BGM "夢日和" by My WORLD

Our Way of Ra-a-men 58

岸波　皆さん、今日もおいしいラーメン喰ってますか～！

　退かぬ！！　媚びぬ！！　省みぬ！！

　“愛ゆえにラーメンを捨てられない男”が、またやって参りました。

　最近、うちのケイコが会津の野菜の美味しさに目覚めてしまったようなのです。

　特に行き着けになっているのが、会津若松駅前の「まんまーじゃ」。

　JAあいづ直営のファーマーズ・マーケットでございます。

　ここの野菜には、一袋ずつ生産者の名前が書いてあるのですよ。

　ををををを～！！

まんまーじゃ （会津若松市）

トマトは真っ赤なのがいいと思うのは素人よ。

採れたての南郷トマトを食べてごらん。人生観変わるから！

ええー！　そんなにも！

　と言うかと思えば・・・

南郷トマトなら何でもいいと思うのは素人よ。

そっ・・・そなのか？！

○○○子さんのトマトを食べてみて。

それ以外はトマトじゃないって思うようになるから！

ええー！　（・・じゃナンなんだ？）

　・・・と、まるで宮崎県知事なみのセールス・トークでございます。

　しかあしっ！！

　この「まんまーじゃ」から毎朝仕入れたネギがなければラーメンは作らないという“剛”のラーメン屋さんがあるのです。

　その名は『麺屋ごんちゃん』！

　ならば、その真偽のほどを確認しなくてはなりますまい。ふっふっふ・・。

ということで、ラーメン道、もういっちょー！！

１　麺屋ごんちゃん　

アリカちゃん、もしも～し！　たまには、うどんでも行くかい？

でもワタシ、岸波さんと一緒の時しかラーメン食べてないんです。

ええー！　なんで？

ラーメン屋さんて、女性一人じゃ行きにくいじゃないですか。

なるほど！　じゃ、食べたいトコに案内してよ。

　～ということで、アリカちゃんの案内で向かった先が「麺屋ごんちゃん」！

　・・・あらら、ピッタリでございます。

　まさに需要と供給、魚心に水心・・・ちょっと違うような気もするけど、まっいいか。

麺屋ごんちゃん （会津若松市）

　この「麺屋ごんちゃん」、富士通通りの学鳳高校から飯盛山の方に入って間もなく。

　以前、カトリーヌさんと行った「まったりラーメン」を過ぎてすぐの場所でございます。

　で、その場所に到達いたしますと・・・

あれっ？　ラーメン屋さんが二軒あるね。

二つは、ライバル店みたいなんですよ。

來龍 （会津若松市）

あっちは、とんこつラーメンの來龍かぁ・・・

　こうしてみると、こないだの「トンコツ革命／こうみ家」といい、結構、若松にもトンコツ系が広まっている感じがいたします。

　しかし、この來龍は、龍や孫悟空の雲みたいなイラストがあって、ちょっと見『中華飯店』のような雰囲気。

　まあ、いずれ試して見ねばなりますまい。

　二軒は、道を挟んで向かい合っているのですが、本日の駐車場の混み具合は「ごんちゃん」に軍配！

←（と言うか、駐車場が狭いのでご注意！）daddy

　再び「ごんちゃん」に眼を転じますと、紅いノレンに“会津手もみ麺”の添え文字が。

麺屋ごんちゃん （会津若松市）

これだよね～、コレ！

　平打ち太縮れ麺でイリコダシの効いた醤油スープ・・・僕の好きな典型的会津ラーメンが脳裏をよぎります。

　さあ、果たして・・・？

２　本日のご注文！　

　ノレンを掻き分けて店内に入りますと、左側にカウンター席、調理場の注文口にも数人分のカウンター席、そして、四人掛けのテーブルが数個・・・ありゃ？

満員ですかっ？！

よかったら、奥の畳の間もありますよ。

　ということで、唯一空いていた一番奥の畳テーブルへ。

　テーブル横の棚に目ざとく灰皿があったのを見つけて入手しましたが、良く見てみると、隣の席には子供たちが。

（・・・無念！）

店内風景 （麺屋ごんちゃん）

