Our Way
of Ra-a-men 60
岸波 皆さん、今日もおいしいラーメン喰ってますか~!
退かぬ!! 媚びぬ!! 省みぬ!!
“愛ゆえにラーメンを捨てられない男”が、またやって参りました。
先日、職場の臨時職員の採用面接がありまして、第一面接員である僕の役割は“ラポート形成”。
いや何のことは無い、たわいもない会話をして“雰囲気づくり”し、面接者の緊張を解くという役目でございます。
ま、こんな時はですね、食事の話とかいいんじゃないかと思いまして・・・
ね、今日はお昼何食べてきたの? ・・・と。
すると・・・
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塩ラーメン
(しせん家) |
お昼は・・・ラーメンでした♪
そうですかぁー! 美味しいよね会津のラーメン!
~とイッキに雰囲気もほどけて、面接の滑り出しも快調。
よし、この調子でいこうと二人目も同じ質問を。
ね、今日はお昼何食べてきたの?
ハイ、お昼は家で、おかあさんが作ってくれた食事を。
え?ラーメン・・じゃないんだ・・↓ (チッ!)
(モシモーシ・・・そこで評価を分けないよーに。)ヒソヒソ小声・・
(もっ・・もちろんですよっ!)ヒソヒソ小声・・
ま、それは冗談ですけれど・・・それほどまでに会津と言えばラーメン、ラーメンと言えば会津。
今回は、会津で塩ラーメンならココでしょう!というたいへん美味しいお店をご紹介でございます。
ということで、ラーメン道、もういっちょー!!
1 中華しせん家
最初にこの「しせん家」のことを聞いたのは、昨年4月に会津へ赴任したばかりのことでした。
喫煙所にいたら、学芸員のスズキさんが・・・
副館長、もう「しせん家」には行きましたか?
いや、まだこの周辺ばかりなんで。
それじゃ是非一回行ってみてください。オススメなんです!
ほーぅ・・そこまでおっしゃるんでしたらば。
で、この「しせん家」ですが、調べてみると市内旭町の我らがアリカちゃんのおうちのすぐ近く。
彼女の案内で行ってみましたが、実に美味しい。
以来、お昼のラーメン・コースの欠かせないお店の一つになっています。
しかあしっ!
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味噌ラーメン
(しせん家) |
やはり、食べ物には実に口うるさいウチの ケイコさんの評価に耐えなければホンモノとは言えますまい。
ね、ケイコ。今日は、中華しせん家ってとこ行ってみない?
中華? アナタ日本のラーメンでないとダメなんでょ?
中華とは言っても普通のラーメン屋さんだよ。トンコツ醤油系の。
じゃ、不味かったらアナタのオゴリね。
ええー!! (・・ってゆーか、いつでも僕が出してんですけど。)
2 中華しせん家
ということで、さっそく向かいました市内旭町。
ついつい火曜日が休業日というのを忘れて失敗することが多いのですが、本日はホレこのとおり!
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営業中
(しせん家) |
で、ここは休業日の他にもう一つ注意することがありまして。
それは・・・駐車場が狭い!
店の前には4台くらい、上の写真にありますように「向かい側の③~⑦の駐車場もご利用下さい」とありますが、何せここは大の人気店。
向かい側の駐車場もあらららら・・・でございます。
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向かい側の駐車場
(しせん家)
←あらららら・・。 |
しかし、こんなことでメゲるケイコさんではありません。
寄せればなんとか入るわね。
ということで、かなり狭い場所に割り込みまして、さすが見事なドライヴィング・テクニック。
←(いいのか、それで!)daddy
入店いたしますと、これがまた満員状態。
お一人様ですか?
あ、いや。今ウチのカミサンも来るんですけど。・・・待ってますよ。
ところが、ここの女将さんの動きは機敏。
たちまちのうちに一人客に相席を頼んで動かし、テーブルを空けてくれたのでした。
←(さすが行列店のベテラン女将は違う・・。)daddy
で、この店のいいところは、ほうらこの通り。
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マンガ書庫
(しせん家)
←店内のいたるところに。 |
店内のいたるところにマンガの棚があるのです。
安くて美味しくてマンガ読み放題、これでお客が来ないワケがありません。
そしてメニューはというと、店内の壁に大きな写真がありまして、こちらも一目で分かります。
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壁のメニュー写真
(しせん家) |
もちろん、壁だけではありません。
各テーブルのメニューにも、その季節のおすすめメニューの写真がど~んと。
↓(下は、去年の夏の写真です。)daddy
たとえばこんなふう・・・
「スタミナつけてこの夏を乗り切ろう:レバーのうま煮定食(夏限定)」
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季節のおすすめメニュー
(しせん家)
←去年の夏の写真。 |
去年の写真を載せたついでですから、夏に食べた美味しい冷やしラーメンの写真もサービスしちゃいましょう。
はい、どぞっ!!
