Our Way of Ra-a-men 173
岸波 皆さん、今日もおいしいラーメン喰ってますか~!
退かぬ!! 媚びぬ!! 省みぬ!!
“愛ゆえにラーメンを捨てられない男"が、またまたやって参りました。
先日、アカスリついでに郡山でラーメンを食べようと、ケイコと二人、向かいましたのは、あのっ有名店『北方らーめん』!
勘定してみましたら、何と・・ 6年ぶりっ! m9っ`Д´)
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「北方ラーメン」
(郡山市) |
最後に行ったのは、遺跡調査部時代にリジチョーとセンムらをご案内した、2016年1月28日のこと。
←(おっと、むしろ「7年弱」の方が近いかな?)daddy
このくらい間が空いていると、全然メニューが変わっていたり、味が変わっていたりしてもおかしくない。
さて、あの北方ラーメンは、昔のままの姿で僕らを迎えてくれるのでありましょうか!?
ということで、ラーメン道、もういっちょー!
1 北方らーめん!
そもそもこの『北方らーめん』は、喜多方で修行して開業した先代が高齢化のために店を締め、すこし間をおいてから二代目が別な場所で開店したのです。
先代の店を教えてくれたのがN主任と飾り職人のヒデ君。郡山に出張するたびに、ヘビーローテーションで通っておりました。
(だから廃業と聞いた時はショックだった・・)
ナビだと、この辺りのはずよ。
あった!あの右側にある店だ!
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「北方らーめん」への道
(郡山市) |
お昼少し前の時間帯でしたが、数少ない店の前の駐車場に停車することができ超ラッキー。
早速、扉をガラガラ引いて店内へ。
二代目 らっしゃーい!
おっと、以前はアルバイトの女の人が居たような気がするが、男性二人のオペレーションになっている。(日によって違うのかも)
店内で、真っ先に目に入って来たのが、この『東京卍リベンジャーズ』の垂れ幕。
東京卍リベンジャーズ
そうそう、この二代目お兄さんは、フィギュア収集が趣味のようで、前回もこの垂れ幕のあった辺りが棚になっていて、そこにぎっしりと詰め込まれていたっけ。
その、6年前の驚愕の姿が・・・コレだぁ!
ね、凄いでしょう?
この棚の部分が垂れ幕に変わっているワケだけど、前回の大量のミニ・フィギュアはどこにいってしまったんでしょうか?
で、垂れ幕の上に陳列されたやや大き目のフィギュアをよく見てみると、卍リベンジャーズばかりでなく『呪術廻戦』や『鬼滅の刃』も混ざっている。
これも前回は『ワンピース』だったはず。どうしても見せたいんでしょうね~(笑)
左側
入口に近い左側の方には、スーパーサイヤ人のゴクウも残っている。ドラゴンボールも好みのようだ。
右側
店の奥、右側のトイレの前の棚には、おびただしい種類の小さな仮面ライダーが。
で、上を見上げるケイコ。
テーブルの上
こちらはフィギュアではなく、鬼滅の人形たちが並んでいる。
ケイコはあきれ顔だ(笑)
さて、こうしちゃいられぬ。注文しなくちゃ・・ということでメニューを見る。
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お品書き
(北方らーめん) |
まず、「らーめん」が770円。前回6年前の画像を確認すると650円。約2割の値上げ。
麺だけ半分にした「1/2らーめん」や逆に3玉入っている「ジャンボメン」も健在。
←(初代の閉店の日に「ジャンボメン」を食べたっけ・・)daddy
そうそう・・ここ『北方』には「チャーシューメン」と「肉そば」が別メニューで存在している。
喜多方で「肉そば」と言えば「チャーシューメン」のことなので、有り得ないメニュー建て。ここの「肉そば」というのは「背脂らーめん」なのだ。
肉そば(※前回の写真より)
N主任と来ていた頃はまだ若かったので、この脂ギトギトを好んで注文していたっけ。
また、みそ味の「北方タンタンメン」も健在。しお味の「セロリらーめん」は消滅。逆に登場したのが「シンメニュー ハーフ&ハーフ」なる代物。
おそらく醤油と味噌を合せたものだろう。冒険し過ぎな気もするが、昔、会津若松のラーメン屋でもやっていた。(塩と醤油だったが)
結局、ケイコが「らーめん」、僕がその大盛りを注文。
さて、昔どおりなのか、それとも・・?
