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BGM "夢日和" by My WORLD |
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1 昔風ラーメン
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屋台ラーメンよしだ屋 (福島市) ←休みです・・orz |
お休みのようね・・。
あ~れ~! (夜だけかよ!)
このよしだ屋は、名物の
おばちゃんがやっているお店で、自家製のチリチリ極細麺がトレードマーク。
アッサリ系「支那そば」なのですが、「とんがらしラーメン」がもう一つのウリ。
どんぶりの表面真っ赤のこのラーメンについては、また別の機会に紹介せねばなりますまい。
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よしだ屋のおばちゃん (福島市) |
うむぅ…そうなると。よし、あそこだ!
どこ?
どうして思いつかなかったかな。ホラ、向こうの13号線に出た左側の…
大政ね!!
ただちにGO!!
2 大政食堂!
さて、13号線の角の信号で止まりましと、すかさずケイコが車を降りて斥候役でございます。
スタスタスタと弾よりも早く駆けて行き…
どーだ、やってるか?
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大政食堂 (福島市) ←あ・い・て・る・よー! |
あ・い・て・る・よー!
ということで、そこで親父も下ろしまして、車を駐車場へ。
ここには専用駐車場がありませんが、このブロックの裏側に共用のコイン駐車場が設置されているのです。
ちょっと置いてくるねー!
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大政食堂 (福島市) ←駐車場は裏か…。 |
車を停めてさあ入店。
ん・・・?
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大政食堂 (福島市) ←←ラーメン450円! |
ラーメンが450円!
や・す~い!
でもこれってさ、昔から使ってるの、そのまま置いてるだけじゃない?
さすがに、それはないでしょー。
いやぁ、分かんないよ。店自体昔のまんまだし…。
…さて、その実態は?
3 本日のご注文!
こんちわー!
まいどー!
お店に入ると、正面に厨房があってその手前が横長のカウンター、全面ガラス張りの窓側には四人掛けのテーブルが並んでおります。
店の中にはお客さんが7~8人…この店の特徴は、そのお客さん全てがかなりヘビーな常連さんではないかと見えるところです。
さっそく、窓際のテーブルに陣取りまして、カウンター上にあるメニュ-を見上げますと……
あ…
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カウンター上のメニュー (大政食堂) |
やっぱりラーメンは450円だわ!
だから安いねーって言ったんだよ!
←(言ってません。)
daddy
メニューを見ると、ラーメンが450円、チャーシューメンでも600円、カレーライスが500円と実にリーズナブルなお値段。
オトク感満載でございます。
周りのお客さんを見ると、ヤキソバを食べながら昼間からお酒を飲んでいる人、新聞を広げながらカツ丼をかっ込む人…ちょっと今どきのファミリー・ラーメン屋では見られない光景が。
このあたりも、ヘビーな常連の匂いがプンプンでございます。
しかし、いかにも下町の食堂風のメニューでバラエティに富んでおり、しかも軒並み安い。
ワンタンメンの横には、最近あまり見ない「ワンタン」単品のメニューもあって感動。
なぬ? あれは…
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ミリンダ 200円 (大政食堂) |
ミリンダがあるよ! 200円!
わーなつかしー! 昔よくあったね、米屋に。
それはプラッシー。
(ぁ・・
さて、何を注文しようか・・・
オレはラーメンでいいな。
私も!
(うーむ、ここは熟慮を重ねて・と・・・)
スミマセーン!!
はい、何にいたしますか?
ラーメン二つと・・・
二つと?
ワンタンメンの大盛り!
いつもと同じじゃん! (どこが「熟慮」なのよ)
4 昔のラーメン!
店を見回しますと、テレビが壁の上の方に。
普通はもうちょっと下にあるような気がしますが、ここの場合は“天井ぎりぎり”・・・というか天井にピタッと付いております。
したがって、これを見るお客さんも相当首を曲げて見上げることに。
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高い所にあるテレビ (大政食堂) |
テレビの真下にいるオジサンなどは、ほぼ首を直角に折り曲げて見上げています。
うーむ、このあたりも“ヘビーな常連の匂い”がプンプンでございます。
おまたせー!
おっ、キタよ親父!
どれどれ・・・
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ラーメン (大政食堂) |
なんと典型的な“昔のラーメン”でございましょう。
ナルト、チャーシュー、シナチク、ネギ、ホウレンソウ…これこそ、正統派ラーメンにおける黄金のラインナップ!
ダシはトンコツ・トリガラ50/50、魚なんか要らないのです。
ほど良く甘く、ほど良く辛く、それでいて滋味深く…
目立たぬよ~うに~ はしゃがぁ~ぬよ~うに~♪
似合わ~ぬこ~と~は~ 無理をせず~♪
お客さん、そこで歌わないように。
(ぁ・・
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ラーメン (大政食堂) ←真上から |
うん、昔のラーメンだ。
だろ? だろ?
さて、僕のワンタンメンは…
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ワンタンメン (大政食堂) |
おおーっ!
ワンタンがきらめいております!
この黄色味の濃いところがなんとも言えません。
下手な店ですとワンタンが煮えすぎてボロボロになってしまうところですが、そんな心配は微塵もありません。
しっかりしています。自己主張しています。
そして麺!
会津の麺は幅広ですが、福島の伝統的なラーメンの太さはまさにコレ!
そのあでやかな艶!
スープもしっとり!
ニューウエーブ・ラーメンみたいにチャラチャラしていません!
まさに大人の味!
不器用だけれどお~ しらけずにぃ~♪
純粋だけれどお~ 野暮じゃなくぅ~♪
お客さん・・
(ぁ・・
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ワンタンメン (大政食堂) |
や~旨かったね~!
こういうラーメンなら毎日食べられそうね。
やっぱり、ラーメンは福島だよな~!
いつもは会津だって、言ってるじゃん。
(ぁ・・
~ということで、安くて旨くて大満足の大政食堂。
ただしお客さんは、“ヘビーな常連の匂い”プンプンでございまする。
ラーメンって、ホントにいいもんですね~♪
/// end of the“その64 「昔風ラーメン/大政食堂」” ///
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《追伸》
ニューウェーブ系のラーメン屋には、割り箸でなく塗り箸を出すという顕著な特徴があります。
しかしねぇ~食べにくいんですよ、ツルツルして。
「エコ」を売り物にしているんでしょうが、そもそも割り箸の材は間伐材。
使われなければ、山の中に切り倒したままで腐らせるしかないのです。
かと言って間伐をしなければ、どんどん山が荒れます。
日が差さないような森にはいい材が育たないのです。
そして、森は更新しなければ二酸化炭素吸収源にならないのです。
活発に吸収するのは成長期の一定時期だけなのですから。
だから、ラーメンは割り箸にしましょうよ。
え? もったいないって?
ウチでは、割り箸を洗って使ってますけど、それが何か・・・?
あはははは!
では、また次の「新・ラーメン道」で・・・See you again !
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