Our Way
of Ra-a-men 44
岸波 皆さん、今日もおいしいラーメン喰ってますか~!
退かぬ!! 媚びぬ!! 省みぬ!!
“愛ゆえにラーメンを捨てられない男”が、またやって参りました。
10月初めの土曜日のこと、まだ食べていないラーメン屋に行ってみよう思い、ネットをググっておりました。
そして気になったのが二店。
その一つは、福島市内上野寺に出来たという白河ラーメンの「くぬぎ」でございます。
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手打ち中華
(白河手打ち中華くぬぎ) |
何でもこの店は、某新聞社から脱サラした記者が始めた店で、スープは「白河系」。
←(すずき食堂で修行をしたそうな。)daddy
でも、手打麺の方は極太平打ちということで、喜多方系を彷彿させる~僕にとってはムフフ・・というコラボレーション。
そしてもう一店は、「ロイヤルインドレストラン」のすぐ近くにある「金ちゃんラーメン」。
こちらについては、以前、メンバーの未来を見つめるジーン君から次のようなメールが・・・
未来を見つめるジーン
ラーメン道、いつも楽しく拝見させていただいています。
卸町にある「金ちゃんラーメン」はもう行かれたでしょうか。
山形系のラーメンですが、とても美味しいです。
是非一度、お試しを。
~はてさて、どちらに行ったものか?
えーい、困った時にはケイコに聞いてみよう!
ということで、ラーメン道、もういっちょー!!
1 金ちゃんラーメンへの道
ケイコ、今夜はラーメン食べに行こうよ。
いいわよ、どこ行くの?
それがね・・・二つあって、白河系と山形系とどっちがいい?
まずは、こんな時間(20時頃)に開いてるかどうか調べなさいよ。
うむ、ごもっとも。
ということで、営業時間を調べてみますと・・・
「金ちゃん」はおっけー、「くぬぎ」はと・・・ええー!!
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金ちゃんラーメン
(福島市) |
どうだったの?
ナンと、17時までで終わってる!
選択の余地無いじゃん。(まったくドジなんだから)
~ということで、僕ら仲良し夫婦は、一路金ちゃんラーメンへと急いだのでありました。
さあ、目指すは福島市の北方にある卸町。
地図によりますと、卸団地の真南にあるはずなのですが・・・
南側って・・・真っ暗だよ、ケイコ。
もう閉まったのかしら。
変だなぁ・・。
そもそも卸団地の南側には、ラーメン屋らしき建物が見当たりません。
で、よく目を凝らしてみると・・・
あ、「金ちゃんラーメン」の看板が!
だけど、店はないわよ。
それもそのはず、看板は駐車場への誘導板で、どうやらビルの裏手に廻り込んだ場所のようです。
あったー!!
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金ちゃんラーメン
(福島市) |
空腹を抱えて、運転30分。
これぞまさに“地獄で仏”に出会ったよう。
さあ、どんなラーメンなのか、いやが上にも気分は盛り上がって参りましたー!
2 サービスおつまみ
引き戸を開けて入りますと、まず目に飛び込んでまいりましたのは、きちんと整頓された清潔な店内の様子。
マスターとオカミさんが出迎えてくれました。
閉店時刻も近いため、既にお客さんは居なくなっておりましたが、僕らが入店した後で二組ほどのお客さんが。
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店内
(金ちゃんラーメン) |
僕らは一番奥のテレビに近いテーブル席に陣取ることにいたしました。
この金ちゃんラーメンは、もともと山形県は南陽市に本店のあるチェーン店。
関西のほうにも「金ちゃんラーメン」というチェーン店やカップ麺があるようですが、ルーツは全く別のようです。
山形のラーメンと言えば、福島県人には醤油味極細ちりちり麺の米沢ラーメンがお馴染みですが、この金ちゃんラーメンはどちらかというと喜多方系に近い太目の平打ち麺です。
さあて、何を食べようかなっと・・。
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メニュー
(金ちゃんラーメン) |
メニューはいたってシンプル。
中華そばと味噌らーめん、チャーシューメンに味噌味チャーシューメン・・・塩味はやっていないようです。
ということで、僕が味噌らーめんの大盛(100円増し)でケイコは中華そば、それから・・・
ビールを一本!