2 大盛りらーめん!
実は後日、重大なことに気付く・・。
大好きな「ワンタンメン」が見当たらなかったので、大盛りらーめんにしたのだが、ここには隠れた「ワンタンメン」が存在していたのだ。
それは下の方にあった『トッピング・メニュー』。
6年前の僕は、大盛りらーめん+エビワンタン・トッピングで注文していた!
その時の写真がコチラ・・
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大盛りらーめん
+エビワンタン
(北方らーめん:昔) |
コレ、コレ、コレっ!m9っ`Д´)
これこそ『北方ラーメン』の代表作。一回食べて感動してからは、ずっとコレばかり。それなのにどうして思い出さなかったのか・・(無念っ!)
チャーシュー・トッピングの「チャーシューメン」(1100円)があるんだから、エビワンタン・トッピングの「ワンタンメン」(1045円)もメニュー化すればいいのに。
そしたら、ためらわず注文したのにな・・。
さて、ほどなくリアルタイムの注文が到着。
コレが現在の「大盛りらーめん」(935円)だ・・
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大盛りらーめん
(北方らーめん) |
一見して気付く変化は、いま流行りの「大判チャーシュー」になってること。
コレって見た目は派手だけど、バラよりも食べずらいんですよね~・・みんな、そう思わないのかな?
麺は、二代目の麺そのまま。初代の麺は喜多方ラーメンそのものの「平打ち縮れ太麺」だったが、二代目は中太の縮れ麺に変えていたのだ。
でも、どっか違う。ちなみに6年前の「大盛りらーめん」の画像と比べてみると・・
6年前の大盛りらーめん
スープだ!! 色が決定的に違う。
で、実際、現在のものを食べてみると、基本的な方向性は変わっていないけれど、ぐっとシンプルになっている。逆に言うと複雑な味わいが消えた。
おそらく昆布系・煮干し系を減らしてイノシン酸中心に寄せたのだろう。
これは、アクリル板の向こうのケイコも同じ感想だった。
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らーめん
(ケイコの方) |
やはり、チャーシューのデカさだけが目に付く。
これだと「口に入れただけでハラリと崩れる」という、あの繊細な調理はできないのだ。
それをやっている代表格が、うちの近所の『しげ』。(↓)
しげの「しょうが醤油ラーメン」
この『しげ』のチャーシューの旨さは筆舌に尽くしがたい。
最近のラーメン屋のチャーシューが、みんな横並びで「大判」になり、しかも「大味」になってしまったことが非常に悔やまれる。
『しげ』のようなチャーシュー職人は、貴重な存在となって行くのだろう。
それなりには美味しかったけど、単調すぎて途中で飽きたね。
しょうがないんで、フィギュアの数を数えながら食べたわ。m9( ̄ー ̄)
ソコかいっ! ヾ( ̄0 ̄; )ノ
いや~ ラーメンってホントにいいモンですね~♪
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end of the “その173「再訪!北方らーめん」” ///
《追伸》
ワンタンメンにしてたらどうだったのかなぁ・・。
でも、スープのベースが変わっちゃってるから同じかも。化調の味が全面に出過ぎてる気もする。(決して「反化調主義者」ではないが)
もう一回行くかというと、ちょっと微妙ですね。
最近、郡山・本宮あたりの有名店はほとんど再訪した気がしますが、福島市近辺の方が、圧倒的に美味しいラーメン屋が多いと感じる。
こばや・吉倉食堂・しげ・大政・すずらん・五十番・紺や・薫寿・金ちゃん・龍園・成川、これだけでも十分だけれど、蕎麦屋・うどん屋・パスタ屋にもいい店あるし。
会津・喜多方、白河は別格と思うけど、福島市での選択肢も相当に幅広い。
福島市に生まれ育って、本当に良かったと思う今日この頃。
では、次の「新・ラーメン道」で・・・See
you again !
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