Our Way of Ra-a-men 213
岸波 皆さん、今日もおいしいラーメン喰ってますか~!
退かぬ!! 媚びぬ!! 省みぬ!!
“愛ゆえにラーメンを捨てられない男"が、またまたやって参りました。
皆さん、定期的に食べて居ないと禁断症状が起きるモノってありませんか? いえいえ、アブナイ話じゃございませんことよ。
僕の場合は、カツオの刺身と置賜町アンドンの朝鮮焼肉(→あるいはゆず庵のしゃぶしゃぶ:これは互換性がある)、それからラーメン関係だとワンタン麺・・
そしてっ!m9っ`Д´)
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極太麺
(うえんで食堂) |
”極太麺”なのでございます。(*ᴗˬᴗ)ウンウン
と言っても、つけ麺屋にあるような太く切っただけの棒麺や、なみえ焼そばのような”実はうどんか?”みたいなタイプではなく、会津伝統の『平打ち縮れ太麺』でなくてはなりませぬ。
会津に居る時は、それがデフォルトなので不自由しませんでしたが、コト福島に居るとなかなか食べられない。
←(そこが辛いところ・・。)daddy
ということで、福島でも食べられる極太麺を食べに行って参りました。
ということで、ラーメン道、もういっちょー!
1 会津の太麺!
高校の頃は昼食時、3人の仲間とともに学校を抜け出し、陣場町の『石狩ラーメン』で札幌ラーメンを食べるのが日課でしたが、仙台で過ごした大学時代は特にヒイキのラーメン屋もなく、お金もなく即席麺ざんまい。
それが県庁に就職して喜多方の事務所に配属になると、いっきにラーメンに再開眼しました。昼食の出前は事務所近くの『天龍』と『かどや食堂』のラーメンを交互に。
かど屋食堂@喜多方
休日には『坂内食堂』や『まこと食堂』などをフル回転。まさにラーメンざんまいの日々。
いずれも会津スタンダードの「平打ち縮れ太麺」で、それぞれに美味しかった。
そんな中でも”ご馳走”と感じたのが、若松市に出張した時に食べる『古川農園』の極太麺。
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ラーメン(太麺)
(古川農園) |
地元喜多方なら『食堂なまえ』の極太手打ちラーメン。
食堂なまえ@喜多方
冒頭の『うえんで食堂』も太麺ですが、これら極太手打ち麺は限られた店しかやっていなかったので、「ハレの日」感がありました。
で、福島に戻ってくると、喜多方ラーメン屋があることはありました・・仲間町にあった(名前は忘れたが)コーヒーと喜多方ラーメンを出す店とか、福島キャノン前の『めんくい』など。
しかし、いずれも定着せず、短期間で廃業してしまいました。
←(ハッキリ言って、どちらも”まがい物”と言うか美味しくなかった。)daddy
だから、家の近所に『幸楽苑』が出来た時には歓喜したものでした。昔の幸楽苑は今と違って、ちゃんと会津スタンダード「平打ち縮れ太麺」でしたから。
では、現在の福島市で「平打ち縮れ太麺」を食べられる店はどこかと言うと三軒あるのです。その一つが金谷川駅前の『中華蕎麦こばや』・・
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塩中華蕎麦(太麺)
(こばや) |
細麺もありますが、僕の推しは太麺、特にこの「塩中華蕎麦」はお勧めですね。
そして、もう一軒は瀬上町『自家製中華すずらん』。
自家製中華すずらん@福島市瀬上町
こちらの自家製麺は、全体として白河ラーメン系ですが、同じ白河系の『中華そば屋 佐藤』よりも太麺で、会津・喜多方系に寄っている。
そして最後の一軒が、昨年オープンした「道の駅ふくしま」の中の『麺処 ひろ田製粉所』なのであります。
2 麺処 ひろ田製粉所!
てなワケで、太麺食べたいから道の駅ふくしまに行こう!
