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  BGM "夢日和" by My WORLD

 

 
今回登場するメンバー
岸波岸波JACKJackなっちヤンなっちヤン飾り職人のヒデ飾り職人のヒデ
店員さん店員さんオバサンA オバサンA◆オバサンB オバサンB◆飾り職人のヒデTOSHI
 

Our Way of Ra-a-men 30Rio

岸波岸波 皆さん、今日もおいしいラーメン喰ってますか~!

 退かぬ!! 媚びぬ!! 省みぬ!!

 “愛ゆえにラーメンを捨てられない男”が、またやって参りました。

 「はせ川」と言えば、喜多方の地元民が一押しする隠れた名店。

 ここのラーメンの秘密と言えば、ずばり煮干の美味しさでしょう。

 しかし、“煮干ダシ”と言えば、忘れられない店があるではありませんか!

 そうです、新・ラーメン道その7「らぁめん好房はいずこ?」で、メンバーのJACKJackさんからご紹介いただいた「らぁめん好房」であります。

 あの強烈なイリコ(煮干)ダシの美味しさにクラクラさせられたものの、残念ながら、好房の麺は僕の好きな平打ち太麺ではなかったのです。

 ところがっ!

好房ラーメン

好房ラーメン

(らぁめん好房)

 ある日、メンバーのなっちヤンなっちヤンから次のようなお知らせが・・・

なっちヤンなっちヤン

 隠れラーメンファンとしては沈黙を守ろうと思っていたんですが、つい「煮卵」という単語に触れてからは勝手に手が先日仕事にて 喜多方市清水が丘1-11にある「さゆり食堂」にいきました。

 煮干だしのラーメン、編集長といつか行った須賀川市の「ラーメン好房」を思い出しました。

 ラーメン好房よりは、煮干だしが薄く大変上品なラーメンでした。

 2/27日付けラーメン道のコメントに出ている 「二人は喜多方の太麺であのラーメンを食べたかった」と悔やんだくだりがありますが、編集長には大変ザンネン!!・・・ですが大変おいしかったですよ!!!

ラーメン

ラーメン

(さゆり食堂)

by なっちヤン

 このメールをもらって以来、「いつの日にか必ず!」と心に期しておりました。

 そして、その千載一遇のチャンスがようやく訪れたのです。

 というのも、この「さゆり食堂」は、前回取り上げた「はせ川」の至近距離にあるのです!

 そしてまさに、前回のラーメン道の最後のセリフこそ・・・

岸波もう一軒、ハシゴしよー!

飾り職人のヒデ やはりっ!!

 ~というもの。

 ならば当然、我々が次に目指すのは“地元支持三強店”の二軒目「さゆり食堂」をおいて他にありますまい。

 いざ往かん、敵は幾万ありとても!

ということで、ラーメン道、もういっちょー!!

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1 魅惑のらーうどん? Rio

 さて、「はせ川」を出てから、さらにラーメンのハシゴをすることにした岸波飾り職人のヒデ飾り職人のヒデ君。

 目指すは、「はせ川」を探し回るうちにふと眼に入った「さゆり食堂」。

 通りから少し奥まったところにあるので、普通に走っていては気付かずに通り過ぎてしまうような店です。

 しかし、なっちヤンからのメールの件もあり、僕の脳裏にはしっかりと記憶されていたのです。

 ということで、程なく駐車場に到着。

岸波ヒデ君、さっそくお店の写真を撮るよ。

飾り職人のヒデ はい・・・あ!

 ~と、何に気がついたか、急にお店の入口に駆け寄るヒデ君。

 見れば、強風に煽られて「さゆり食堂」のノレンがめくれ、「さゆ 堂」になっている。

飾り職人のヒデ はい、オッケーです。

 ノレンを直して、はいパチリ!