　座敷の入口には、少ないですが漫画本の入った本棚があります。

（ふっふっふ・・・要チェックやな。）

　それでは、何を注文しましょうか・・・

何がいい？

何にする？ （麺屋ごんちゃん）

　ここのメニューには、醤油、味噌、こってりめんのほか「ごんちゃんらーめん」という看板メニューらしきものが。

　どうやら「ごんちゃんらーめん」は坦々麺のようで、さらには「黒ゴマ坦々麺」も。

まずは“醤油系”ということで、ワンタンメン・・・セットまで付けちゃおう！

別なのがいいですよね・・・じゃ、味噌！

　ワンタンメンの「Aセット」メニューは半チャーハン付き。「Bセット」なら半ライス。

　「ごんちゃんらーめん」は、また次回ということで。

　ふと、横を見ますと・・・

調理場を見下ろす （麺屋ごんちゃん）

　座敷席は一段高くなっているので、間の覗き窓から調理場の様子が一望・・・。

（ふっふっふ・・要チェックやな。）

←（ワケ、分からん！）daddy

３　ワンタンメン　

　はい、お待たせしました。

ほほぉー！

ワンタンメン・Aセット （麺屋ごんちゃん）

　ワンタンメンに半チャーハンとタクアンのおしんこ。

　向こう側がアリカちゃんの味噌らーめん。

　脳裏に描いたそのままの会津ラーメンではありませんか！

　このワンタンのボリュームったら・・・♪罪作り　罪作ぅ～り♪

←（何の歌やねん！）daddy

　ドンブリをぐぐーっと手前にたぐりまして、さあ、試食！

ワンタンメン （麺屋ごんちゃん）

　スープのイリコダシが効いております。　このへん、モロに喜多方風。

　さて、麺はと・・・

　うん、喜多方の「さゆり食堂」の麺とよく似た感じ。

　若松だと、最近有名な「木村屋」の感じ。

　見たとおり、麺は意外と細麺（会津にしては）で、縮れもさほど強くはありません。

いいんでねーの！

ワタシにも一口！

およよよよ！

　そう言うアリカ嬢の味噌らーめんはというと・・・

味噌ラーメン （麺屋ごんちゃん）

ほぅ・・・。

　醤油が喜多方風なのに対して、意外とこちらはドロッとした中華料理屋風のラーメン。

　味噌に特徴的な風味が付加されているようです。

　むむ、もしかするとゴマ？

　そのあとは、どどーっと食べまして、も～～うオナカいっぱい！

　やー、うまかったなー！

　もうダメ、ゆるして！

ねえ、キシナミさん。

ん？どしたの？

これ、どうすんですか？

半チャーハン （麺屋ごんちゃん）

ををををを・・しまったぁー！！

　大満足の本格会津風ラーメンでございました。

　ラーメンって、ホントにいいもんですねぇ♪　あはははは！

/// end of the“その58「麺屋ごんちゃん」” ///

《追伸》

　やはり、看板ラーメンを食べないわけにはいかないと、早速、週明けに帰ってきたケイコを連れて行ってまいりました。

ね、ケイコ。アリカちゃんに教わったラーメン屋だよ、「ごんちゃん」。

そこの「ごんちゃんラーメン」を食べるのね？

　ということで、注文したのがこちら。

ごんちゃんラーメン （麺屋ごんちゃん）

　挽肉たっぷり、すりゴマとラー油の坦々麺でございます。

　この日は、麺とスープがいずれも少しぬるい感じ。

　辛味を強調しすぎないために、いつもこうしているのでしょうか？

　ま、これはこれで満足の一品。

　で、ケイコは僕のオススメのワンタンメン・・・

ワンタンメン （麺屋ごんちゃん）

このネギが、毎日「まーまんじゃー」から仕入れてるネギだよ。ふっふっふ。

はい、プレゼント。 おーっほっほっほ！

あー、なにすんだよー！

ワタシ、ネギ嫌いなの。

そうだったぁー！！　（オーマイガッ！）

　

　では、また次の「新・ラーメン道」で・・・See you again !

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