どーゆーワケよ!(さっぱり分からないわ)
と、快く同意したケイ子を引き連れ、やって参りました道の駅ふくしま!
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道の駅ふくしま
(福島市大笹生) |
あれれれれ、ずいぶん空いてるね?
昨年6月1日にオープンした時は、駐車場整理員が大勢出るような賑わいでしたが、一年三か月たった今、駐車場はガラガラ。
うむむ、これはちょっとヤバイんじゃないのか?
で、さっそくフードコートに向かい、券売機で手揉み中華太麺のワンタン麺を購入。
券売機
券売機の隣にあるレストラン『あづまキッチン』の方は結構な賑わい。しかし券売機に行列はなく、フードコートの人影もまばら。
実は、オープンから半年ほど過ぎた今年初めも訪れているのですが、その時よりも更に人出が少ない。
で、フードコートに入ってビックリ。というのも、半年前まであれほど賑わっていた『大笹生カリー』が廃業していたのです。
消えていた『大笹生カリー』
メニュー写真で分かるように、二種のカリーにお惣菜4種を盛り込んだ斬新なスタイルでしたが、実際食べてみたケイ子に言わせると・・
コレ、何だったのかしら。
という厳しい評価で、見た目と裏腹に食べては美味しくなかったとの事・・。そう言えば、一回目のオープン間もない時期に来訪した時・・
開店早々「準備中」・・
メニューの一つに紙貼りで「準備中」という、実に雑な営業をしていたっけ。
おそらく、見た目の斬新さにほだされて食べて見たもののリピーターにはならなかったものと思われます。
さて、半年ぶりの「手揉み中華そば」は健在なのか・・その写真がこちら!
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ワンタン麺
(麺処 ひろ田製粉所) |
をっと、せっかく「太麺」テーマで来たのに、これじゃ麺が分からない!
ということで・・
ケイ子、写真撮るから麺をリフトして。
ラジャー! (''◇'')ゞ
麺リフト中
食べてみる。うん、相変わらず美味しい♪
絶妙な按配の旨味調味料。ラーメンはこれでいいのだ。
市内には『HOME』とか『麺や うあからやから』とか、無化調をうたいながら単に通常スープから化調を抜いただけような「引き算化調」の店もあるけど、抜いたのならせめて「化調」を超える出汁を取って欲しい。
出自が海藻類かサトウキビか違うだけで、同じグルタミン酸なのだから偏見を持つのはおかしい。きっと海原雄山が悪いんだな。要は「使い方」でしょ。
←daddy(旨味調味料には、外にも天然由来のイノシン酸、グアニル酸などが付加されている。)
しかし・・ 問題はこの道の駅ふくしまの客の少なさだな。売りの「ドッグラン」も利用者は居なかったし、このままではどんどん廃れてしまうのでは?
もっと皆んな、ここに食べに来て応援しなくっちゃ。
やー 久々に太麺らしい太麺を食べた。ところでケイ子は?
ワタシはコレよ。m9 ( ̄ー ̄)
会津の雪 ソフトクリーミィヨーグルト
ラーメン食べて応援しろよ~!ヾ( ̄0 ̄; )ノ
いや~ ラーメンもヨーグルトもホントにいいモンですね~♪
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end of the “その213「太麺の誘惑♪」” ///
《追伸》
確かに世の中には、旨味調味料に寄りかかり過ぎたラーメン屋もあったと思います。そこは否定しない。
でも、そんな店は、開店して3年以内の廃業が8割に及ぶという現在の厳しいラーメン業界では生き残っていけません。
もともと天然由来の旨味調味料を「化調」と呼び、いかにも実験室で化学合成したような印象を与えて「風評」を及ぼしたのは、グルメ漫画の罪でしょう。
たとえ「薬」だって摂りすぎれば「毒」となる。それは当たり前のことで、塩だって醤油だって酢だって同じ事。
僕も”百薬の長”とか言いながら、お酒を飲み過ぎないようにしないと、だな。(笑)
では、次の「新・ラーメン道」で・・・See
you again !
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