 今度はきちんと「さゆり食堂」になっている。

さゆり食堂

さゆり食堂

←場所は「はせ川」に近い。

 お店に入ると中は結構広めで、お客は八分の入り。

 僕らは窓際のテーブルに陣取ると、早速、メニューを吟味することに・・・

岸波あれ?

飾り職人のヒデ どしました、参事?

岸波ここに、変なメニューがあるんだよ。

飾り職人のヒデ えー・・・“らーうどん”?

気になる“らーうどん”

気になる“らーうどん”

(さゆり食堂)

 そういえば、昔、県北梁川あたりのラーメン屋に「ラどん」と「うーメン」というメニューがあったのを思い出しました。

 たしか、「ラどん」の方がラーメンスープにうどん入り、「うーメン」はうどんツユにラーメンの麺だったような気がする。

 おそらく、同じような趣向ではあるまいか?

飾り職人のヒデ じゃ、参事はそれですか?

岸波うむぅ・・・初めて来て、ラーメン以外を食べるのもなぁ。

 と、そこに店員さんが・・・。

店員さん ご注文は何にしますか?

岸波ラーメンをお願いします。(王道で)

飾り職人のヒデ じゃあ、わたしも。

岸波ちょい待ち、ヒデ君。 取材、取材!

 別メニューを促す僕に、ヒデ君は再考。

 そこで、テーブルの上に立てた「おすすめメメニュー」に眼を留める・・・

当店おすすめメニュー

当店おすすめメニュー

(さゆり食堂)

 そこには“当店おすすめ!!”として、チャーシューメン&野菜たっぷりみそラーメンの文字が。

 しかし、ヒデ君は先ほど「はせ川」で絶品みそラーメンを食べたばかり。

飾り職人のヒデ じゃあチャーシューメンにします。

店員さん はい。では、しばらくお待ちください。

 ということで注文完了。

 さて、いかなる麺が出てまいりますやら・・・。

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2 凄いぞチャーシュー!Rio

 店内を見回してみると、ウィークデイのせいもあるかもしれませんが、ほぼ全員が地元のお客さんのよう。

 目をひいたのは、若い男女のカップルが三組いたこと・・・うち、一組は高校生カップル!

 ここ喜多方でラーメン・デートというのは、ごく普通のことなのです。

店内の様子

店内の様子

(さゆり食堂)

飾り職人のヒデ 参事、ずいぶんキョロキョロしてますが?

岸波いや、誰か「らーうどん」を食べてないかと思ってさ。

 残念ながら「らーうどん」の注文は見当たらず、「手作り餃子」を注文しているお客さんが思いのほか多い。

 きっと人気メニューなのでありましょう。

 ところで、以前ネットで「さゆり食堂」について調べていて、気になったことが一つ。

 それは、食べた人によって感想がまちまちであったこと。

 ここの味の決め手は「はせ川」と同様に煮干ダシなのですが、それが「濃厚だ」とする人と「上品な味」だとする人。

 また、スープに蓋をするように「油がたくさん浮いていてアツアツ」だとする人と「アッサリ系」だとする人。

 かなり正反対ともいえる様な評価だったのです。

 人の好みもあるでしょうが、もしかすると「はせ川」のように、研究途上でいろいろなパターンを試している最中なのかもしれません。

 そんなことを考えているうちに、一つ前のテーブルからオバサンの悲鳴が・・・

オバサンA うわー、凄い量!

オバサンB どうすんの、こんなに頼んじゃって!

 身を乗り出してみると、どうやらその二人のオバサンたちは、無謀にも「チャーシューメン」の大盛りを二人前注文してしまったよう。

 たしかに、ドンブリが大きい上に、もったいないほどにタップリ注がれたスープ。

 そして・・・なんと言っても、分厚いチャーシューが7~8枚! ←(麺が見えない)

チャーシューメン

チャーシューメン

(さゆり食堂)

←これはヒデ君の普通盛りの写真。

 しかもこのチャーシュー、かなりの厚みがあります。

 こっ、これはぁ・・・(食べきれるのか?)