キリンとアサヒとどちらにしましょうか?
じゃあキリン! (別にどっちでもいいけど)
~ということで、たちまち出てまいりましたのがコレ。
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ビールとお通し
(金ちゃんラーメン) |
「サービスです」ということで、ビールに煮魚のお通しが付いています。
こういうところ、実に心遣いが行き届いています。
これが幸楽苑あたりですと、ラーメンと餃子とビールを注文して、まずはビールが出る。
←(ここまではいい。)daddy
でも、おつまみの餃子が出てこない。もちろん、サービスのおつまみも無しなのでビールはハカ行かない。
やがてラーメンが出て、それを食べ終わる頃にようやく餃子。
ラーメンを食べてからでは、さめてしまったビールやおつまみの餃子は不要です。
結局、出し易いものから出すだけで、お客のニーズは完全無視なワケです。
(この店はデキルぞ・・。)
さらに期待は高まったのでした・・。
3 愉悦のラーメン!
出てきたおつまみがまた、ナカナカの一品。
おっ、ウマイよこれ!
甘すぎず辛すぎず、心地よく喉を通り抜けるビールの爽やかさをいやがうえにも際立たせてくれます。
そして、ちょうどビールを飲み終える頃合いを見計らったように・・・
おまちどうさまー!
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味噌らーめん(大盛)
(金ちゃんラーメン) |
くーっ、旨そうだぁ!!
どーんと置かれた味噌らーめん。
太麺に味噌スープ、ナルト、ネギ、チャーシュー、メンマにたっぷりのコーンとワカメ。
そして・・・
いやーたまんないよ、この焦がしニンニクの香り!
炒めたニンニクとショウガの香ばしい匂いがヨダレをどどーっと噴出させまして・・・
いっただきま~す!
ウマイです。
ほかに言葉が見つかりません。
本当にウマイです。
喜多方の味噌らーめんの名店である「来夢」(らいむ)とも相通ずるところがあります。
怒涛のがぶり寄りであります。
一方、ケイコの中華そばですが・・・
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中華そば
(金ちゃんラーメン) |
これがまたウマイんだわ、いやホント!
油を多用しないアッサリ系で、煮干を効かせた透明スープ。
味噌らーめんで大満足した後なので、少しだけケイコから分けてもらいましたが、いやはや・・・幾らでもイケそうな感じです。
今日は、金ちゃんラーメンに来て大正解でありました。
ケイコ、大正解だったねぇ。
美味しかったわぁ。
五右衛門とどさんこが閉店してから、福島市内ではオススメできるラーメン屋は無かったけれど、今日からはこの金ちゃんラーメンが僕的ナンバーワンだよ。
ええー! そんなにー!
←(「もみじ食堂」と夜間ナンバーワンの「天水」は別格です。)daddy
思わぬ収穫があったこの日のラーメン探訪。
これも未来を見つめるジーン君が、僕にメールで知らせてくれたお陰です。
ありがとう、ジーン君、大感謝!!!
/// end of the“その44「金ちゃんラーメン」” ///
《追伸》
この金ちゃんラーメンは、たいそう美味しゅうございました。
ところで・・・
店を出る時、壁に気になるチラシが貼ってあったのです。
そこには、「麺や すみれ 万世町パセオ通り オープンしましたので宜しくお願いします」との文字が。
何故に別のラーメン屋の紹介が・・・?
この時は分からなかったのですが、実はこの「すみれ」、金ちゃんラーメンからスピンアウトした兄弟店だったのです。
後日、ひょんなことからその事実を知るに至り、ふっふっふっふ・・・もちろん食べて来ましたとも。
まあ、そちらのご紹介は、また改めて!
では、また次の「新・ラーメン道」で・・・See
you again !
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麺や すみれ
←壁に貼ってあった気になるチラシ・・。 |
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