Our Way of Ra-a-men 215
岸波 皆さん、今日もおいしいラーメン喰ってますか~!
退かぬ!! 媚びぬ!! 省みぬ!!
“愛ゆえにラーメンを捨てられない男"が、またまたやって参りました。
金ちゃんラーメンにでも行こうかと Reiちゃんを誘って出かけたものの、ケイ子がネットを確認してみると・・
あら、今日は休みだってサ!
おーまいが~!ヾ( ̄0 ̄; )
さて、どうしたものか・・
いっそ、桑折町の『どさん子ラーメン』に行ってみようか?
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どさん子ラーメン
(桑折店) |
ワタシはどこでもいいです。どうせ一人ではラーメン屋に行けないし。
じゃ、お菓子の「大野屋」に廻るついでに行こう!
←(「ついで」になっちゃってるし!)daddy
そんな流れで、久々の札幌ラーメンを食べることになりました。
ということで、ラーメン道、もういっちょー!
1 札幌ラーメンの思い出!
国道4号線を一路北上し、伊達市を越えてやってまいりました『どさん子ラーメン桑折店』。
←(お菓子を購入した「大野屋」は写真も撮ってないので省略。)daddy
すると、改めて「創業昭和三十六年」という文字が目に入る。
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どさん子ラーメン
(桑折店) |
昭和36年ということは、僕が生まれ幸楽苑が創業した昭和29年から7年後。最初は札幌ではなく東京墨田の町中華「つたや 餃子飯店」として創業した。
その後、創業者の青池氏が百貨店の物産展で「札幌ラーメン」と出会い、東京には存在しなかった「ラーメン専門店」という業態と「みそラーメン」という斬新なスタイルに感動し、「札幌ラーメン屋」に転向。
これが大当たりしてチェーン展開。1970年代には全国1200店舗を出店し、海外進出もする人気ブランドに。
どさん子パリ店
そうでした・・僕が高校の頃、福島市に最初にできた札幌ラーメン屋は、陣場町の「石狩」と旧バスターミナル前の「大王」、そしてその間近に開店した「みゆき」という三店でした。
やがて、駅前に「五右衛門ラーメン」と「どさんこ」(※どさん子ラーメンとは別系統の単独店)が開店する頃、郊外に恐ろしい勢いで「どさん子ラーメン」・「どさん娘ラーメン」・「どさんこ大将」という兄弟店だか何だか分からないチェーン店が増殖。
(福島でも札幌ラーメンが大ブームになりましたっけ。)
どさん娘
どさん子大将
ところが好事魔多し。似たようなコンセプトの上記三チェーンが競うように店舗数を拡大して飽和状態となり、80年代には消費者に飽きられるように。
さらに、午前11時から深夜まで夫婦で営業するスタイルが息子・娘に敬遠されて90年代に入ると後継者難で廃業が相次ぎます。
←("モーレツ時代"は長く続かなかった・・。)daddy
現在、福島市にはいずれのチェーンも存在せず、近場では桑折町や保原町、二本松市のバイパス沿いに存在するのみ。
ということで、あの懐かしの味を求めて一年に二回くらい、この桑折店に足を運んでいるのでした。
2 どさん子ラーメン桑折店!
いらっしゃませ~ すぐに席を準備しますのでお待ちください。
僕らが入店すると、ちょうど家族連れが帰るところで、すぐに座れるらしい。
1分ほど待って、店中央のテーブル席に。
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店内の様子
(どさん子ラーメン) |
奥の鏡の上に「どさん子の今までの50年 これからの50年」というチャートがある。
北海道に逆上陸したのが1971年で、この年に500店舗を達成したらしい。
さて、メニューはこれだね。Reiちゃん何にする。僕は元祖どさん子味噌。
同じのをお願いします♪
ワタシはそうねぇ・・あ、こんなのもある!
こちらのメニューには「白練」・「熟練」・「金練」・「赤練」という4シリーズが。
じゃ、白練を食べてみるか。
ということで、オネーサンを呼び出して注文。
「元祖みそ」は一つ大盛ね・・ついでに半チャーハンも付けちゃおう♪
じゃ、復唱します。
ということで、注文完了。
ニンニクとショウガはお使いになりますか?
両方、お願いします!
さて、いつもどおりのが食べられるかな・・。
3 元祖どさん子味噌!
お待たせしました~
あっという間に出来上がり、僕らのテーブルにドン、ドン、ドン。
ついでに、ニンニクとショウガのミニボトルもトン、トンと。
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着丼!
(どさん子ラーメン) |
これが「白練」かぁ、初めて見た!
「白練」
見た感じ、どの辺りが"白"練りなのかは分からない。多少、味噌が白っぽい感じもするが。
同じ麺かな? ケイ子、リフトしてみて。
ラジャー! (''◇'')ゞ
麺リフト中
ふむ。いつもと同じ中太麺のようだ。
で、Reiちゃんの普通盛り「元祖どさん子味噌」がコチラ・・
元祖どさん子味噌
ネギがけっこう山盛りな感じがする。モヤシ大盛の方が嬉しいんだけどな。
で、いよいよ僕の「大盛」の方・・
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元祖どさん子味噌
/大盛
(どさん子ラーメン) |
うん、昔ながらの「元祖・味噌」だ。
懐かしいけれど、とびっきり美味しいという事もない。味は普通。
ぢつは、札幌ラーメンとして一番通ったのは高校の時の「石狩」で、子供たちが出来てからは「五右衛門」がマストだったのです。(その頃、「石狩」は閉店していた。)
だから「五右衛門」が閉店した時はとても悲しかった。子供たちも大好きだったし。やはり12時間ぶっ通しの営業は年齢的に難しくなったのでしょう。
で、中身を食べ終えたところで半チャーハンに取り掛かる・・
半チャーハン
あれ、こんな感じだったかなぁ・・。
醤油が多めなのか色が黒い。食べてみると、これまた脂が多すぎてベッタリしている。
やばい・・食べきれるだろうか?
ラーメンの大盛を注文して半チャーハンを残したのではみっともない。ホウホウのテイで食べきり、ラーメンのスープも完食する。
やーお腹いっぱい! もぅ死にそう(笑)
あのさ・・麺が多かったのよね。半分食べてくれない? m9 ( ̄ー ̄)
オニ、アクマ、ひとでなし~!ヾ( ̄0 ̄; )ノ
いや~ ラーメンってホントにいいモンですね~♪
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end of the “その215「懐かしのどさん子ラーメン」” ///
《追伸》
結局、「白練」もちょっとだけ食べましたが完食ならず。
ラーメンて最初から食べ続ければ問題ないですけど、誰かのを途中から貰うと美味しくないのは何故でしょう?
それとも「白練」の味が僕に合わなかったのかなぁ。
ともかくも札幌ラーメンって、たまには恋しくなるんですよね。やっぱり高校生の頃、たくさん食べてたノスタルジーなのでしょうか。あの頃は夢中で食べてたな~
では、次の「新・ラーメン道」で・・・See
you again !
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