの上にはラー油が・・。
←(コショーとラー油)
みそらーめんとカラシみそらーめんの違いは、ナルトとキクラゲ・・後は多分、辛みのラー油が追加してあるだけ。
ということは、ラー油がここにあるんだから・・・
ナルトとキクラゲが入って150円増し!
ええ~!Σ( ̄口 ̄;;
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壁面の様子 |
それにしても、壁にゴテゴテ下げられた数々の装飾品。
商売繁盛の七福神は分かるとしても、このクロンボは何だ?
そしてその下には・・・
をを~ 有名人のサイン色紙!?
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サイン色紙 |
ヨッシーの頭の上にあるのは・・・門倉有希!(コレは分かる)
FTVサタデーふくしまの番組スタッフも来店したらしい。
後は、演歌歌手(よく知らない)が何人か。
一番右の方にあるのは・・うーん若い女の人。誰だ??
←(門倉有希’96)
門倉有希 96.9.27・・・・。
どうやら門倉有希の出現密度が高い様だ・・・( ̄_ ̄|||)
なんか賞状ありますね? (そこんトコ・・)
ほぅ・・どれどれ??
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賞状 |
ほぅ・・(平成8年)『第1回須賀川グルメ大賞第1位 正華飯店からし味噌ラーメン』
グルメ大賞の1位って、大したもんだ!
ラーメン・ランキングじゃないですもんね。
やはり「名物カラシ味噌」の名前はダテではないようであります。
と、その時、反対側の壁に謎の貼り紙を発見!!
ヨッシー、4つ目のメニューがあるみたいだよ。
へ!?
←(辛めん)
「3月1日より禁煙のお知らせ」の右下に『辛めん 880円』の貼り紙が!
“からしみそらーめんより辛いです。”との注意書きが付いている・・。
と、その時、来店してきたお客さんが・・・
お客さん「カラシみそらーめん一つ、お願いします!」
「は~い、辛みそ一丁!」
う~ん・・辛いみそらーめん『辛めん』との呼び分けはどうなってるんだ?
←(謎だ・・。)daddy
3 名物カラシみそらーめん!
待っている間、ちょっと表に出て来たリジチョーが何やらチラシを。
こんなの置いてあったぞ。
こっ、これはっ!Σ(・□・ )
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マップ |
地図によれば市街地から結構近い場所にあるようだが、ナビでは逆方面からの誘導があったはず?
市街地の方面はたいそうな田舎道のはず。しかも縮尺書いてないですよね?
それより、右上にショージさだおのタンマ君描いてあるぞ。
な、な、な~んと!Σ( ̄口 ̄;; (ダイジョブなのか、著作権・・?)
ショージ君のエッセイ集「らーめん大好き」に、いかにも入っていそうなカット。
『使用許諾』とか始めると、いろんなラーメン屋から申し出られて収拾がつかなくなるような気もするな、うむむむむ・・。
しかし・・まさか・・・いや、そんなことは・・・・・・・・・( ̄_ ̄|||)
おまちどおさま!
(○∇○) ぅわ! なんでもありませ~ん!
どしました?
あ、いやべつに・・。
・・ということで、やってきた名物カラシみそらーめん!!
はい、ど~~ん!!
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カラシみそらーめん
(正華飯店) |
ををををを~!
香り立つ調合味噌の旨そうな匂い。
しかも、いわゆる『田舎味噌ラーメン』タイプでなくコーン、モヤシを中心としたサッポロラーメンテイストのトッピング。
そして、そうそう・・スープにたっぷり見え隠れする挽肉が食欲をそそる。
いっただきま~す!!
それ、ワタシの。ブチョーのはしょうゆらーめんでしょ?
そうでした・・
なんとなく、心がやるせない・・。
じゃ、せめて匂いだけでも♪
ええ~!!
←(匂いだけ)
やるせなさは更に募るものの、ココは匂いだけでぢっと我慢の子。
・・で、リジチョーのみそらーめんがコチラ。
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みそらーめん
(正華飯店) |
なるほど・・カラシみそらーめんとのトッピングの違いはナルトとキクラゲが入っていないだけ・・あとラー油も。
やはり、ナルト&キクラゲ代が150円なのか!?
リジチョー、テーブルのラー油、サービスしときます?
や・め~い!! (シンプルが好きなのに・・。)
てへぺろ(〃'∇'〃)ゝ
あれ、オネーサン。ところで僕の「しょうゆらーめん」は?
少しお待ちください♪
ええー!!
~ということで、哀れな魂をひとつだけ残したまま、メンバーは一気呵成に。
いただきま~す!!
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いただきま~す! |
んめ~っ!!
オニ! アクマ! ひとでなしーー!!
~止むを得ず、中空を睨みながら、ひたすら待ち続ける僕・・。
しかし、なかなかしょうゆらーめんはやって来ない。
ミス・チョイスであったか・・無念!
←(みそとカラシみそはいっぺんに作れそうだしな。)daddy
次第に心が折れそうになり、この世に生まれてきたことを後悔し始めた頃・・・
しょうゆ、お待たせしましたー!
お待ちしましたーー!!
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しょうゆらーめん
(正華飯店) |
ををををを~!!!
「待てば海路の日和あり」~昔の人はいい事言った!
この透き通るような縮れ太麺、大切りのチャーシュー、ぐるぐるナルトに、ほうれん草に、板海苔に、刻み葱・・・まさに王道ラーメン!
はやる心をコブラツイストで抑え込み、期待に震えながら、海苔を目がけてコショーを一振り、二振り・・・。
すでに目は血走り、髪は逆立ち、逆上した男はワリバシ割って、がぶり寄りっ!!!
ズズズズズズーーーー!!!!
ぅんめ~っ!!
神様、ホトケサマ、正華飯店サマ。
天はこの哀れな子羊を忘れなかったー!(うっうっ・・)
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ちょっと斜めから
(正華飯店) |
~ということで、いずれも大満足の正華飯店。
名物のカラシみそらーめんですが、最後にヨッシーに頼んで、ちょいとばかりスープを飲ませて貰いました。
と、どうやら、ラー油を足しただけではない・・。
これはっ! ラー油にプラスして中華ジャンの複雑な辛さ。
をを~さすが麺道斉先生!
多分、ですが。てへぺろ(〃'∇'〃)ゝ
←(せっかくどうもでもう一枚)
しかし、須賀川でこういう老舗の名店があることを知ったのは大正解。
ここまでラーメンを食べに出張してきてホントによかった♪
←(発掘の現場視察じゃなかったのか!)daddy
いやはや、ラーメンってホントにいいもんですね~♪
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end of the “その84 「正華飯店」” ///
《追伸》
なんか忘れてるなぁ・・と思ったら、そうそう・・リジのダジャレが出てなかった。
その後、発掘現場に到着。
そこから、北東の方角を望めば、な、な、なぁんと!
遥か彼方に会津磐梯山の山影が見えるではありませんかっ!
←(写真中央、やや右寄りに・・)
リジ、あそこに磐梯山が!!
そこでリジ、もろ手を上げて・・・
ををををを~! バンダ~イ!!
~磐梯山だけに・・・万歳じゃなく。(微妙)
そこでリジチョーがカットイン。
ありがとう! おかげで涼しくなった。
むしろサムイくらいです。(きっぱり)
・・・お後がよろしいようで。あははははは!!
では、また次の「新・ラーメン道」で・・・See
you again !
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