Our Way
of Ra-a-men 30
岸波 皆さん、今日もおいしいラーメン喰ってますか~!
退かぬ!! 媚びぬ!! 省みぬ!!
“愛ゆえにラーメンを捨てられない男”が、またやって参りました。
「はせ川」と言えば、喜多方の地元民が一押しする隠れた名店。
ここのラーメンの秘密と言えば、ずばり煮干の美味しさでしょう。
しかし、“煮干ダシ”と言えば、忘れられない店があるではありませんか!
そうです、新・ラーメン道その7「らぁめん好房はいずこ?」で、メンバーのJackさんからご紹介いただいた「らぁめん好房」であります。
あの強烈なイリコ(煮干)ダシの美味しさにクラクラさせられたものの、残念ながら、好房の麺は僕の好きな平打ち太麺ではなかったのです。
ところがっ!
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好房ラーメン
(らぁめん好房) |
ある日、メンバーのなっちヤンから次のようなお知らせが・・・
なっちヤン
隠れラーメンファンとしては沈黙を守ろうと思っていたんですが、つい「煮卵」という単語に触れてからは勝手に手が先日仕事にて 喜多方市清水が丘1-11にある「さゆり食堂」にいきました。
煮干だしのラーメン、編集長といつか行った須賀川市の「ラーメン好房」を思い出しました。
ラーメン好房よりは、煮干だしが薄く大変上品なラーメンでした。
2/27日付けラーメン道のコメントに出ている 「二人は喜多方の太麺であのラーメンを食べたかった」と悔やんだくだりがありますが、編集長には大変ザンネン!!・・・ですが大変おいしかったですよ!!!
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ラーメン
(さゆり食堂)
by なっちヤン |
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このメールをもらって以来、「いつの日にか必ず!」と心に期しておりました。
そして、その千載一遇のチャンスがようやく訪れたのです。
というのも、この「さゆり食堂」は、前回取り上げた「はせ川」の至近距離にあるのです!
そしてまさに、前回のラーメン道の最後のセリフこそ・・・
もう一軒、ハシゴしよー!
やはりっ!!
~というもの。
ならば当然、我々が次に目指すのは“地元支持三強店”の二軒目「さゆり食堂」をおいて他にありますまい。
いざ往かん、敵は幾万ありとても!
ということで、ラーメン道、もういっちょー!!
1 魅惑のらーうどん?
さて、「はせ川」を出てから、さらにラーメンのハシゴをすることにした僕と飾り職人のヒデ君。
目指すは、「はせ川」を探し回るうちにふと眼に入った「さゆり食堂」。
通りから少し奥まったところにあるので、普通に走っていては気付かずに通り過ぎてしまうような店です。
しかし、なっちヤンからのメールの件もあり、僕の脳裏にはしっかりと記憶されていたのです。
ということで、程なく駐車場に到着。
ヒデ君、さっそくお店の写真を撮るよ。
はい・・・あ!
~と、何に気がついたか、急にお店の入口に駆け寄るヒデ君。
見れば、強風に煽られて「さゆり食堂」のノレンがめくれ、「さゆ 堂」になっている。
はい、オッケーです。
ノレンを直して、はいパチリ!
今度はきちんと「さゆり食堂」になっている。
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さゆり食堂
←場所は「はせ川」に近い。 |
お店に入ると中は結構広めで、お客は八分の入り。
僕らは窓際のテーブルに陣取ると、早速、メニューを吟味することに・・・
あれ?
どしました、参事?
ここに、変なメニューがあるんだよ。
えー・・・“らーうどん”?
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気になる“らーうどん”
(さゆり食堂) |
そういえば、昔、県北梁川あたりのラーメン屋に「ラどん」と「うーメン」というメニューがあったのを思い出しました。
たしか、「ラどん」の方がラーメンスープにうどん入り、「うーメン」はうどんツユにラーメンの麺だったような気がする。
おそらく、同じような趣向ではあるまいか?
じゃ、参事はそれですか?
うむぅ・・・初めて来て、ラーメン以外を食べるのもなぁ。
と、そこに店員さんが・・・。
ご注文は何にしますか?
ラーメンをお願いします。(王道で)
じゃあ、わたしも。
ちょい待ち、ヒデ君。 取材、取材!
別メニューを促す僕に、ヒデ君は再考。
そこで、テーブルの上に立てた「おすすめメメニュー」に眼を留める・・・
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当店おすすめメニュー
(さゆり食堂) |
そこには“当店おすすめ!!”として、チャーシューメン&野菜たっぷりみそラーメンの文字が。
しかし、ヒデ君は先ほど「はせ川」で絶品みそラーメンを食べたばかり。
じゃあチャーシューメンにします。
はい。では、しばらくお待ちください。
ということで注文完了。
さて、いかなる麺が出てまいりますやら・・・。
2 凄いぞチャーシュー!
店内を見回してみると、ウィークデイのせいもあるかもしれませんが、ほぼ全員が地元のお客さんのよう。
目をひいたのは、若い男女のカップルが三組いたこと・・・うち、一組は高校生カップル!
