Our Way
of Ra-a-men 27
岸波 皆さん、今日もおいしいラーメン喰ってますか~!
退かぬ!! 媚びぬ!! 省みぬ!!
“愛ゆえにラーメンを捨てられない男”が、またやって参りました。
このたび東京の大田区に出張いたしましたが、道中の連れ合いは、時々“天衣夢縫”にも登場するTOSHIちゃんとS田さん。
そして、紅一点のフクちゃんの計4名です。
目的は、大田区産業プラザ(PIO)で開催中の「おおた工業フェア」。
しかし、一行にはもう一つの“目的”があったのです・・・。
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太田産業プラザ PIO |
現地到着時刻は、ちょうどお昼時。
ならば、当然昼食の心配をせねばなりますまい。(ムフフフ・・)
準備は万端。旅の幹事長TOSHちゃんは、当地のめぼしいラーメン店をリストアップしておりました。
第一候補は、JR蒲田駅前の「らーめん潤」。
さぁ、これぞ“もう一つの目的”、「僕達のラーメン道」へGO!
ということで、ラーメン道、もういっちょー!!
1 僕らはラーメン探偵団!
新幹線からJR線を乗り継いで、やってきました蒲田駅。
目標の「らーめん潤」は目前・・・のはず。
さて、このへんだよね?
歩いて5分くらいだと思います。
で、どんなラーメンなの?
新潟の店で太麺です。もう一軒は細麺だったので「潤」の方にしました。
ん? もう一軒?
「呉屋」っていうんですが、同じ辺りにあるはずです。
同じ辺り・・・うーむ。
どしました、参事?
せっかく蒲田まで来たんだよな。
(何か悪い予感が・・。)
よしっ! 食べ比べだ!
ええー!(両方?)
ワタシ、ダイエット中なのに!
どちらが駅前ナンバーワンか、雌雄を決しなくてはなるまいぞ。
この重大ミッションを担うのは我々・・・名付けて“ラーメン探偵団”!
(別に、名付けなくとも・・。)
~ということで我らは意を決し、二軒のラーメン屋の探索に。
焼肉屋や飲み屋が林立する繁華街を通り抜けると、まもなく「潤」を発見!
あれぇ?
どしました、参事?
「呉屋」もあったぞ。
・・・道路の角に位置する「らーめん潤」のその向かい側には、「呉屋ラーメン」が対峙しているではありませんか。
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らーめん潤と麺匠呉屋
(道路の反対側) |
ほーぅ、位置関係からしても二軒はまさにライバル店。
はてさて、どちらのラーメンが美味しいのか。
我ら、“ラーメン探偵団”の軍配やいかに?!
2 らーめん潤
対峙する二軒のラーメン屋を前に、さて、どちらから入ろうか・・。
熟慮の上、やはりTOSHIちゃんオススメの「らーめん潤」から撃破することに。
「潤」は、友人であり「シンガ便り」の作者でもあるJUNの本名と同じ文字。
やはり、店長の名前が潤さんなのでありましょうか・・・。
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らーめん潤
←シンガポールのJUNと同じ文字。 |
店内に入ると、まだ時間が早いためか、お客は5分の入り。
入口横に食券の自動販売機があり、「大盛り100円」の文字を睨みながら、ぐっとこらえて醤油ラーメン(650円)の券を購入。
メニューには「小盛りラーメン」というのもあり、ダイエット中のフクちゃんは、こちらを購入。
カウンターの一番奥の方に陣取ると、早速、店内を記念撮影。
入口からは次々と新手の客が入って参りまして、中々の人気店であることがうかがえます。
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店内の様子
(らーめん潤) |
TOSHIちゃんは、僕と同じ醤油ラーメンを購入、S田さんは、敢えて別メニューの味噌ラーメンを購入。
あのぉ、コレお願いします。
(店員さん) はい。麺の固さとアブラはどうしましょうか?
(へ?アブラ・・?)