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冷やしラーメン
(しせん家)
←太麺がいい! |
さてケイコ、何にする?
うーんとね、しそ餃子。
え!それだけ!
何でラーメン食べないの?
うちでテレビ見てて変な時間に食べちゃったの。
ええー!! (先に言えよ。)
3 元気が出る塩ラーメン!
ま、餃子だけってのもナンなので、余ったら僕が食べるということで半チャーハンも追加。
←(テーブルを空けてもらった手前もあるし、一人前じゃね・・。)daddy
で、僕はというと何となく塩味が食べたくなって塩ラーメンを。
どちらかと言うとこの店では背脂の入った「こってり醤油ラーメン」を食べることが多かったのですが。
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こってり醤油
(しせん家)
←食べたくなってきた…。 |
ハイ、半チャーハンが先にあがりました!
ども・・・あれ、スープとおしんこが?
奥様の分でしょ? サービスです。
何と~!
この忙しい中で、何たる心配り。
しかも、サービス! ただっ!!
←(そこかいっ!)daddy
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半チャーハン
(しせん家)
←サービス付き! |
さっそくケイコが一口・・・。
さて、その評価は・・・・・・・・・・?!
えっ? なにコレ? 美味し~い!
でしょ、でしょ。やたー!!
一口いただいて見ましたら、抽出したての新鮮なラードの香り。
火の通り加減、ご飯のパラパラ加減・・・・何も言うことはありませぬ。
うんまぁーいっ!
と、さらに追い討ちをかけるように・・・
お待たせしました、塩ラーメンです。
ハイ、どーーーーーーん!
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圧倒的な湯気
(しせん家)
←見えないかな? |
ををををを~!!
お箸を割るのももどかしく、初めての塩ラーメンにかぶりつき!
むむっ、ここのスープの美味しさが塩味にしたことで輪郭がぴしーっと。
おやこれは、おろしニンニクとおろしショウガの隠し味・・・うーん、べスト・マッチング!
この少々強めの韮の香りがなんともいえないな。
おおーっ、このモヤシの太くて元気なことといったら・・・わっしゃわっしゃと喰えるぞ。
そしてなんといっても、この圧倒的な湯気・・・うんむむむむむむむ
タンメンは湯気で喰えっ!
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塩ラーメン
(しせん家)
←別の日の写真。 |
なに一人で騒いでるの。どれ、私にも一口。
あ、いいよ。 どぞ、どぞ!
えーーー うそーーーー!
久しぶりに出ました、ケイコの絶賛サインでございます。
まさに“元気がでる塩ラーメン”。
ここの食べ物のいいところは、何と言っても熱い!
どこぞやのお店の“オフロの残り湯”みたいなテキトースープではありません。
←(どこだよ!)daddy
この店って凄いんじゃない?
お気に召してくれたかね。だーっはっはは!
こういう料理作れる男の人って凄いねー。えっと、どんな人かな・・?
と、調理場を振り返るケイコ。
ちょっとイメージ違ったけど、ピシッとしてかっこいいわ。
そっ、そうかな? ・・・で、どんなイメージだったの?
高倉健さんみたいな人。
ええー!! (健さん、そんな役やったっけ?)
さらに、その後で出てまいりました「しぞ餃子」。
これがまた只者ではありません。
中身のアンの豊潤なこと・・・・肉もしっかりと入ってかなりのボリューム。
焼き加減は片面カリカリ、片面柔らかく、これこそ日本餃子の王道“蒸し焼き餃子”の絶品でございます!
あー、生まれてきてよかった!
ねえ、ちょっと。 ・・・・いいの?
ん、なに?
写真撮らないで食べちゃって。
しまったぁー!!
というワケにもいきませんので、仕方なく別の日に撮影した餃子の写真を・・・。
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肉餃子
(しせん家)
←ボリューム感ばつぐん! |
どーも、すいませ~ん!
でも・・・ ラーメンって、ホントにいいもんですね~♪
/// end of the“その60「元気がでる塩ラーメン/しせん家」” ///
《追伸》
実に美味しい塩ラーメン。
醤油も味噌もありますが、周りを見ると塩ラーメンを注文している確率が高いように思えました。
で、ケイコの「しせん家」の評価は★★★が付きました。
会津若松のラーメン屋では二軒目であります。
もう一軒の★★★はどこかというと、二人の若い衆が超絶なコンビネーションで次々と麺を上げてくるあの「こうみ家」でございます。
やはり、塩ラーメンってスープのごまかしが効きませんから、その店の力がはっきりと出ますね。
本文中にもありました、僕の哲学「タンメンは湯気で喰え」の中身はこちらでございます。
>>リンク 葉羽詩集その56「タンメンは湯気で喰え」
では、また次の「新・ラーメン道」で・・・See
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