オバサンA ちょっとぉ! 小さいドンブリをちょうだい!

オバサンB わたしもっ!!

店員さん はい。ただいまお持ちします。

 ~ということで、小分けにしながら食べ始めました。

岸波(うむぅ・・・しかし。)

飾り職人のヒデ (どしました?)

岸波(結局、全部食べるんなら同じことだよね。)

飾り職人のヒデ (たしかに・・。)

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3 お味はいかに?!Rio

 お客さんが多いため、待つ事約12~3分。

 ようやく、僕らのところにも注文のラーメンが届きました。

店員さんおまたせー。

岸波はい、ラーメンは僕!

 おっとー、普通のラーメンなのに結構ボリューム感あるぞぉ!

ラーメン

ラーメン

(さゆり食堂)

 まず目に入るのは肉厚のチャーシュー。

 普通のラーメンで3枚入っておりました。 (これでも十分だな。)

 そして、ナルトにシナチク、小口ネギと、はせ川の醤油ラーメン同様、オーソドックスな組み合わせです。

 見た目には、アブラが多い感じは受けません。

 麺はそれほどの太麺ではなく、やや太めの縮れ麺。

 早速、麺を食べてみると・・・

岸波んまい!・・・・ けど・・・濃いっ。

飾り職人のヒデ うむっ。

 「濃厚」・「アッサリ上品」という正反対の評価があった訳ですが、この日僕らが食べたラーメンのスープは、むせそうなくらいの超濃厚ダシ。←(二人とも同じ感想。)

 そして、残念なことに、麺が茹で過ぎのようです。

岸波これは、全部食べられないかもしんないぞ。(困った)

岸波ん、待てよ。これはこれで・・・(ズズズズー)

岸波うっ、濃すぎて変に甘い。(参った)

岸波じゃ、もうちょっとだけ・・・。(ズズズズー)

岸波ふむふむ・・・。(ズズズズー)

岸波ほぅ・・・。(ズズズズー)

岸波あー!  (飲んじゃった!)

飾り職人のヒデ お約束のパターンですね。

 結局、二人とも完食。

 さっきのオバサンたちも完食です。(うむっ!)

岸波どうだった、ヒデ君?

飾り職人のヒデ スープは、ここまで濃くしなくても・・・あの半分でもいいですね。

岸波チャーシューも柔らかいけど、ちょっとしょっぱかったな。

 ~と、微妙な評価に終わった今回の「さゆり食堂」行き。

 でも全部食べられたし、味も改良途上のようですから、また確認に来なくてはなりますまい。

 何と言っても、まだ「らーうどん」も食べていませんし・・。

 ねっ!

 

/// end of the“その30「さゆり食堂」” ///

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《追伸》

 3月から4月上旬までは、職場などの歓送迎会が花盛り。

 昔は、二次会のカラオケの締めはラーメンと決まっていましたが、ここへ来て異変が・・・。

飾り職人のヒデTOSHI 参事、夕べは食べて来ましたよ。

岸波ほぅ、TOSHIちゃん、何を?

飾り職人のヒデ あれですよ、「のんこちゃん」のチャーハン。

岸波ウマイだろう、アレ。僕は福島イチだと思うな。

飾り職人のヒデ ええ。ワタシもこの前参事と食べたのが忘れられなくて。

 ~ということで、福島市駅前の東北電力ビル向かいの「のんこちゃんラーメン」は、夜だけやっているお店なのですが、ここのチャーハンが絶品!

 最近の僕らの飲み会明けの定番コースになっているのです。

 そんなワケで、ちょっと写真をご紹介。

 

 では、また次の「新・ラーメン道」で・・・See you again !

絶品チャーハン

絶品チャーハン

(in のんこちゃん)

気になる“らーうどん”

気になる“らーうどん”

(さゆり食堂)

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