あのぅ、麺は固めでお願いします。
店員さんの言う“アブラ”の意味が分らず、そこはスルーして、茹で加減のみ指定しました。
すると、同じように聞かれた常連らしいお客さん・・・
「麺固め、大アブラ、白メシ!」
おっと・・・“アブラ”とは、ラーメンに浮かぶ背脂の量を指定するものだったらしい。
ふと、カウンターに眼をやれば・・・
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注意書き
(らーめん潤) |
ムフフフフ・・。
「ラーメン道」読者の方なら既にご承知のとおり、僕は太麺党であります。
ハイハイ待ちますとも。
アナタとならばいつまでも!
3 極太麺登場!
ワクワクしながら、カウンター越しに厨房を覗く。
カウンターの上には輪ゴムをかけた板があり、ここに注文票を挟んであります。
ちょうど僕の目の前が調理場で、てきぱきとドンブリが並べられ、醤油ダネ・味噌ダネが投入される。
(むふふふ、旨そうだぁ。)
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厨房の様子
(らーめん潤) |
ほどなく、“麺固め”を注文した僕の醤油ラーメンが先行して完成。
(店員さん) お待たせしました。
はいはい、お待ちいたしましたとも!
ワリバシを割る手ももどかしく、「お先に」と攻略に取り掛かる。
仲間達の視線がいっせいに僕のドンブリに注がれるが、ラーメン食うのに遠慮は無用。
おぉーっ、これはぁ!
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醤油ラーメン
(らーめん潤) |
んまいっ!
覚悟はしていたが、かなり迫力のある太麺。
喜多方ラーメンのような「平打ち太麺」ではなく、うどんタイプの四角麺。
透明に澄んだスープにたっぷり掛け廻した背脂との相性が素晴しい。
それにしても、トッピングされたチャーシューの大きさは尋常ではありません。
おっきくて、麺が見えないじゃないかっ! ←(ウレシ怒り)
また、特徴のある岩海苔のトッピング・・・磯の香りが実にこうばしい。
刻んであるのは・・・おっ、タマネギとはユニークではありませんか。
太目のシナチクも食感よく、どんどん食が進みます。
そうこうするうち、隣のS田さんの味噌ラーメンが到着!
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味噌ラーメン
(らーめん潤) |
なんだこれはぁ!
“普通盛り”とは思えぬ超ボリューム。
こちらは、タマネギではなく白髪ネギのトッピング。
カウンターには、取り放題のおろしニンニクがありまして、本来ならば、ここへ投入するところ。
(おろしニンニクと味噌スープの相性は抜群ですからね!)
しかし、今日は夕方からヒアリングがあるので、S田さん涙をのんで断念です。
味噌ラーメンのスープもちょこっといただいてみます・・・。
うーん、深い味だぁ!
先に食べ始めた僕は、先行して完食。
ドンブリにはまだスープが残っていますが、もう一杯食べなければならないので、じっと我慢。
でも、みんなはまだ食べ終わらない。
うん、もうちょっとだけ。(コクコクコク・・)
あれ?(キョロキョロ・・・) まだ終わらないのか・・・。
(コクコクコク・・)
・・・・・・。
・・・・・・。
しまったー! 全部、飲んじまったぁ!
~と、誰もが大満足の完食。
でも、これではまだまだ終わらない。
一方の雄、「呉屋」のラーメンはどうなのか?
ということで、この続きは次回のラーメン道で!
/// end of the“その27「らーめん潤」” ///
《追伸》
福島駅西口側にも新潟系のラーメン屋がありまして、ここの麺も同じ形です。
会津と新潟はお隣同士・・・この地域には太麺文化が根付いているのかも知れません。
ところで、この日の「おおた工業フェア」の会場で、TOSHIちゃんが不思議なパズル「矢れば出来る」を買いました。(下の写真↓)
五円玉の穴に、通るはずのない木の矢が見事に通っています。
(パズルと見本がワン・セットです。)
「木の性質を理解していれば通せる」ということですが、彼はどうやっても通せません。
面白そうなので、TOSHIちゃんがトイレに行く間、僕が借りていじっていました。
すると・・・
えぇー、参事っ!
ん? どしたの。
どうやって通したんですかっ!?
へ?
TOSHIちゃんは、僕が「見本」の方を手に持っているのを見て、腰を抜かさんばかりに驚いていました。
あはははは!
では、また次の「新・ラーメン道」で・・・See
you again !
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矢れば出来る
←五円玉に矢が通っている! |
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