ここ喜多方でラーメン・デートというのは、ごく普通のことなのです。
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店内の様子
(さゆり食堂) |
参事、ずいぶんキョロキョロしてますが?
いや、誰か「らーうどん」を食べてないかと思ってさ。
残念ながら「らーうどん」の注文は見当たらず、「手作り餃子」を注文しているお客さんが思いのほか多い。
きっと人気メニューなのでありましょう。
ところで、以前ネットで「さゆり食堂」について調べていて、気になったことが一つ。
それは、食べた人によって感想がまちまちであったこと。
ここの味の決め手は「はせ川」と同様に煮干ダシなのですが、それが「濃厚だ」とする人と「上品な味」だとする人。
また、スープに蓋をするように「油がたくさん浮いていてアツアツ」だとする人と「アッサリ系」だとする人。
かなり正反対ともいえる様な評価だったのです。
人の好みもあるでしょうが、もしかすると「はせ川」のように、研究途上でいろいろなパターンを試している最中なのかもしれません。
そんなことを考えているうちに、一つ前のテーブルからオバサンの悲鳴が・・・
うわー、凄い量!
どうすんの、こんなに頼んじゃって!
身を乗り出してみると、どうやらその二人のオバサンたちは、無謀にも「チャーシューメン」の大盛りを二人前注文してしまったよう。
たしかに、ドンブリが大きい上に、もったいないほどにタップリ注がれたスープ。
そして・・・なんと言っても、分厚いチャーシューが7~8枚! ←(麺が見えない)
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チャーシューメン
(さゆり食堂)
←これはヒデ君の普通盛りの写真。 |
しかもこのチャーシュー、かなりの厚みがあります。
こっ、これはぁ・・・(食べきれるのか?)
ちょっとぉ! 小さいドンブリをちょうだい!
わたしもっ!!
はい。ただいまお持ちします。
~ということで、小分けにしながら食べ始めました。
(うむぅ・・・しかし。)
(どしました?)
(結局、全部食べるんなら同じことだよね。)
(たしかに・・。)
3 お味はいかに?!
お客さんが多いため、待つ事約12~3分。
ようやく、僕らのところにも注文のラーメンが届きました。
おまたせー。
はい、ラーメンは僕!
おっとー、普通のラーメンなのに結構ボリューム感あるぞぉ!
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ラーメン
(さゆり食堂) |
まず目に入るのは肉厚のチャーシュー。
普通のラーメンで3枚入っておりました。 (これでも十分だな。)
そして、ナルトにシナチク、小口ネギと、はせ川の醤油ラーメン同様、オーソドックスな組み合わせです。
見た目には、アブラが多い感じは受けません。
麺はそれほどの太麺ではなく、やや太めの縮れ麺。
早速、麺を食べてみると・・・
んまい!・・・・ けど・・・濃いっ。
うむっ。
「濃厚」・「アッサリ上品」という正反対の評価があった訳ですが、この日僕らが食べたラーメンのスープは、むせそうなくらいの超濃厚ダシ。←(二人とも同じ感想。)
そして、残念なことに、麺が茹で過ぎのようです。
これは、全部食べられないかもしんないぞ。(困った)
ん、待てよ。これはこれで・・・(ズズズズー)
うっ、濃すぎて変に甘い。(参った)
じゃ、もうちょっとだけ・・・。(ズズズズー)
ふむふむ・・・。(ズズズズー)
ほぅ・・・。(ズズズズー)
あー! (飲んじゃった!)
お約束のパターンですね。
結局、二人とも完食。
さっきのオバサンたちも完食です。(うむっ!)
どうだった、ヒデ君?
スープは、ここまで濃くしなくても・・・あの半分でもいいですね。
チャーシューも柔らかいけど、ちょっとしょっぱかったな。
~と、微妙な評価に終わった今回の「さゆり食堂」行き。
でも全部食べられたし、味も改良途上のようですから、また確認に来なくてはなりますまい。
何と言っても、まだ「らーうどん」も食べていませんし・・。
ねっ!
/// end of the“その30「さゆり食堂」” ///
《追伸》
3月から4月上旬までは、職場などの歓送迎会が花盛り。
昔は、二次会のカラオケの締めはラーメンと決まっていましたが、ここへ来て異変が・・・。
TOSHI 参事、夕べは食べて来ましたよ。
ほぅ、TOSHIちゃん、何を?
あれですよ、「のんこちゃん」のチャーハン。
ウマイだろう、アレ。僕は福島イチだと思うな。
ええ。ワタシもこの前参事と食べたのが忘れられなくて。
~ということで、福島市駅前の東北電力ビル向かいの「のんこちゃんラーメン」は、夜だけやっているお店なのですが、ここのチャーハンが絶品!
最近の僕らの飲み会明けの定番コースになっているのです。
そんなワケで、ちょっと写真をご紹介。
では、また次の「新・ラーメン道」で・・・See
you again !
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絶品チャーハン
(in
のんこちゃん) |
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気になる“らーうどん”
(さゆり食堂) |
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