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BGM "夢日和" by My WORLD |
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1 創始 麺屋武蔵!
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小滝橋通り (西新宿) |
ぶらぶらしていたら、「麺屋武蔵」が目に入ってくる。食べてみるか。
少なくとも15年は食べていない。行列に恐れをなしてわずか1回食べただけだが。
幸い土曜日の夜8時で並びもなし(私が店を出る頃には5人ほどの行列)。
後で食べログ(なんと3.55という低評価)の口コミを読んでたら、この店は「創始 麺屋武蔵」と店名も変わっているし、創業者の山田雄氏もすでに引退しているという。
創始 麺屋武蔵
山田氏はアパレル業界出身で当時の茶色のユニフォームは山田氏のデザインのようだった。
まだ青山一丁目にも「麺屋武蔵」があった頃、店に立っていた山田氏に「新宿とこの青山一丁目の店はどっちのオープンが先なの?」と尋ねて何故か嫌な顔をされたことがあった。
私はこの青山一丁目店には10回以上入っていた。
新宿店ほど行列もなかったし、断然青山一丁目店の方が旨いと思っていたが、地上げで消滅した。
創業者の山田雄氏
こちらの青山一丁目店(「麺屋武蔵 青山(せいざん)」)が1996年オープンで先。
新宿店は1998年オープンで、こちらが1日1000杯売ったという大行列店 麺屋武蔵伝説を作った店である。
さて、今回2回目の入店になる新宿の「創始 麺屋武蔵」は19席のカウンター席だけの店だが、ほとんどの客はつけ麺を食べている。
私は、もちろんラーメン。900円。大盛無料なのでいい歳をして大盛にしてしまう。
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ラーメン大盛り (創始 麺屋武蔵) |
サンマ節を使ったのが売りだったがそのスープは変わっていない。
そしてなんともツルツルシコシコのほぼストレートの太い麺も昔のママである。角煮風チャーシュー、ちょっと濃い味付けのシナチクも。いやあ、感激、感激。
一部にチェーン化して味が一時期落ちたという口コミがあったが、復活しているようだ。
私の評価では80点(100点満点)である。
なおラーメン界では荏原中延の「多賀野」、中野の「青葉」(ダブルスープの創始店)、横浜市営地下鉄センター北駅の「くじら軒」(横浜淡麗系の創始店)と並んで「麺屋武蔵」は「96年組」と言われていると食べログにあるラーメンマニアの口コミには書いてある。
「96年組」
あの頃はまだラーメン市場が今みたいな飽和状態ではなくて、ラーメンのニュースターが次々に現れていて、我々にその世界の素晴らしさを伝えた時代だった。
この「96年組」は、横浜家系ラーメンや東池袋大勝軒系、そして三田二郎ラーメンなどの先行グループに、昔ながらの中華そば的な要素をミックスしているように思う。
とくに「多賀野」は私の不変の東京ラーメンベスト5だ。
なおこの96年組のうち、「麺屋武蔵」は全国15店ほど、「青葉」は全国20店ほどの一大チェーンに成長している。
/// end of the “その164 「創始 麺屋武蔵」” ///
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《追伸》
これは「節系ラーメン」なんだな。サンマか、珍しいな。(今や高級魚だけど)
つけ麺と同じ太麺を使ってラーメンか。つけ麺やではよくあるパターンだが、この店の場合はラーメンがメインでつけ麺も出したと言う感じかな。
写真にあるコンビニのカップ麺で食べたことがあると思うが、かなり濃厚だった。脂の濃厚さとは違うんで食べられたが、やはり僕はアッサリ系かな。
今は無き福島県庁裏の『もみぢ食堂』のように、毎日食べても飽きないラーメンが理想なんで、ちょっと敬遠する。
そう言えば昔、県庁の保健環境部に厚労省から出向してきた課長が「ラーメンは健康の敵!」のような事を言っていたが、アレって味の濃い東京のラーメンを食べてたから言ったんじゃないかな。
(多分、本当は好きなんだろうと見抜いたよ:笑)
では、次の「新・ラーメン道」で・・・See you again !
お店の場所
(創始 麺屋武蔵)
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