Our Way
of Ra-a-men 55
岸波 皆さん、今日もおいしいラーメン喰ってますか~!
退かぬ!! 媚びぬ!! 省みぬ!!
“愛ゆえにラーメンを捨てられない男”が、またやって参りました。
先週、会津に車をもう一台持って行きました。
何故かと申しますと、うちの親父が足を骨折して運転できないからです。
親父は全治一ヶ月とかで難儀ですが、僕は車でどこへでも行けるので大変便利。
~ということで、お昼は少し足を伸ばしておいしいラーメンを食べ歩いております。
たとえば、ホラ、こんな・・・
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関さんラーメン
(会津若松市)
←機会があればご紹介! |
で、それはオイオイご紹介することにいたしまして、まず、書かなくてはならないのが「南京飯店」。
最近、博物館周辺では、一番よく通っているラーメン屋であります。
副館長、お昼は「高砂食堂」じゃなかったんですか?
ワケあって、「南京飯店」に変更したんです。
なんでまた?
高砂食堂の漫画、全部読んじゃったんですよ。
ええー!
“漫画の切れ目が縁の切れ目”というワケではないですが、今のところは「南京飯店」の『クロサギ』を読みに行く毎日であります。
ということで、こちらが『クロサギ』・・・
クロサギ
いやー面白いマンガですねー。
これがあるから「南京飯店」、やめられません。
ということで、ラーメン道、もういっちょー!!
1 老舗「南京」
僕が良く行く「南京飯店・城前店」は、会津の中華の老舗。
会津ラーメンでもなく、もちろん喜多方ラーメンでもない中華料理のラーメンです。
会津若松市には三店舗ありますが、いわゆるチェーン店ではなく弟子に暖簾分けして増えた店。
その本店は、街中の東邦銀行の横にある「南京・一乃町店」。
10年ほど前に会津に居た折には、カラオケ帰りによく利用しておりました。
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南京・一乃町店
(会津若松市) |
で、博物館近くの「城前店」ですが、最初に行ったのは会津に来てすぐ、ケイコと車でラーメン屋を物色していた時のこと。
県立病院前を通り過ぎた辺りで、南側の奥まったところに大きな看板が。
あら、あんなトコにラーメン屋が・・。
ほーぅ、南京飯店・・・。
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南京飯店/城前店
(会津若松市) |
店の玄関に見える「らーめん ギョーザ」のたて看板。
ここなら間違いないよ。じゃ、行ってみようか。
何せ10年前、カラオケ帰りに散々お世話になった「南京」の姉妹店なのですから、味は太鼓判です。
店に入りますと、中央にUの字型のカウンター、奥に畳の小上がり、手前に中華の丸テーブルがあります。
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店内の様子
(南京飯店) |
カウンターに座った僕たちは、まずメニューを物色。
うわ、すごい数のメニューがあるよ。
ほーぅ、どれどれ・・?
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メニュー
(南京飯店) |
「うまさに思わず舌つづみ」か、なるほど。
どれも美味しそうね。
台湾ラーメンとかチャーハンとか目移りして困るのですが、まずは王道の醤油味。
それじゃ僕はワンタンメン。
じゃ、ワタシも。
ケイコ、別なのにしなよ。取材だよ、取材。
じゃ、ワタシがワンタンメンで、オトーサンが味噌らーめん。
ええー! (結局、僕が別のかよ!)
~ということで、チームワーク抜群の僕たちは、注文もすっきり。
←(すっきり…)daddy
いやが上にも、期待に胸は膨らむのでした。
2 実食!
入った時には気づきませんでしたが、カウンター越しに壁を見ると、美しい風景写真がたくさん飾ってあります。
もしかすると、これは店主の趣味かもしれませんな・・。
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壁の風景写真
(南京飯店)
←ちょっと見えにくいけど「月」の写真。 |
はい、オマチドーさま!
おっ、キタキタぁ~!
まず、やって来たのは味噌らーめん。
ホントは醤油味を食べたかったのですが、夫婦の力関係によりまして、僕の分になった味噌ラーメン。
しかぁしっ!
転んでもタダでは起きまないのでありますよ。
ほ~れ、バターをトッピングです・・・
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店内の様子
(南京飯店)
←バターもトッピング。 |
あま~い味噌の香り、シナチクに若布にコーン、オツユもたっぷり・・・
おっと、このままでは、麺が隠れて見えませぬ。
~ということで・・・
どれどれ、麺の様子はと・・・?
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麺はこんなふう・・
(南京飯店) |
いい香りね!
高砂食堂と同じタイプの麺だ。
僕が最も好きな太い平打ちちじれ麺ですが、表面に“照り”がでて“コキッ”という食感が特徴。
ここの博物館前通りにある「高砂食堂」、「すみれ食堂」の麺と、とても似ています。
←(もしかして、同じ仕入れ?)daddy
実際食べてみますと、スープは油を抑えたアッサリ系で、香り豊かなヘルシーラーメンでございます。
さて、ケイコのワンタンメンはと・・・?
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ワンタンメン
(南京飯店) |
をををををー!
こちら、文句なく美味しいです。
中華ラーメンに独特なカキ油とかすかな八角の風味が、でしゃばり過ぎずに全体をコーディネート。
以後、この「南京飯店」には長く通い続けることになるワケですが、最も多く注文するのがこのワンタンメン。
ここの醤油系ラーメンは全て美味しいのですが、特にオススメがワンタンメンとモヤシラーメンでございます。
美味しかったねー・・・だけど・・・
ん、なにか問題が?
ここって、中華飯店らしくないと思わない?
何で? どっからどう見ても中華飯店でしょうが。
さっきから気づかないの? ここの店内BGM。
(店内BGM)
♪たったひとりのぉ オフクロさぁんにぃ~
楽なくらしを さぁせぇたくて~
兄弟舟はァ~ 真冬の海ぃへ~♪
あ~れ~、何故にド演歌?!
風景写真とド演歌が趣味らしい「南京飯店・城前店」、ウィーク・デイのお昼に来ていただければ、かなりの高確率で僕に会うことができますよ~!
いやぁ、ラーメンってホントにいいもんですね♪ あはははは!
/// end of the“その55「南京飯店/城前店」” ///
《追伸》
では、ほかの日に食べた別メニューもご紹介。
まずは、塩タンメン・・・
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塩タンメン
(南京飯店) |
野菜のボリュームたっぷりであります。
そして、塩バターラーメン・・・
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塩バターラーメン
(南京飯店) |
こちらは、意外とアッサリ系。
塩スープが薄味で、ヘルシー系であります。
そして、ホンコンラーメン・・・
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ホンコンラーメン
(南京飯店) |
カキ油の肉野菜炒めをぶっ掛け。
ちょっと、胃に来ます。
で、お次はドンブリが主役・・・
完食後のドンブリ
年季の入ったどんぶりでございます。
模様もかすれております。
・・・でも、こういう使い込まれたドンブリを大切にする店、僕、嫌いじゃありません。
では、また次の「新・ラーメン道」で・・・See
you again !
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